自然を求めて近辺ぶらり

四季折々の風景、草花、野鳥などの写真を紹介しています。

旅の締めくくりは...世界遺産 鬼ヶ城

2024年05月19日 | 関西の旅・社寺・庭園・城
今回の旅の最後の目的地である三重県熊野市木本町の鬼ヶ城にやってきました。鬼ヶ城は、地震による隆起や風化と波の浸食によって造り出された大岩壁です。「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されています。岩壁には約1キロにわたって遊歩道が整備されており、大小無数の洞窟や奇岩奇勝を見ることができます。ほんの一部を歩いてきました。


赤鬼・青鬼のお出迎えです。


鬼ヶ城センター





昔熊野の鬼たちはここに集り棲んだ。 彼等は風に髮を飛ばし渦を啖い夜はよもすがら岩を揺すぶる波濤の音の中に眠った。 月明の夜より雷鳴の夜を好んだ。 二本の角は稲妻の中で生き生きとした。  ―鬼ヶ城にて― 井上靖



下の岩場では磯釣りをする人の姿があります。


大きなイシダイが釣れていました。





























今回の旅の紀伊半島部分は概ね下のコースで回りました。
GW前半の最終日とあって、渋滞を心配していましたが、関JCTと亀山JCT間が若干渋滞した程度でした。


神々が眠る日本最古の地・花の窟 (はなのいわや)

2024年05月18日 | 関西の旅・社寺・庭園・城
丸山千枚田から国道311号線を走ること約30分で国道42号線に出ます。国道42号線に出てすぐのところに花の窟があります。立ち寄ってみます。
道の駅「熊野花の窟:お綱茶屋」
世界遺産である花の窟神社の目の前にあります。ここの駐車場を利用します。


花の窟神社
花の窟(はなのいわや)は、日本最古の歴史書といわれる日本書紀にも記されており、日本最古の神社と伝えられています。その由緒は神々の母・伊弉冊尊(イザナミノミコト)を祀る御葬所で、季節の花を供え飾って尊を祀ったことから、花窟という社号が付けられたと考えられています。
花の窟には古来から社殿がなく、熊野灘に面した高さ45mもの巨大な磐座を御神体とし、参拝者はご神体に直接触れることができる珍しい神社です。また、毎年2月2日と10月2日には例大祭が執り行われ、地元の方々が綯った約170mの大綱をご神体の上から境内南隅に掛ける壮大なお綱掛け神事は、三重県の無形民俗文化財に指定されています。平成16年7月に花の窟を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されました。(熊野市ホームページ)
日本最古を名乗る神社は、いくつかあるようですが、花の窟神社もその中の一つです。


伊弉冉尊



丸石神 (玉石)





御神体
高さ45mもの巨大な磐座が御神体です。








お綱かけ神事
お綱かけ神事は花の窟神社のご神体になっている高さ45メートルの巨大な岩にかけられている長さおよそ170メートルの綱を張り替える伝統の神事で、毎年10月と2月に行われています。神事ではまず、氏子の代表らがご神体の岩に登り、綱の一方の端を岩の頂上付近にくくりつけ、大勢の参拝者が綱のもう一方の端を持って、国道を挟んで神社に面する七里御浜海岸まで引っ張ります。綱に触れると御利益があるとされています。(案内より)


高さ45メートルの巨大な岩にかけられている長さおよそ170メートルの綱が国道42号線脇まで来ています。


窟の頂上より掛け渡されたお綱は、国道42号線脇のここで巻かれています。神事では国道の向こうの七里浜海岸まで引っ張られるようです。





国道42号線


七里御浜
熊野市から紀宝町に至る約22Km続く日本で一番長い砂礫海岸で、荒々しい黒潮をおおらかに受けとめるこの浜には、熊野川の上流から新宮を経て、熊野灘の荒波に磨かれた小石が敷き詰められています。




七里御浜の鯉のぼり
熊野市七里御浜海岸に約250匹の鯉のぼりが約1キロにわたって泳いでいます。(車中から撮影)


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眼下に広がる1,340枚の棚田・丸山千枚田

2024年05月17日 | 関西の旅・社寺・庭園・城
入鹿温泉の近くに丸山千枚田があることは、かなり前から知ってはいましたが、訪れたのは今回が初めてです。ここに着いたのが朝9時頃とあって数台分しかない棚田を一望できる上の駐車場に車を駐めることができました。上から眺める水が張られた田んぼが素晴らしい景観を作り出しています。








カラスがトビを追いかけ回しています。


現在この棚田は「千枚田を舞台に都市住民との交流を図り、一緒になって千枚田を守っていこうという」趣旨のもと、丸山千枚田7.2haのうちの約1.6haをオーナー用として活用しておられます。オーナーさんが手作業で田植えや稲刈りのほか、地域のイベント等にも参加されているということです。 千枚田と言われるが、実際には高低差160 m(標高90 - 250 m)の谷合に約1,340枚(7 ha)の棚田があり、最も小さい田は、1枚で0.5m2だそうです。
















田植えの終わった田んぼもあります。








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清流熊野川沿いを遡り入鹿温泉へ

2024年05月16日 | 関西の旅・社寺・庭園・城
くじらの博物館を午後5時前に出て、新宮市から国道168号線を熊野川沿いに湯峯温泉方面に進みます。途中で狭い道の続く311号線に入り、三重県熊野市紀和町にある、この日の宿 入鹿温泉 (いるかおんせん) に向かいます。


この道は、川湯温泉・渡瀬温泉・湯の峰温泉へと続く国道168号線ですが、途中で国道311号線に入り熊野市へ向かいます。
川湯温泉は冬場に熊野川の支流大塔川が仙人風呂となり、わたらせ温泉は広い露天風呂で、湯の峰温泉は日本最古の湯として知られています。



北山川に架かる瀞大橋を渡ってきました。


この日の宿・三重県熊野市紀和町小川口の入鹿温泉瀞流荘です。



宿周辺の風景です。






トロッコと湯ノ口温泉(2009年8月撮影)
瀞流荘の敷地内を元鉱山を走り、入鹿温泉と湯ノ口温泉の二つの温泉を結ぶ観光トロッコが走っているのですが現在は運休中です。
ここを訪れるのは実に25年ぶりです。その時はトロッコに乗って湯ノ口温泉まで行き日帰り入浴しました。
背を低くしないと乗れないほどの小さなトロッコです。また、川舟での瀞峡めぐりや飛地の村・北山村、十津川村などもめぐりました。



湯ノ口温泉
写真は25年前に撮影したものですが、パンフレットは最近のものです。




瀞峡 (どろきょう) めぐり (2009年8月撮影)
瀞峡はウォータージェット船と川舟でめぐるコースがありました。居合わせたご夫婦に最低4人いないと川舟に乗れないので、ご一緒しませんかと声をかけていただき一緒にめぐりました。当時1,250円/人でしたが今は3,000円/人の完全予約制で前日までに予約しないと乗れないようです。

川舟
熊野川の右岸が和歌山県、左岸が三重県です。


ウォータージェット船

飛び地の村 北山村 (2009年8月撮影)
和歌山県でありながら、三重県と奈良県に囲まれ、和歌山県のどの市町村とも隣接しない特殊な位置にある北山村は、日本でただひとつの「飛び地」の村です。秘境と呼ばれています。
東西20km、南北8kmの小さな村は、面積の97%は山林で、清流北山川での観光筏下りやラフティングが大人気です。


道の駅 おくとろ」は、アウトドアやスポーツ、温泉施設、宿泊施設等北山村をまるごと楽しめる北山村観光の拠点となっています。


25年前には、下のコースで紀伊半島の中央部を回りました。このコースも温泉や自然がいっぱいで魅力的なところです。別の年には奈良県の黒滝村や天川村等を含めて和歌山県の高野山、花園村、龍神温泉、しみず温泉、那智の滝等々を回っていて、紀伊半島の内陸部には何度か足を運んでいます。中には「日本三大酷道」と呼ばれる国道425号線も通っていて、狭い道路も多く走行には神経を使うところも多いです。ちなみに「日本三大酷道」とは、長野〜岐阜〜福井を結ぶ国道418号、四国を横断する439号、そしてこの425号とされています。国道だから大丈夫だろうと入り込んで、あまりの狭さに途中で引き返したこともあります。将来は和歌山県新宮市から奈良県五條市までの紀伊半島の中央を貫く地域高規格道路「五條新宮道路」の計画があるようです。


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古式捕鯨発祥の地の「くじらの博物館」

2024年05月15日 | 関西の旅・社寺・庭園・城
和歌山県東牟婁郡太地町の「くじらの博物館」に着いたのが午後4時過ぎでした。閉館時間は午後5時なので、イルカショーやクジラショーは、すでに終わっていて見ることができませんでした。ちょっぴり残念な思いもしましたが、鯨が餌をねだる場面や鳴き声などを聴くことができました。良しとしなければなりません。
「くじらの博物館」への取り付き道路に入ると、鯨のモニュメントがお出迎えです。


正面に見えるのは展示されている捕鯨船です。




「くじらの博物館」から見た太地くじら浜公園


捕鯨船「第1京丸」


イルカショープール
ショーは行われていなかったのですが、イルカが頻繁に飛び上がっていました。


クジラショーエリア (手前) とふれあい桟橋 (奥)


カヤックアドベンチャー


カヤックアドベンチャーでは、鯨への餌やりをしていました。
仔鯨が水面から顔を出して大きな鳴き声で餌をねだります。



餌の魚が仔鯨の口に入る直前です。


時にはカヤックの真下を抜けて反対側に顔を出すこともありました。






ビーチでふれあい
人が水の中に入って、仔鯨やイルカと触れ合うことができます。


自然プールで見られるクジラたち

下の写真は上の写真をを拡大したものです。




ふれあい桟橋










本館内の展示物
館内にはコククジラやセミクジラなどの骨格模型や古式捕鯨の様子などが再現された模型などが展示されています。



















鯨を網の中に追い込んでモリで仕留めていたようです。




別料金 : イルカにタッチ300円 餌あげ体験300円 カヤックアドベンチャー1,000円 ビーチでふれあい1,000円 平日限定でふれあい満喫パックの販売があり、全てを体験すると2,600円が2,000円になります。

マグマがつくった不思議な景観・橋杭岩

2024年05月14日 | 関西の旅・社寺・庭園・城
橋杭岩を訪れるのは3度目になりますが、潮が引いて橋杭岩まで歩いて行ける光景を見たのは初めてです。浅瀬で磯遊びをする家族連れや橋杭岩目指して歩く人もいました。「道の駅 橋杭岩」の駐車場は駐車待ちの車が並んでいて大変な混みようでした。

約850mにわたり、幅約15mの橋脚のような岩塔(橋杭)が直線状に並ぶ。約1500万年前~1400万年前に地下から上昇したマグマが熊野層群に貫入した流紋岩の岩脈である。岩脈が崩壊して波食棚に散在する漂礫は、巨大地震による津波で運ばれたとされる。(案内より)





























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本州最南端・潮岬灯台

2024年05月13日 | 関西の旅・社寺・庭園・城
串本海中公園から見えていた本州最南端の地・潮岬へ向かいます。潮岬では駐車場に車を置いて灯台へは歩いて向かいます。明治初期の江戸条約によって建設された8基の洋式灯台の一つで歴史的価値が高いAランクの保存灯台に指定されているほか、日本の灯台50選に選ばれています。潮岬灯台は、のぼれる灯台16基の一つです。




潮岬灯台






沖合の岩の上に釣り人の姿があります。


船名「うりた丸」と読めます。調べてみると磯釣りのための渡船だということです。


しばらくしてから見ると、島に人影がなくなっています。この船で引き上げたものと思われます。


沖合を行く船




灯台へはこの階段を上がります。


灯台からの眺望
眼下には太平洋の大海原が広がります。






中央やや左に潮岬観光タワーが見えます。


灯台資料館
















潮岬灯台を出た後、潮岬を一周しました。途中、大島へ渡る橋が見えましたが、時間の都合で大島へ渡るのは断念します。
♪ ここは串本 向かいは大島 仲をとりもつ巡航船・・♪
民謡「串本節」で歌われた巡航船ですが、1999年(平成11年)の大島架橋開通とともにその役目を終え今はありません。

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串本海中公園の海中観光船と海中展望塔

2024年05月12日 | 関西の旅・社寺・庭園・城
「道の駅 すさみ」で、エビとカニの水族館を見学した後、和歌山県東牟婁郡串本町有田の串本海中公園にやってきました。先ずは12時半出港の海中観光船ステラマリスに乗って、テーブルサンゴやその周りで泳ぐ魚を観察します。数種類の魚が姿を見せてくれました。下船後に、これまでに270種以上の魚が観察されているという海中展望塔で、さまざまな魚が目の前で泳ぐ姿を観察しました。
海中展望塔は水族館の沖合140mにあります。


桟橋からは青い小さな魚 (熱帯魚) がたくさん見えました。


海中観光船ステラマリス




12時30分発のこの船に乗ります。


海中観光船の中です。半潜水式で目の前は海の中です。


海中観光船の中から見えたテーブルサンゴや魚です。


















帰りはデッキに出て外の風景を眺めました。




潮岬が見えます。




海中観光船ステラマリスが出発桟橋に帰ってきました。


海中展望塔
海中観光船ステラマリス下船後に海中展望塔の中に入ります。
海中展望塔は水深6.3mまで降りることができます。





展望塔の周りに群れていたメジナ (グレ) です。
体長30〜40cmはありそうです。



係の人の話では餌やり体験の時間帯になると、それを目当てに夥しい数が集まってくるということでした。


海中展望塔から見えた魚です。
















串本海中公園周辺の風景です。












和歌山県すさみ町のエビとカニの水族館

2024年05月11日 | 関西の旅・社寺・庭園・城
みなべで一泊した翌朝、紀伊半島をさらに南下し串本町に向かいます。途中で休憩のため和歌山県西牟婁郡すさみ町にある「道の駅 すさみ」に立ち寄ると、町立の「エビとカニの博物館」がありました。入ってみることにします。130基の小型水槽には世界中から集められた、約150種類の多種多様な甲殻類が展示されています。初めて目にするものが多かったです。




ウツボにシロボシアカモエビ





















ゾウリエビ


ニシキエビ


アカイセエビ


カワリギンチャクの仲間




アメリカザリガニ


フリソデエビ


フレーミングリーフロブスター


タカアシガニ


ダイオウグリクムシ


アカザエビ


ヤマトカラッパ


アカイシガニ


アシナガツノガニ


オオゾクソムシ


ヤシガニ


ミズクラゲ




エダツノガニ


アミメノコギリガザミ


カクレイワガニ


コブセミエビ


ゴンズイ






タッチングプール


アマエビ (甘エビ ) というエビはいない


ウミガメ




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昭和の香り漂う滝見小路

2024年05月05日 | 関西の旅・社寺・庭園・城
梅田スカイビルのスカイウォークかの夕日を眺めた後は、スカイビル地下の「滝見小路」をぶらつきます。滝見小路には20軒を超える飲食店やショップなどがあります。地下に降りるとレトロな食堂街が出現します。ビル群が立ち並ぶ外の風景から一転して、昭和のノスタルジックな香り漂う街並みにタイムスリップします。
滝見小路
梅田スカイビルの地下にあります。


























滝見小路で夕食を終えて、スカイビルを後にします。


大阪駅周辺の夜景






天王寺駅
JR大阪駅からJR天王寺駅へは往きと同じように環状線で帰ってきました。






夜の通天閣


あべの筋 
真ん中を阪堺電車が走っています。天王寺〜堺間を繋ぐ大阪唯一の路面電車です。


あびこ筋


あべのハルカス

大阪旅行記を終わります。

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空中庭園から眺めた大阪夜景

2024年05月04日 | 関西の旅・社寺・庭園・城
新世界と通天閣で過ごした後、午後3時過ぎにホテルにチェックインし午後5時頃まで休憩。その後に地上173mからの夜景を見るためにJR天王寺駅から環状線で大阪駅まで移動して、梅田スカイビルに向かいます。スカイビルに着いたのが午後6時過ぎで、当初の目的通り昏れなずむ時間帯の大阪の街と完全に日が落ちた時の大阪の街の両方を見ることができました。


梅田スカイビル
40F 空に浮かぶギャラリー






阪急京都線・阪急宝塚本線・阪急神戸線・十三大橋などが見えます。


スカイウオークは円形になっていて一周でき、大阪の街を360°眺めることができます。夕日を見るために西側に人が集まっています。


太陽が沈むところは見えなかったものの、淀川を染める夕日がとっても綺麗でした。
淀川に架かるのは、JR神戸線と阪神高速11号 池田線









外国人旅行者が圧倒的に多かったです。












星の遊歩道「ルミ・スカイ・ウォーク」










真下に35F〜39Fへ通じるエスカレーターが見えます。360°見えるシースルーエスカレーターです。


エスカレーター


39Fのギャラリーショップとレストラン&バー




1Fには鯉のぼりが




梅田スカイビルを下から見上げたところです。2棟のビルを屋上部でつないであります。円形部分がスカイウォークです。


昼間の梅田スカイビル (2019年1月撮影)

アオサギのおねだり (天王寺公園にて)

2024年05月03日 | 関西の旅・社寺・庭園・城
ハトが人の周りに集まるのは珍しくはないのですが、アオサギのような野鳥でも人慣れすると、こんなにも大胆になるのかと驚かされるとともに、その行動には思わず笑いがこぼれました。大阪市立美術館と新世界を結ぶ道で見かけた光景です。


その (1) 自転車でやってきて弁当を広げるおじさんの前に集まるアオサギとハトです。




その(2) この場面は上の写真を撮影してから新世界に行き、その帰りに見かけました。
「美味しそうだなあ〜」、「食べたいなぁ〜」「ちっとだけでもお裾分けしてよ」と、おねだりしているかのような表情でした。食べている人が、足で追い払っても逃げようともしません。今にも飛びかかって奪うのではないかと思われるほど、首を伸ばして迫る場面も見られました。おそらく(1) のアオサギと同じ個体だと思われます。


予期せぬ鳥の訪問に、この人も驚かれたようです。










あまりにも、しつこく迫るので、食べている人が場所を移動します。その行方を見届けるアオサギです。


移動された場所をジッと見つめるアオサギです。

撮影はできなかったのですが、これで終わったのだとこの場を後にして、しばらくして振り返ってみると、なんと移動された場所にアオサギの姿があるではありませんか。その諦めない姿には脱帽です。よほど食べたかったようです。

「てんしば」
天王寺公園エントランスエリア「てんしば」は、カフェ、レストラン、フラワーショップ、子供の遊び場(有料)、総合ペットサービス、フットサルコート、コンビニエンスストアなど、公園と街の新しい楽しみ方が生まれる拠点となっております。(案内から)
「てんしば」から見た「あべのハルカス」






川底池




川底池のゴイサギ


川底池のアオサギ゜


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スリル満点 通天閣の跳ね出し展望台

2024年05月02日 | 関西の旅・社寺・庭園・城
昨年来た時には大行列ができていて、入るのを諦めた通天閣の前を通ると、意外や意外、行列ができていません。入ることにします。通天閣の高さは108mですが、一番高い跳ね出し展望台でも94.5mで、近くにある「あべのハルカス」の300mの展望台には、はるかに及びませんが、それだけに街並みを身近に感じることができます。




エレベーターで上がるのですが、少人数しか乗れないので、観光客が多い時間帯だと待ち時間ができるのはやむを得ないようです。この日はすんなり乗れました。


館内の様子






黄金の展望台


ビリケンさんと七福神
ビリケンさん
昔見たビリケンさんは木製で、皆んなが足の裏を触るので大きな窪みができていましたが、今は作り替えられて素材も違うので若干色が剥げている程度です。


吉祥天


寿老人


布袋


弁財天


恵比寿


毘沙門天

大黒天を写すのを忘れました。

特別屋外展望台へ上がります


特別屋外展望台からの眺望






大阪城が見えます。


天王寺動物園とあべのハルカス




キリンなどの姿が見えます。






天王寺駅


特別屋外展望台の跳ね出し展望台。シースルーフロアーになっています。ここで地上から94.5mの高さです。足下が透けて見えると恐怖感を感じるようです。おっかなびっくりの人が多かったです。




下を見ると、こんな感じです。


通天閣本通が真下に見えます。




タワースライダー
地上22mからEV塔の外周を回りながら地下一階 (地上ー4.5m) まで、約10秒で一気に滑り降りる(斜度約30度) 全長60mの体幹系滑り台。若い人に大人気のようでした。


お土産品店






以前道頓堀にあった「くいだおれ」のグッズも売られています。






新世界を終わります。
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新世界でコテコテの大阪を満喫

2024年05月01日 | 関西の旅・社寺・庭園・城
4/26に出発して大阪で1日を過ごした後、紀伊半島をぐるっと回ってきました。まずは大阪・新世界からのスタートです。新世界の通天閣にあるビリケン像は「ビリケンさん」の愛称で親しまれていますが、新世界の飲食店等の店頭でも「ビリケンさん」をよく見かけます。ビリケンさんの足を掻いてあげるとご利益があるとされています。新世界の飲食店などの看板の賑やかなこと。道頓堀の看板に負けず劣らずの派手さです。今ではほとんど見かけることのない射的場もいくつかありました。








串カツ専門店が多いのも、この街の特徴です。








人力車も走っています。














串カツ盛り合わせ
店員さんが10品の素材を一品ずつ説明してくれましたが、頭の中を素通りして覚えていません。


通天閣



石垣にそびえる空中楼閣・百済寺本堂

2023年12月12日 | 関西の旅・社寺・庭園・城
本坊・喜見院から天下遠望台と進み、再び表参道に戻り、「百寺巡礼」作家の五木寛之さんが「石垣にそびえる空中楼閣」と命名した本堂に向かいます。仁王門の両側には巨大な大草鞋が奉納されています。




弥勒坂
弥勒坂を上ります。






仁王門


本堂
五木寛之さんが「石垣にそびえる空中楼閣」と命名した本堂です。










鐘楼


なだら坂
帰りは石段の少ない脇参道「なだら坂」を下ります。
ミツマタが群生する道でした。
蕾をたくさんつけていました。





なだら坂で見かけた紅葉は、まだ鮮やかさを残していました。
















百済寺本坊


菩提樹



長寿桜





百済寺本坊






百済寺で見かけた猫
百済寺の参道の真ん中に一匹の猫が座り込んでいます。
人が通っても気にするふうもなく目をつぶっています。
首に鈴がついているところを見ると
このお寺で飼われている猫のようです。





こちらの猫は濡れ縁にちょこんと座って、
同じように目をつぶっています。
上の猫と同じような鈴を首につけていますが、
鈴の模様の色が違います。
兄弟・姉妹か親子なのかもしれませんね。




上の猫が濡れ縁の下に入り込んで、
地面に体をすりつけたり毛づくろいをしています。
近寄っても気にすることなく同じような動作を
繰り返していました。












時間が許せば永源寺まで足を延ばすつもりでしたが、
晩秋の日暮れは早く、百済寺を最後の訪問地とします。
湖東三山スマートICから名神高速に入り帰路につきます。
往路・復路ともに関ヶ原付近は雨でしたが、
帰りは山頂付近に雪をかぶった伊吹山の姿を
見ることができました。