はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

映画評1157 ~ ザ・ロストシティ(VOD)

2024-05-02 | 映画評
今回は「ザ・ロストシティ(VOD)」です。

サンドラ・ブロックが主演とプロデュースを手がけ、チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、ブラッド・ピットら豪華キャストが集結したアクションアドベンチャー。

主演:サンドラ・ブロック
共演:チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、ダバイン・ジョイ・ランドルフ、オスカー・ヌニェス、パティ・ハリソン、ボーウェン・ヤン、ブラッド・ピットなど

<ストーリー>
恋愛小説家のロレッタは、新作であるロマンティックな冒険小説の宣伝ツアーに強引に駆り出される。作品の主人公を演じるセクシーなモデル、アランの軽薄な態度にいら立ちを募らせるロレッタの前に、謎の大富豪フェアファックスが出現。フェアファックスはロレッタの小説を読んで彼女が伝説の古代都市の場所を知っていると確信し、彼女を南の島へと連れ去ってしまう。ロレッタを救うべく島へ向かったアランは彼女を発見し、ともに脱出を目指すが、大自然の過酷な環境の中で思わぬトラブルに次々と見舞われる。


2022年の作品である。

映画館で公開されていたのは知っていたが、何となくツマんなそうな気がしていたので、見送った作品だ。

それをVOD(ビデオ・オン・デマンド)で見つけたので、今回見ることにしたのだが、まあわざわざ映画館で見なくてもよかったかな、というのが終わった後の感想だ。

まず、アクションアドベンチャーとはいうものの、たいしたアクションはないし、アドベンチャーというには、内容が軽すぎる。

全体的にコメディ感満載で、ハラハラ・ドキドキ感もほとんどない。

何よりも、ヒロインが何でサンドラ・ブロックなの?と思ったのだが、どうやら自分でプロデュースしているんだって。

それだけならまだしも、相手役のチャニング・テイタムは、アクションもできる俳優なのに、むしろ臆病者で何の役にも立っていない。

この主人公を拉致した大富豪役がダニエル・ラドクリフなんだけど、ハリー・ポッターの初期の頃は、ものすごくかわいい子役だったのに、途中から急に背が高くなって見映えが悪くなってきたせいか、ハリー・ポッター卒業後は、今回のようないわくありげな大富豪とか死体役とか、変な役ばっかりやっている。

唯一まともというか、ちゃんとしたアクションをしていたのがブラッド・ピットだけど、残念なことに出てきてすぐに殺されちゃった。

いずれにしても、冒頭から何が起こるんだろうという期待感が全然湧いてこない、という最悪なスタートだった上に、その後の展開もまったく盛り上がることなく、ダニエル・ラドクリフの過剰演技だけが妙に浮いていた。

御年59歳のサンドラ・ブロックがヒロインでは、あまり期待することはないのに、なぜか肌を露出した中途半端な衣装でジャングルを歩き回ったり崖を登ったり、いったい何を見せようとしているのか、さっぱりわからなかった。

もしかして、あの恰好は本人が希望したのか?

まあ、第一印象で「面白くないかも?」と思えるような作品は、やっぱり見ちゃいけないんだわ。

ということで、評価は「C」にします。

さて、本筋とはまったく関係がないのだけど・・・

エンドロール後の映像で、サンドラ・ブロックとチャニング・テイタムが座禅をしているところに、突如ブラッド・ピットが出てきてビックリした。

二人が「えっ、死んだんじゃなかったの?」と見ていた人全員が思ったに違いないコメントを発したのだけど、それに対する彼の答えはよくわからないものだった。

カメオ出演とは言え、意味のないいいかげんな演出だと思う。

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