金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 シリウスステークス(GⅢ)! ダート界にキズナ旋風が吹くか⁉

2023-09-30 02:02:56 | 競馬

 本日は阪神でダート2000mのシリウスSが開催されます。11月末の中京のチャンピオンズカップ(GⅠ)に繋がるGⅢレースで、昨年の覇者ジュンライトボルトは、ここを勝った勢いで本番のGⅠも制しております。

 

 さて、今年は本来の阪神ダート2000mに戻りましたので、地力と粘り強さが身上の馬を狙いたいところ。地力と粘り強さと言えば、キズナ産駒の6歳牡馬⑭ハギノアレグリアスどんな展開になっても、ラストまで全力で走り、勝ち負けに持ち込む闘争力の持ち主。ここは、58.5㎏の負担重量になりますが、地力の違いを見せつけてくれると思います。

 相手には、同じキズナ産駒の3歳牡馬①キリンジ。この馬もハギノアレグリアス同様、ラストまで全力で走って、必ず勝ち負けに持ち込んでしまう根性の持ち主。王者ミックファイアがいないところでは、3歳代表として恥ずかしくない走りを見せてくれると思います。

 

 馬券はまず、本命⑭ハギノアレグリアスの単勝にドカンとそれから⑭ハギノアレグリアスと①キリンジのワイド1点 ①⑭

 

 秋のダート路線は、キズナ産駒が暴れまくるのか⁉

 キズナ産駒のダート馬は、ハピだけではありませんぞ!

 


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【凱旋門賞特集②】 もしも、キタサンブラックが凱旋門賞に出走していたら・・⁉ <再掲>

2023-09-29 01:04:16 | 競馬

 以下は、今年の4月23日の当blogに掲載した記事です。凱旋門賞特集としても、ピッタリの内容なので、再掲させて頂きます。

 

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 競馬に「たられば」は禁句でありますが、ここでは、その競馬「たられば」話を集めて、妄想を繰り広げたいと思います。

 

 種牡馬キタサンブラックの評価がうなぎ上りに上昇しています。初年度産駒からイクイノックス天皇賞秋有馬記念を勝ち、2022年のJRA年度代表馬に選出された他、そのイクイノックスドバイシーマクラシックを圧勝して、現時点の世界1位の129ポンドにランキング。第2世代からも、皐月賞を圧勝したソールオリエンスが出たほか、桜花賞2着コナコーストアルテミスSを勝ったラヴェルを出しており、今さらながら、その血脈に流れる圧倒的なスピードの持続力や瞬発力が段違いのレベルであったことを証明しています。

 そう考えると、今さらながら、キタサンブラックの現役時代に、なぜ凱旋門賞に挑戦しなかったかが悔やまれます。この馬こそが、日本で初の凱旋門賞制覇を成し遂げるはずだったと考えるのは、おそらく自分だけではないと思います。

 

 

 キタサンブラックは、4歳の秋と5歳の秋に、凱旋門賞への遠征を計画したことがありました。

 4歳の秋と言えば、菊花賞天皇賞春を優勝したのち宝塚記念3着のあとの時期。最も体調のよかったタイミングでありました。しかし、この時はオーナーの北島三郎氏が、敢えて欧州遠征という冒険を冒すよりも、ジャパンカップや有馬記念という日本の高額賞金レースを着実に勝つ方が良いと考えて断念。結果として、京都大賞典ジャパンカップを連勝して、暮れの有馬記念はサトノダイヤモンドの2着という戦績を収めた時期でありました。

 この2016年の凱旋門賞には、日本ダービーを勝ったばかりの3歳牡馬のマカヒキが凱旋門賞に挑戦。この年はシャンティイ競馬場での代替開催の時で、しかも珍しく良馬場というこの上ない条件でした。まだ若かったマカヒキは前半のスローぺースに引っかかってしまい、ラストで勢いを無くし14着と大敗。もし、この年にキタサンブラックが出走して、先行逃げ切りを図っていれば、大きなチャンスだったと思います。少なくとも、前半から中盤までは、キタサンブラック武豊騎手によるマイペースによる逃げが実現できたはず。そして、この時の1着ファウンド、2着ハイランドリールは、ともに日本馬との比較において、地力はほぼ差のない馬たちでありました。この年は最大のチャンスだったと思います。

 

 その翌年もチャンスでした。キタサンブラックは、新設のGⅠ大阪杯天皇賞春を連勝したあと、大本命で臨んだ宝塚記念は9着と大敗。これは、天皇賞春ライバルのサトノダイヤモンドとの死闘を演じたあとの見えない疲労が原因でした。この時も、結局はこの大敗を理由に、欧州遠征を断念。表向きはオーナー北島三郎氏の体調不良が原因と発表されていましたが、やはり、あえて冒険を冒すよりも、着実に日本の高額賞金レースを制する方を選んだということ。結果として、泥んこの天皇賞秋に勝ち、また暮れの有馬記念にも勝利したので、この判断も正しかったと思います。しかし、この2017年の凱旋門賞に行っていればチャンスだった。この年もシャンティイ競馬場での代替開催で、馬場は重馬場でしたが、比較的良好な重という状況。この年の天皇賞秋の方がよっぽど酷い泥んこ馬場でありましたから。ここで、キタサンブラック武豊騎手による淀みのないペースの逃げを打っていれば、キタサンブラックで勝ち負けになっていたと思います。もちろん、この年は、あの怪物エネイブルが勝ったですから、キタサンブラックが必ず勝っていたとは言いませんが、少なくとも、好レースになっていたと思います。

 

 繰り返しになりますが、2016年と2017年の凱旋門賞は、天候状態を含めて、日本馬にはチャンスだった年でありました。歴史に、そして競馬に「たられば」は禁物でありますが、もしも、この時にキタサンブラックが欧州遠征を実行していたら、このいずれかの年に、日本馬初の凱旋門制覇が成し遂げられたはず

 今でも自分は、そう信じております。

 


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【王座戦五番勝負 第3局】 挑戦者の藤井聡太七冠が土壇場の逆転勝利 八冠独占へ王手!

2023-09-28 12:53:30 | 将棋

 9月27日(水)に愛知県名古屋市の「名古屋マリオットアソシアホテル」で行われた将棋の王座戦五番勝負の第3局は、挑戦者の藤井聡太七冠が81手で土壇場の逆転勝利を収め、将棋界の八大タイトル独占へ王手をかけました。

 

 

 戦型は、予想された範囲内の雁木。しかし、永瀬拓矢王座は序盤で9筋の位を取るなど、最初から主導権を握ります終盤に入っても、全くスキのない手順を重ねて、藤井聡太七冠を追い詰めていきます。ほぼ永瀬王座の勝勢となっていた形勢が、61手目の☖4一飛車で一変いたします。ここを、常識的に☖3一歩と受けていれば、永瀬王座の快勝となっていたと思います。しかし、これが人間同士の将棋であり、1つの思い違いや見落としが勝敗の分かれ目になってしまう。このあとは、1手の迷いもミスもなく、藤井聡太七冠が勝ち切ってしまいました。

 

 それにしても、この五番勝負はどう見ても、将棋の内容的には永瀬拓矢王座の方が良い快勝した1局目はもちろん、惜敗の2局目、逆転負けの3局目ともに、主導権は永瀬王座が握っていました。対藤井聡太七冠との闘い方の「定石」を掴んでいて、この大舞台で惜しみなくその「定石」を披露してる気がいたします。

 一方の藤井聡太七冠も、戦術面では永瀬王座に圧倒されながら、持ち前の終盤力で、これを引っくり返して見せる鮮やかさ。いや、凄みと言った方が良いでしょう。

 

 次は、いよいよ歴史的な「八冠独占」をかけた対局になりますが、上記のとおり、将棋の内容では圧倒的に永瀬王座が上回っていますので、まだまだ勝負の行方は判りません。第4局は、10月11日(水)に京都府京都市「ウェスティン都ホテル京都」で行われます。将棋界の歴史に残る大一番となりますので、注目いたしましょう!

 

 


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【凱旋門賞特集①】 不良馬場が得意な馬の世界一決定戦 なぜ開催時期を変えないのか⁉

2023-09-28 03:43:19 | 競馬

 いよいよ、今週末に2023年凱旋門賞が行われます。

 しかし、それにしても、凱旋門賞はいつも不良馬場や重馬場ばかり。過去を振り返っても、2022年不良馬場2021年重馬場2020年重馬場2019年不良馬場。マカヒキが出走した2016年、サトノダイヤモンドが出走した2017年は、発表こそ「良馬場」でしたが、その実態は「芝がズルっと剝がれやすい軟らかい馬場」であり、府中競馬場や京都競馬場ならば、不良馬場相当の重い馬場出走馬の半数近くが脚を取られて走り辛そうに見えるのが痛々しい。それが近年の凱旋門賞の風景であります。

 なぜ、毎年このような馬場になってしまうかと言うと、9月下旬から10月中旬まで、パリ周辺の地域は、雨が多い季節=雨季であるから。大昔はそうではなかったようですが、直近7~8年はいつも泥んこ馬場になっています。温暖化の影響もあるのでしょうが、異常な馬場状態が続いています。

 かつては、芝の世界一決定戦といえば「凱旋門賞」だった訳ですが、この7~8年を見る限り「不良馬場が得意な馬の世界一決定戦」の色彩が濃くなってしまっています。世界ランキングを見ても、凱旋門賞の勝ち馬よりも、英愛チャンピオンSの勝ち馬の方がレーティング上位であることが珍しくなくなっています。これは、開催された条件が特異な馬場であったことも影響していると思います。

 

 であれば、開催時期をずらせないのでしょうか?

 無理な時期変更ではなく、例えば、ニエル賞やフォワ賞などのトライアルレースを行っている3週前にずらすだけでも、大きく条件が改善されると思います。ニエル賞やフォワ賞は、例え「重馬場」発表であっても、「芝がズルっと禿げれやすい」というレベルではなく、日本馬でも十分に力が発揮できる良好な馬場条件で開催されています凱旋門賞の頃は、開催が進んで馬場が唯でさえ荒れている上に、週半ばから降り続ける雨のため、最悪の馬場コンディションとなるケースが多いのです。

 

 今思えば、オルフェーヴルとキズナの2頭が走った2013年の凱旋門賞が、ちゃんとした条件で開催されるラストの凱旋門賞だったかもしれません。あの年は「重馬場」発表ではありましたが、馬場の状況は悪くなくて、出走馬たちも脚を取られて走りづらい、なんてところは、映像を見ても出てきません

 凱旋門賞の輝きを取り戻すためにも、開催時期の変更を真剣に検討すべきと考えます。

 

 フランスの競馬サークルの皆さん、宜しくご検討を。そうでないと、もう日本からの遠征馬はいなくなりますよ!

 


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【炎の十番勝負 2023年秋】 9月の段階で下期のGⅠレースを全て当てる!

2023-09-27 01:04:53 | 競馬

 春にもご紹介しましたが、BS234のグリーンチャンネル主催の『炎の十番勝負2023秋』の季節が参りました!

 

 BS234のグリーンチャンネルは、毎週末の競馬実況中継だけでなく全レースを走破タイムから振り返る「先週の結果分析」や、日曜日の重要レースの予想番組「競馬コンシェルジュ」、また世界の競馬情報をリアルタイムで伝えてくれる「All IN LINE ~世界の競馬~」など、競馬ファンからすると、まるで『夢の玉手箱』のような放送局であります。

 今日は、春秋に特別に催される、GⅠ競走予想イベント『炎の十番勝負2023秋』への応募内容を、このBlogでご紹介したい思います。毎回、個人的に応募しているイベントですが、これが結構難しい。

 9月最終週の段階で、スプリンターズS・秋華賞・菊花賞・天皇賞秋・エリザベス女王杯・マイルCS・ジャパンカップ・チャンピオンズC・阪神JF・朝日杯FS・有馬記念・ホープフルSの勝ち馬を予想するゲームですが、選んだ馬がちゃんと出走してくれるだけでも難しいのです。基本的に、予想した馬が勝つと10ポイント、2着だと3ポイント、3着だと1ポイントで、合計ポイントの多い人が優勝となります。

 なお、もともとは春のGⅠが10レース、秋のGⅠが10レースだったことから、『炎の十番勝負』というネーミングになったのですが、今ではGⅠレースが増えて、春は11レース、秋は12レースとなっています。

 さて、今回、自分が応募した予想内容は、以下のとおりです。

 

スプリンターズS  メイケイエール

秋華賞       マスクトディーヴァ

菊花賞       レーベンスティール

天皇賞秋      プログノーシス

エリザベス女王杯  サリエラ

マイルCS     シュネルマイスター

ジャパンカップ   リバティアイランド

チャンピオンズC  ハピ

阪神JF      ボンドガール

朝日杯FS     シックスペンス

有馬記念      ジャスティンパレス

ホープフルS    サトノオラシオン

 

 またまた、スプリンターズSでメイケイエールを指名しました。本当に懲りないなぁ、と言うことなかれ。ここでナムラクレアを指名して、メイケイエールが勝ったりしたら目も当てられません。メイケイエールが引退するまで、ここは指名を続けます。

 あと、秋華賞でリバティアイランドを指名しない、ジャパンカップでイクイノックスを指名しない、と世の中の常識に逆らう行為が目につきますが、ここも生来の天邪鬼精神が出ております。これは本当に、史上初の0点を実現してしまうかも⁉

 

 ちなみに直前に、秋華賞リバティアイランドマスクトディーヴァ」、エリザベス女王杯ジュラルディーナサリエラ」、マイルCSセリフォスシュネルマイスター」、ホープフルSセットアップサトノオラシオン」と、4頭も入れ替えてしまいました。迷ったら迷い続けるのも、『炎の十番勝負』の特徴であります。

 

 さて、何頭当たるか? というよりも、何頭が、ちゃんとレースに出てくれるか?

 


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