50男の失恋立ち直り日記

立ち直るまでの忘備録

失恋5日目・・・とうとう涙

2020-02-05 20:56:00 | 日記
さて5日目の出来事を記しとこう。
その日は朝から憂鬱でたまらなかった。
夜は会社の新年会だった。
早く一人にして欲しいのに。
とりあえずその日は欲しかったスニーカーの抽選日だった。
気分的にはもうスニーカーはしばらく良いかなと思っていたが、どうせ外れるだろうし、当たったら少しは気が晴れるかな?的な感覚で応募。
しばらくすると当選の連絡。
新年一発目の抽選で当たったのだから、本来であれば喜ぶべきところ。
それなのにどうせ足数多かったんだろう。
簡単に当たるなんておかしいといった具合に素直に喜べない。
いつもだったら仕事中でもニヤニヤが止まらないのに。
こんな調子で1日仕事をこなし、気分も上がらないまま新年会が始まった。
自分のここ数日間の様子を知ってか知らずか、やけに後輩がウザいくらいに話しかけてくる。
仕事の話をする訳でもなく専ら、自分の結婚前の準備話やら馴れ初めやら。
あと時々下ネタも絡ませながら。
心ん中では

ったく、こっちの気持ちも考えろよ!

ってな具合だ。

なのにいつのまにやら笑ってバカ話してる自分が居た。
久しぶりに楽しい酒だった。
なんだか色々と複雑ではあったが、時間を忘れて楽しめた。

宴もたけなわ。
楽しかった時間も終わり。
会社の飲み会は基本2次会無しだからお開きとなる。

よく考えたら何も食べず飲んでいたので、腹が減っていた。
まともに腹が減ったのは久しぶりだ。
近くに辛麺屋があったので、立ち寄り辛5レベルの辛麺とレモンサワーを注文。
一気に啜り、レモンサワーで流し込む。

美味い。

この時間は一切元彼女の事は忘れていた。

帰り道。家までは3キロ程あるが酔い醒ましに夜風に当たりながら帰るのが好きだった。

ふわふわ感じながら歩いていると、ふと泣けてきた。
なんでだろう。
涙が止まらなかった。
帰り着くまでずっとずっと。

帰り着き、布団に倒れ込んで泣いた。
もう50歳なのに、こんな歳で失恋で泣いた。
絶対泣かないと決めたのに泣いた。

いつの間にか寝ていた。
目が覚めたら、日曜日の遅い朝だった。