なかなか咲いてくれなかった野あざみがまぁるく咲き揃った棘と戦いながら摘んで来て数日・・ あざみはエデンの園には無かった花罪をもって追い出された地に咲いた花 罪は心に刺さって痛いけれど罰の中に零れ出る愛のような花 神さまは罪を持って住む地にもいっぱいの花々を備えてくださった 鋭い棘で身を守っていて、花言葉は「私をもっと知ってください」なんて・・ 新緑の野にぽっかりと開く花紫のそんな野あざみが好き窓際で開いた花はより愛らしい