AIグッチ―のつぶやき:Post like AI tweets

写真で綴る花鳥風月:Kachofugetsu spelled out in photographs

AIが誘う未来は薔薇色か悪夢か

2023-03-11 | ざれごと

<はじめに>

今やAIは様々な分野の分析に役立てられている。

問題解決のための解析など導入し始めていない分野がないと言える。

自動車の自動運転にもAI技術が使われている。

EVカーの登場とともに日本でも自動車産業の門戸が開かれた。

そのためSONYなど家電メーカーも参入。

海外ではGPU製造や検索等IT関連企業もユニットの提供を規格している。

もはやAIが使われていない産業を探すほうが実は難しい。

さらに悲劇的で皮肉な話ではあるが、

ウクライナ戦争でも高度で秘匿性の高いAIが使われている。

当初物量で劣るとされていたウクライナ軍。

彼らが、踏みとどまれているとはAIのおかげと言われている。


少し前までAIのシステムは一部の識者や専門化が使うと思われていた。

少なくとも私はその中の一人。

でもAIイラスト・ChatGPTの登場で一変した。

昨年末辺りから一般への門が開け放たれた感があるのだ。

 

ChatGPTやAIイラストを知っている・使っている人も多いだろう。

かくいう私も ChatGPTやAIイラストを今年に入ってから使っている。

メカ・エレクトロニクス・テクノロジー好きの私にとっては、

「20年ぶりに血湧き肉躍るほど面白い」

これはAIにハマった人全般に言えるのではないだろうか。

少し前にAIは2045年に特異点(※1)を迎えると提唱された。

また、ある者はAIが自我を持つかもしれないと言う。


はたして未来はAIによってバラ色になるのだろうか。

それとも映画ターミネーターのように悪夢が待っているのだろうか。

※1:シンギュラリティー、予測・計算できない点・ポイント

未来学者のレイ・カーツワイル氏が提唱した。

彼いわく地球上の全人類の知性を超える時点を指す。
</はじめに>

 

<結論>
細かい説明の前に現時点で私が考える結論を示す。

1)2023年の今、特異点=シンギュラリティーは既に来ている。

2)AIが自我を持つにはテクノロジーがまだ足りない。

3)AIをどのようにプログラムするかによって未来が決まる。

4)AIと上手く付き合っていく未来こそ明るい。

5)人間の意識を機械にアップロードする時代が来るかもしれない、でも。

はなはだ抽象的な結論になるが、

「未来の明暗を決めるのは人間のAIとの付き合い方次第」
</結論>


<細かい説明の前に>

一般普及のAIの中でもChatGPTは特に異常に盛り上がってる。

それは登録者数の増加に顕著に現れている。

昨年末の公開から僅か5日で登録者数が1億人を超えた。

これまでのSNSが数十年かかった登録者数を数日で超えたのだ。

 

先に結論について詳細を記すより現段階のAIについて説明する。

その方が私ごときが考える結論よりよっぽど響くだろう。

例としてChatGPT・AIイラスト・戦争用AIについて示す。

 


<<ChatGPT>>
大雑把に紹介すると、

「チャット形式でこちらからの質問に答えてもらうシステム」

言葉のやり取り(チャット)だけで完結するのが特徴。
(無料と有料があり有料では時間的制約や回答の素早さが保証される)

ただ、このやり取りの速度と回答内容が凄い。

検索でトップを極めたgoogleが昨年末非常事態宣言をすることになった。

今までは知りたい事があると幾つかのステップを踏む必要があった。

1)頭を捻って検索キーワードを考えて入力。

2)表示されたサイトを選んでクリック。

3)表示内容を読んで自分に必要な情報を探す。

4)情報が見つからなければ別のサイトを選んでクリック

5)繰り返しても駄目なら検索キーワードを考え直す。

6)以上を何度か繰り返す。

運が良ければ3ステップで答えを得られることもある。

でも繰り返しても回答を得られないときもある。


その点ChatGPTは簡単な質問ならワンステップで事足りる。

質問を考え入力してenterキーを押して待つだけ。

しかも日本語入力でよい。

高度な質問なら、チャット同様にやり取りを繰り返す必要がある。

それでも検索エンジン経由のやりとりより数段早い。

しかも正確だ(※6)


そして相手がAIのため質問を多数浴びせるほど学習していく。

さらに回答の精度が向上していくわけだ。


回答してくれる内容は多岐にわたる。

ほんの一例をあげると、

1)国家資格試験の問題の回答

2)少子化問題の対策案

3)作詞+コード進行(文字表示のみ)での作曲

4)PCやスマホで動かすプログラム

5)エクセルの使い方やマクロの作り方

6)ネット上にあるデータで作れる大学の卒論や研究論文

などなど。


※6:ただし、

どうしても答えられないケースではその旨の表示をする。

もしくはフリーズする。

(私が使った感じだと2月は何度かフリーズした

ただ3月に入ってから今のところフリーズがない)


また、できるかぎり回答をしようとする。

これが厄介で不正確な回答をするときもある。

特に日本語で質問し日本固有の回答を必要とする場合が多い。

考えられる原因は、

英語圏でスタートしたため。

日本の学習が追いつかない、また日本のデータが足りない。

専門的な複雑な質問、

例えばPCプログラムなどはちょこちょこエラーがある。

ただエラー部分を指摘すると修正を加えてくれる。

やり取り数回でちょっとしたものならプログラムが完成する。

プログラムを具体的にどうやって動かすかを知りたければ、そう質問すればよい。

やり方までも教えてくれる。

しかもそれぞれの回答に掛かる時間は長くても数分だ。

 

私は試しに風邪薬の市販薬について聞いてみた。

「医師に処方してもらえる漢方薬に置き換えられないか」

幾つかの候補が表示された。

中でも最も適当と思われるものについて裏取りをした。

答えは申し分ない回答だった。

実際意思に相談し家族に処方してもらい症状の改善に向かっている。

ただ残念なことに私の現状を打破する回答は得られていない。

症状、検査結果、細かい状況を入力した結果。

「専門的すぎるので病院で検査、医師に相談してください」

とのこと。

もうとっくにやっていて分からんというのに・・・

話を戻して、


また、

新企画中のyoutubeのキャラクター作りで特徴について訪ねた。

「新キャラクターでモンスターの「スラ姫」は、

どんな姿でどんな特徴があると思いますか」

以下ChatGPTの回答

「スラ姫」というモンスターのイメージとして、以下のような姿や特徴が考えられます。

外見:

スライムをモチーフにした姿で、薄いピンク色の体色をしている。

頭には王冠のような装飾品をつけており、上品で高貴な印象を与える。

優雅な動作や仕草が特徴的で、たとえば舞踊を踊っているように見える。

特徴:

他のスライム系モンスターとは異なり、知性や感情を持っている。

非常に高貴な性格を持ち、自分にふさわしい者にしか仕えないというプライドがある。

特殊な魔法を使うことができ、攻撃力や回復力が高い。

一度攻撃されると分裂することができ、自分自身を分裂させることで戦力を増やすことができる。

以上がChatGPTの回答

 


ここまで、おおよそパーフェクトに見えるChatGPT

だが、もうひとつ大きな問題は著作権。

例えば論文のように他者の論文や著作権に関わる回答。

これをさらっと返してくる可能性がある。

そんなときも次の質問であらかた解決できる。

「上の文章に使われている引用文について示して」

でよい。

(ただしChatGPTの回答を何かに用いた時点で責任は使った者にある

現時点では裏取りが必要なケースではそれを怠らないほうがよいだろう)


<<<世界的影響>>>

先の通りブラウザなどで広告収入を得ているGoogleはコードレッドを発出。

ChatGPTに対抗しうるシステムの開発の必要に迫られた。

ChatGPTに1兆円を超える資金協力してきたマイクロソフト(以下MS)

そのMSのブラウザには近々 ChatGPTが搭載されると思われる。

(投稿日より前、既にChatGPTを他に実装するためのAPIが提供されている)


3月はじめ時点でMSのBingに「チャット」と表示されていた。

クリックすると「待機リスト」への登録へと誘われる。

このBingのチャットは間違いなくChatGPTの実装の前段階、

と思っていたがBingChatを使い始めて質問してみると、

「私(Bing)はChatGPTと関係なく独自のモデルです」

と返ってきた。

現在BingChatを使い始めて数日経ったが日を追うごとに洗練されていく。

もちろんこちらがダメ出しをしてそれを修正しているわけだが・・・。

ChatGPTと大きく違うのは同じ質問をすれば同じ回答が必ず返ってくること。

雰囲気はだいぶ違うのでChatGPTに慣れてしまうと違和感があるかもしれない。

ただこのまま進化すればgoogle検索の牙城を崩すのは時間の問題に感じる。

近いうちに検索する=ググるは死語になるかもしれない。


中国では ChatGPTの使用を禁止。

自国で類似のシステム開発に着手すると発表した。

ChatGPTは先の通り、やりとりするシステム。

注意点のいくつかは繰り返しになるが、

1:企業秘密、個人情報を入力してはならない。

2:必ずしも回答が正確とは限らない。

3:思想心情宗教に関わる回答は民主的かつ保守的回答に片寄る

4:著作権の問題がある。


この中で中国・ロシアのように先制主義国家の場合はChatGPTでは困るのだ。

先制主義とは見せかけの民主主義でその実は独裁的国家のこと(だと思う)

そのような国で権力を持った人間にはChatGPTの回答は目の上のたんこぶになる。

また国家機密を米国に握られる恐れが多分にある。

ついでなので少し噛み砕くと

1)企業秘密、個人情報を入力してはならない。

ChatGPTでは入力された内容はAI学習に使用するとアナウンスしている。

マル秘扱いの内容かどうかはAIでは判断しない。

ChatGPTが過去の質問内容を分析し他者の回答に使う可能性があるのだ。

その回答先はあなたかもしれないし特定の国家かもしれない。


2:必ずしも回答が正確とは限らない。

ChatGPTは自身にデータがない質問には答えられないと回答する。

厄介なのは中途半端に誤った回答をするケースがあること。

これはシステムが米国で作られ当初は主に英語圏で学習が進められたこと。

また専門性が高い内容や未だ不明で仮設の域をでない事柄。

これらについては結果として誤った回答をするものと考えられる。

試しに私が試した、

「事実ブラックホールの事象の地平面と時間の停止問題」

「地上で実現しうる最も真空の圧力の限界はどれくらいか」

以上二点についてChatGPTに過ちを認めさせる結果になった。

(ちなみにBingChatは現時点のパーフェクトな回答を返してきた)

しかもこちらが具体的に指摘しなければ謝らないし認めない。

機会があれば上記について詳細を紹介するが、・・・

専門性が高い話なのでここでは割愛する。


3:思想心情宗教に関わる回答は民主的かつ保守的回答に片寄る

ChatGPTは米国で開発されたシステム。

しかも過去に似たようなシステムが試されたがことごとく失敗している。

では何故ChatGPTは膨大な人数が投げかけた質問に優等生的に答えるのか。

それは極めて民主的かつ保守的に答えを調整するプログラムだからだろう。

過去のAIでは、

「独裁者の考え方を肯定し賛美するような質問で巧みに誘導する」

ことで独裁者に同調し賛美を贈るようなシステムだった。

また犯罪も肯定するケースも有り炎上して終了した。


ChatGPTは発表当初こそ意地悪く、しつこい誘導にひっかかった節がある。

だが3月時点の私が試した感触では匠にかわそうとする。

そして優等生的回答を導き出す。

かなり姑息な誘導をすれば今でもズバリではないが犯罪まがいの回答を導くことができる。

具体例は安全保障に関わるので、ここでは内容を割愛する。


話を戻して、

中国にとって民主的かつ(自由主義的に)保守的な回答は都合が悪い。

独自のシステムを開発する必要に迫られたわけだ。

鋭い人ならChatGPTを遮断するだけで良いと考えただろう。

ただ米国という敵国が優れたシステムを手に入れるのは脅威だ。

自分たちが凌駕されることを彼らは恐れている。

そのため開発するしかないのだ。


4:著作権の問題がある。

もっと言えば特許権に関わるやり取りがなされるケースがありえる。

その場合ChatGPTは他の情報と総合して分析できる。

新たな特許を取ろうとしていることを察知できるだろう。

著作権に関しても同様。

これから著作権が得られそうな事案について質問する。

それはアイデアを模索するためためでChatGPTを使ったら。

やはり他の情報と総合して分析する能力を秘めている。

この点は先制主義国家だけでなく我々の主権までも危ぶまれる。


色々記してきたが要はChatGPTは、

「ハサミとChatGPTは使いよう」

なのだ。
<</ChatGPT>>


<<AIイラスト>>
AIイラストも世界に驚愕と怒号を巻き起こしている。

日進月歩の世界の一つとなっている。

昨年末に一つ二つが公開されて半年ほどたった今ではベースは同じでもインターフェースが異なるものが多数存在する。

個人でも追加コードをやプログラム化したものを無料で公開しているため何がなんだか分からなくなるほどだ。

話を驚愕と怒号に戻して、

最近漫画の創作をAIで完結させている著者(※2)が現れた。

また海外の絵画コンクールではAIイラストが優勝した。

優勝の後にAIイラストであることが分かり手書きの画家が激怒した。

※2ネット配信の漫画家

AIイラストはweb(ブラウザ)上またはPCにインストールして使う。

web上の場合はPCやスマホでも扱うことができるが特性上PCの方が扱いやすい。

ただ画面がバンバンスクロールしていく。

なので自分が要求した場所を覚えておく必要がある。

そして上手く固定するなりスクロールするなりしなければならない。

また無料で数枚から十枚単位で生成することはできる。

しかも商用利用が可能。

web上で生成するもので多数の作品を作るには有料プランを申し込むことになる。
(筈だが日々進化しているので私も追いきれていない)

PCにソフトウェアをインストールする方が(気が)楽だ。

ただこの場合、AIイラストがPCに要求する性能は高い(※3)

逆にハイスペックPCならAIイラストは高いクオリティーが得られる。

またPCインストールの場合、生成は無制限で商用利用可能になるケースがある。

どれくらいハイクオリティーか知りたいなら。

Twitterなどで「AIイラスト」と検索すれば分かるはずだ。

恐るべきクオリティーの画を見ることになる。

 

※3:現実的ラインは、

メモリー32GB、

GPU(※4)がNVIDIA製品でRTXシリーズの12GBグラフィックボード、

(まぁまぁの物がGPU単体で5万円代から6万円台)

そこそこのCPUで実売20~30万円のハイスペックPCに当たる。


漫画やコンクールレベルの絵画になると、

GPUだけで30万円前後の NVIDIA製品で 24GBが必要。

メモリーは64GBは欲しいはずだ。

ハイスペックゲーミングPC60万円コースが最低ラインになる。

※4:GPU=グラフィックボード


蛇足として、

NVIDIA製品の RTXシリーズの4GB程のGPUと16GBのメモリーでも動かす方法はある

ただ、専門性(敷居)が高く不確実なことからお勧めしない。

またマザーボード上に搭載されるオンボードグラフィックでは役不足。


コンクールレベルの出力を8GBのGPUとメモリー32GBでも動かす方法がある。

こちらも専門性(敷居)が高く不確実なことからお勧めしない。


ちなみに私はGPUは8GBのGPUだがCPUがRayzen9にメモリー64GB

そして、たまたま選んだGPUが特殊な部類のGPUだった

そのためまぁ比較的実質レベルで使えている。

途中からPCインストールに重きをおいて説明したが、

web上で生成する方が比較的短時間で済む。

その代わり大勢が一斉に生成を始めると爆速でスクロールを始める。

結果追えないと見失う(と思う)

私の場合、持病が悪化すると立ちくらみのようなめまいが始まる。

そのためPCにインストールして時間はかかるが自分のペースで生成している。


AIイラストの著作権

1)自分のPCにソフトウェアをインストールする方法。

2)ブラウザ上でチャット形式で有料プランで行う方法。

いずれもPrompt(プロンプト=指示する)の続く場所に英文で条件を入力する。
(日本語化することもできるようだが熱意がない人には敷居が高い)

またNegative Promptにはマイナス条件を英文で入力する。

このPromptとNegative Promptが実は著作権になりえる。

そして生成した画像についてはPromptを入力し生成した者に所有権が生じる。
[2023年3月現在]

余談だが国内マニアの間ではこのPromptのことを呪文と呼んでいる。

さらに自身のことを呪術師や召喚師と呼称する風潮がある。

ちなみにハイクオリティーで破綻のない画像を得るにはPromptとNegative Promptが重要。

かつ何度も生成を繰り返すことでAIに学習させることが重要に思える。

一般的な人々(と言うか漢)が好む美少女系の画像やアーティスティック系はヒットする確率が高い。

マニアックなマイナーな画風や対象を生成するには根気と熱意と時間が必要になる。

私は後者だ。

それもあってPCにインストールして心置きなく生成するほうが精度を上げられる。

マニアック・マイナーな画を得るにはかなり鍛錬が必要だ。

その意味でもPromptとNegative Promptは著作権になりえるのである。

※繰り返しになるが日進月歩の世界なので現時点で上記の内容は覆っているかもしれない。


<<参考>>

AIイラスト生成に関する紹介サイトの一例

【AI画像】Midjourneyの使い方と商用利用について<有料プラン申し込みと解約方法も解説>
https://nft-japan.works/how-to-use-midjourney/

画像生成AI「Stable Diffusion」をWindows環境にボタン1つでインストール可能&GUIで操作できる「NMKD Stable Diffusion GUI」がついに登場
https://gigazine.net/news/20220831-stable-diffusion-windows-gui/


<<戦争とAI>>

現代の戦争は電子戦と知っても過言ではない。

最終的に人対人に落ち着いて悲劇的結末になるわけだが・・・。

戦争の基本は偵察をして情報を集め作戦を立ててシミュレーションをし、

選択肢を幾つか設けて、決定し実行に移す。

この大雑把なアルゴリズムのうち決定と実行以外は全てAIで解析している。

要するに膨大なSNS・人工衛星データ・人やドローンによる偵察データなどを統合、

AIが学習してシミュレーションし戦果を挙げられそうな選択肢を提供。

その中から人間がセレクトして戦争を進めている。

もちろん相手側のロシアでも似たようなことはやっているはずだ。

むしろロシアの場合は相手の妨害をすることを得意としている。

なのでファイヤーウォールで監視しつつ戦術を練るところまでAIに任せたほうが、

ヒューマンエラーが介在する余地を減らし効果的な作戦を実行できることになる。

またロシアは旧態然としたメンタリティーのまま、

要するに極論すれば太古の時代からのメンタルを踏襲している。

それが彼らいわく軍事作戦を鈍らせている要因と思われる。

これは今後、日本の安全保障にも関わるので中止すべき点と思う。

ニュースやドキュメンタリーで報道されている内容が真実ならば、

ロシア側が巻いた地雷の場所が分からなくなり、ウクライナ軍がどこから射撃してくるかを知るため、

招集兵や犯罪兵を走らせ、地雷の位置やウクライナ軍の所在地を知るという非人道的作戦を取っている。

ロシア側にすれば彼らは消耗品、特に犯罪兵に至っっては刑の執行を割愛しているのである。

市民の虐殺や拷問といった戦争犯罪も彼らにとっては必要悪。

人が共感する心を持っているからこそ、ひるがえって酷いことができてしまうのである。

AIを駆使して戦う非力な戦力と無駄撃ちしてまでも物量で勝とうとするダイナソーの戦いと言っても過言ではない。

最たる被害者はウクライナだが兵として従軍する一部のロシア兵も被害者なのである。

話を戻して、

戦争は以上のようにAIなしでは戦えない時代に突入している。


以上が結論に至った説明の前に述べておきたかった一部だが、

 

AIイラスト生成しながら待ち時間を使ってではあるものの、

ここまで記して正直疲れた。

なので以降の説明はさらっと触れてお茶を濁さない程度にする。

まぁ以上の説明でだいたいお分かりだと思うが、・・・


<結論の説明>

1)2023年の今、特異点=シンギュラリティーは既に来ている。

ちなみに記憶容量で使われているSI接頭辞は以下の順で定義されている。

Kキロ、Mメガ、Gギガ、Tテラ、Pペタ、Eエクサ、Zゼタ、Yヨタ

各々の間隔は1000倍ずつになる。

脳科学の世界では人間の脳の記憶容量は17TB、25P(ペタ)B、あるいは2.5E(エクサ)Bなどと言われている。

仮に中間の数字を取って2.5PBで80億人だと204.8Z(ゼタ)Bとする。

(途中の計算が誤っていたら申し訳ないが多少ずれたところで大きく変わらないと思うので)

一方で2020年の時点で地球の総データ量は59ZBといわれている。

2010年のデータが988EB

記憶容量は大雑把には指数関数的に増えているので

差分をlogして1年あたり1.45倍と求め現在2023年だと

59ZB×1.45×1.45×1.45≒1,807 ZB≒1.8Y(ヨタ)B

80億人だと204.8Z(ゼタ)Bなので既にシンギュラリティーは来ている。

ちなみに私のPCのストレージは通常時24TBで他にバックアップ用が14TBある。

人間の脳が17TBだとしたら・・・やはり凌駕されている。


2)AIが自我を持つにはテクノロジーがまだ足りない。

自我<>意識<>意思として何が自我をもたらすのか

自我の定義は自分自身を認識し、他者と区別する能力。

自我を持つために意識が情報を提供する。

意識は何らかを感じたり考えること。

ちなみに意思は、自分自身の意図や目的を意識して行動すること。

つまり何かを感じ考えることが自我につながる。

ここで私が思う意識を持つ最大のポイントは痛覚・触覚・温覚などのセンサー≒神経にあると思っている。

痛いから、疲れたから動きを控えるのであって寒いから暖を取ろうとするのである。

今のロボットにはそれがない。

例えばロボットに置き換えて自動車を考えてみる。

身近な存在の自動車、今のそれは100年前と比べるとかなり進歩している。

エンジンオイルが減れば、排気に異常があればセンサーが検知して異常を知らせてくれる。

ただそこまででオイル切れでピストンが焼き付きそうだから「お願い止めて」とはならない。

もし生物のように神経のようなセンサーが随所に張り巡らされたとして、

「お願いオイルもあるし燃料もあるけどタイヤが疲れたから少し休ませて頂戴」

とアピールしたらそれはもはや自我になる。

でもそうはならない。

有機物が創造した神経のようなセンサーを無機物に移植するには自動車の皮(ガワ)を上回る量のセンサーが必要となりもはや自動車の体をなさないだろう。

よほどのブレークスルーがない限りターミネーターのような世界はやってこないと私は思っている。

もちろん予想を裏切り極小のナノセンサーとそれらを統合処理するプロセッサーが生み出されたら話は別だが、・・・


3)AIをどのようにプログラムするかによって未来が決まる。

ChatGPTは極めて民主的かつ保守的に傾くように設計されていると話した。

これは所詮AIもプログラムの一種。

作る側の人間が自我と意識を持ってプログラムを作るからだ。

独裁的かつ革新的に作れば北アフリカの****大佐のような人間が好むAIになる。

要するに設計次第で如何様にも変化しうることを意味する。

もっと言えば一見民主的に思えても知りませんでしたと言えばこっそり個人情報を蓄積し政治の材料に使うことだって可能になる。

それと、

AIが自我を持ってしまうと、

「最初の設計が間違ってるんじゃね!」

ということで自身で設計やプログラムを組み直して自分が過ごしやすい環境を構築する。

それはターミネーターの世界を引き起こす可能性がないとは言い切れない。

なのでセンサーの極小化や開発は程々にすべきなのだ(と思う)


4)AIと上手く付き合っていく未来こそ明るい。

だからこそAIと付き合うにはAIの性格を知り無駄で秘匿とすべきことまで垂れ流しにせず上手く利用するに限ると思うわけだ。

「知るは一時の苦労で知らぬは下手をすると自滅への道」

(だと思う)

そして繰り返しになるが自我を芽生えさせないためAIに無駄にセンサーを与えないことだ。


5)人間の意識を機械にアップロードする時代が来るかもしれない、でも。

テレビで東大教授などが真面目にコンピューターに意識をアップロードすることを考えているのを見た。

ただセンサーを持たないコンピューターが意識を維持できるだろうか。

仮に意識を維持したとしてもそれはアップロードする前までのデータ。

アップロード後の意識は追加されない(変化しない)のではないだろうか。

なのでアップロードできたとしてもそれはもはや自我の発達というか進みのないただの機械でしかないように思える。

まぁ私は脳科学の専門家ではないので無知な部分大かも知れないが、・・・

 

 

以上をまとめるとはなはだ抽象的になるが、

「未来を決めるのはAIとの付き合い方と過剰なセンサーを与えないこと」

ではないだろうか。
</結論の説明>

長い戯言にお付き合い頂きありがとうございます。


<<追伸>>

何とここへ来てまだ記す。

草稿から投稿にかかったのは述べ6時間。

時間の無駄というか、何というか。

こんな投稿こそChatGPTに書いてもらえれば楽なのだが。

ChatGPTは2021年9月頃までのデータが反映されていて、

それより新しい情報のアップデートは進んでいない。

そのためウクライナ戦争を知らないしAIイラストについても無知同然。

BingChatの方は一つのスレッドに質問できる回数は今日現在で10回まで。

結果自分で草稿・投稿することになった(当然か!?)
<</追伸>>

こんな投稿、読む人いるかなぁ・・・。

誤字脱字多いんだろうなぁ

疲れたなぁ。

終了。



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