はじめに神が天と地を創造された。
地は茫漠として何もなく、闇が大水の面の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた。
神は仰せられた。「光あれ。」すると光があった。
神は光を良しと見られた。神は光と闇を分けられた。
神は光を昼と名づけ、闇を夜と名づけられた。夕があり、朝があった。第一日。(新改訳2017)
元始(はじめ)に神天地を創造(つくり)たまへり
地は定形(かたち)なく曠空(むなし)くして黑暗(やみ)淵(わだ)の面(おもて)にあり神の靈(れい)水の面(おもて)を覆たりき
神光あれと言いひたまひければ光ありき
神光を善(よし)と觀(み)たまへり 神光と暗(やみ)を分ちたまへり
神光を晝(ひる)と名(なづ)け暗(やみ)を夜と名けたまへり 夕あり朝ありき是(これ)首(はじめ)の日なり (文語訳)