家の前の畑に残った、猫の足跡。
霜が降りるので、表面の土が浮いたようになっているので、
くっきりした足跡が残されることになったようだ。
わが家は前の土地に恵まれている。
最初に妻と住んだのは、1DKの汚いアパート。
そこの前は大家さんの家の大きな庭。
部屋は小さかったが、窓からは木の茂った庭を眺めることができた。
まるで、自分の家の庭を眺めるかのように。
次に住んだのは、2LDKのアパート。
3階建ての建物の周りは桑畑が広がっていた。
その次は、大規模開発、ニュータウン方式のマンション。
みんな同じようなコンクリートの塊しか見えない環境だが、
わが家は団地のはずれだったので、ドアのあるほうは川の土手が見えた。
そして、その次に住んだ今の家もリビングルームの前は、広大な空き地が広がっていた。
すぐに宅地化され、ぎりぎりまで家が建つのだろうなと心配していたが、
幸運なことに、空き地が畑になったが、10年以上そのままだった。
その後4,5年前から家が建ち始め、5軒くらいが建ったが、
まだ、家の前は畑が広がっている。
その畑を、家の猫ミュー様は広大なトイレとして使用している。
猫って蛇行してして歩くんですね。
お家の前が「畑」は幸運です、家は前のお宅が新築のため取り壊されたとき うわ~こんなに明るいんだと驚きました。日当たりは、何にも変えがたい財産ですよね。
見ていたわけではないので、
なにか違ったことが原因で、
地上に記されたものかもしれません。
実物を見たかったな
仮説、実験、観察。
近代主義の向こう側。
猫は静かにやってくる。