羽生結弦選手 応援ブログ~kosumo70

日々の出来事や、フィギュアスケート、羽生選手の情報や感想など。
楽しく羽生選手を語りたいと思います。

羽生選手の二度見!

2014-03-20 10:05:57 | 日記
 羽生結弦選手「金メダルおめでとう」パレード決定!
 ソチオリンピックの男子フィギュアスケートで、金メダルを獲得した羽生選手。
 その功績をたたえ、祝福するために、凱旋パレードを開催することが
 決定しました(写真は2月26日仙台市役所来庁のもの)。

 ■日時 4月26日(土)13:30~14:00
 ■コース 東二番丁通 約880メートル
 (スタートはみずほ銀行仙台支店前、ゴールは仙台市役所前)
 ※くわしい内容や通行規制などについては、決まり次第ご案内します。
 (くわしくはこちらをクリックしてください)

 

 新しい情報が入りました。

 ソチ五輪フィギュアスケートで日本男子初の金メダルを獲得した、仙台市出身の
 羽生結弦のパレードが4月26日に実施されることが分かりました。
 10万人弱の人出が見込まれています。

 市によると、羽生は装飾した大型トラックに乗って、市中心部約880mを
 午後1時半から約30分間パレードする予定。
 県内でフィギュアを習っている子どもたちも同乗するとのことです。

 また、宮城県はこの日に県民栄誉賞を授与することも検討しています。
 (MSN産経ニュース より)

 ※注意事項があるらしいです。
 仙台パレードの注意事項、「沿道から立見での観覧。事前の場所取り禁止。
 花束やプレゼントの受付なし(投げ入れも禁止)。個人協賛金の受付なし。」
 (こちらで、詳しく説明してあります)地図もありますよ!
 紙吹雪は禁止・・っていうか笑

 ナムくん
 「(羽生)結弦選手とパトリック・チャン選手が僕の憧れ。
 結弦選手とは一緒に練習することで刺激をもらっています。
 このあと世界選手権にも出るのですごくハードなスケジュールですが、
 日本のファンの方達はすごく応援してくれるので、日本に行くのが楽しみです」
 と話した。Canonインタより
 (こうなったら、一緒にパレードへ参加しちゃったら~ 

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 リプニツカヤ<世界選手権でクリーンに滑りたい
 (私、この選手好きなんですよね) 
 
 明日にでも、日本の夕陽をもう一度じっくり見なおしてみます!
 ユリア・リプニツカヤ
 日本の世界選手権でクリーンな
 演技ができるように頑張る

  (前文略)

 「日本で行われるこういう大会で、しかもオリンピックの後に金メダルを
 目指して戦うのは、とても難しいです。
 フィギュアスケートの大専門家じゃなくてもわかること。でも、どんな場合でも、
 ロシアチーム全員がメダルを目指して、ソチ後に残った最後の力を振り絞って
 戦います。私はクリーンな演技をお見せできるように頑張ります。
 これが今いちばんの課題。
 それに、来シーズンの世界選手権の、国の出場枠数のために戦う必要もあります」

 リプニツカヤの説明によれば、プログラムはソチで演じたものに変更を
 加えずそのまま行こうと、コーチのエテリ・トゥトベリーゼと二人で
 決めたという。ショートプログラムはマルク・ミンコフの『愛はまごころ』、
 フリーはジョン・ウィリアムスの映画『シンドラーのリスト』の音楽に
 のせて滑る。

 この15歳の選手は、世界選手権へ行くのが待ちきれないと話す。

 「日本をとても気に入っています。日本で演技をするのは、すべての
  フィギュアスケーターにとってとても心地の良いこと。
  あんなに好意的で、理解があって、敬意を持った観客やフィギュアスケートファンに、
  私はまだどこでも会ったことがありません。初めて日本を訪れて、1週間後に
  帰国したときは、そこがどんなに素晴らしい場所かをみんなに語りました。
  それから、ちなみに、日本がなぜあんな国旗なのかも訪れてみてわかったんです。
  あんなに赤い夕陽は世界中どこにもありません」 
  (ロシア語自習室さんのブログより)
 (他にもたくさんの素敵な記事を翻訳されています) 
 翻訳ありがとうございました。
 原文は、こちらです。

 とにかく、リプ選手は大好きですね。
 何が好きかって・・この選手の柔軟性としなやかな美しさ。
 将来、すごい選手になると確信しています!もう女性の選手では
 この人しかいません。(私の中では)

 

 

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 0319 2度見
 こちらを、リンクしてください。

 

 

 
 (画像はキャプさせて頂きました)

 羽生選手は、お母さんと一緒にここでも願いを込めて
 絵馬というか・・書き留めていたんですね。
 (クリックすると拡大になります)
 
 
 (グーグル画像からお借りしました)

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 スケーティングも大事、そして注目選手は フィギュアスケートに注目
 採点早わかり・3(渡辺佳子) <ソチ五輪コラム>

 ソチ五輪の各種競技が本格的に始まりましたね。
 団体戦の試合を観て、フィギュアスケート団体戦の試合をご覧になった方も
 多いかと思います。競技観戦をより楽しむために、採点方法の仕組みを
 説明してきたこの連載。今まで2回かかって、ようやく技術面からの採点法の
 概要を説明し終わりましたが、まだそれでは採点の半分にしかなりません。
 個人戦が始まる前に、もうひとつの採点、PCSについても私なりの説明を
 してみたいと思います。(美容ジャーナリスト・渡辺佳子)

 ○要素以外の採点、それがPCS

 フィギュアスケートの採点には、もうひとつ大事なスコアが残っています。
 それが「PCS(ピーシーエス)」と呼ばれるもの。Program Components Score
 (プログラム・コンポーネンツ・スコア)を略したものです。
 5つの項目を審査するので、別名「5 Components(ファイブ・コンポーネンツ)」
 とも言われます。GOEと同じく9人の演技ジャッジが採点します。

 よくフィギュアスケートの説明に「表現力」という単語が出てきますが、
 これは6.0点満点の旧採点法の「アーティスティック・インプレッション
 (芸術印象点)」の名残りなのでしょうか。
 「芸術点」とおおまかにまとめているものも目にしますが、それもちょっと
 この採点の一面しか表していないし、「演技構成点」という訳もすべてを
 表しているとはいえないと思うのですよね。
 なぜならプログラム=演技、ではないのですから。

 TESを「要素の採点」とすれば、PCSの意味するところは、簡単に言って
 「決められた要素以外の部分の採点」ではないでしょうか。
 演技だけでなく能力や感性も含まれた評価だと思います。

 たとえばプログラムを庭にたとえて、要素を、植木とか花とか滝とか小径などに
 見立てたとすると、PCSはそれ以外の、「庭全体の設計プラン」とか、
 「デザイン・コンセプト」とか、「順路の作り方」とか、そういう周辺のものの
 採点な気がします。
 脈絡なく植木や花が置かれていては庭としてまとまりがないし、配置はよくても
 「置けといわれたから置きました」というぞんざいな置き方では、観ても
 おもしろみがありません。
 何のためにこの庭をこの形にしたのかとか、どういう思いでこの庭を造ったのかが
 伝わらないと、訴えるものがないですよね。
 また「確かにこの花や木は咲き方も枝振りもよく手入れされているけど、
 庭全体の統一感がないよね」とか「この花は立派だけど、この庭にはちょっと
 合わないんじゃないのかな」とか、そういう評価もあってよくて、
 PCSとはそこを見るものなのではないかと個人的には解釈しています。

 具体的に何をジャッジするかというと、その内訳はこうなっています
 (アルファベット2文字は採点表の略表示)

 SS=スケーティング・スキル
 TR=トランジション
 PE=パフォーマンス・エクセキューション
 CH=コレオグラフィー
 IN=インタープリテーション
 
 スケーティングはすべての土台。その能力判定を前提として、
 プログラム・デザインであるコレオグラフィー(振付)はどうか。
 細かなパーツの組み立て部門であるトランジションをどう工夫しているか。
 個性を表わすためのパフォーマンス(演技)力はあるか。使用楽曲を理解して
 演技しているかというインタープリテーション(解釈)の5方向からの判定と
 いえましょうか。単に漠然とした「表現力」では表しきれない多面的な
 項目を採点していることがわかるでしょう。

 具体的に各審査項目でチェックされるのは、たとえば以下のような部分です。

 スケーティング・スキル=スケートの基本である滑りそのもの、速さ、加速、
 エッジ使い、ターン技術、膝の使い方など。
 トランジション=要素と要素をつなぐ体の動きにどれほどの工夫があるか
 (要素以外で行うジャンプやステップやターン。イーグルやイナバウアー
 などもここに入る。
 
 パフォーマンス・エクセキューション=体の動き、身のこなしの美しさ。
 そこに個性やスタイルが出せているか。プログラムに込めた思いが表せているか。
 アピールができているかなど。
 コレオグラフィー=プログラムのコンセプトや目ざすもの。
 振付の全体バランス。
 リンク全体を広く十分に使えているか。動きの意味と独創性。音楽とのマッチ。
 インタープリテーション=曲の解釈。音楽の特徴をとらえて強弱やリズムの
 変化などを反映した動きができているか。
 これらそれぞれの項目について、9人のジャッジが、10点を満点とした
 0.25点刻みの点数をつけて評価したものがPCS計算の元となります。
 (採点表で9人のジャッジがつけた点数が並んで示されていますので興味を
  持った方は試合後に公表される採点表を見てみてください)

 PCSは有力選手なら各項目平均して7点台。上位選手なら8点台を揃えてきます。
 とりわけ素晴らしい部分には9点台が出ることもあります。

 ○ スケート競技である以上まずはスケーティング技術ありき
 個人的に感じることでいえば、バンクーバー五輪以降は、ますます
 スケーティング・スキルに重きが置かれるようになってきていると思います。
 そもそもフィギュアスケートは、振付の前にスケート競技なのだから、
 滑らなくては意味がない、と、それは確かにそうです。理解できます。
 スケーティング技術なしには、リンク全体を上手に使って、大きく印象的な
 演技を見せることはできません。いかに上半身だけで頑張ってアピールしても、
 肝心のスケートが滑っていなかったり、足下の技術がおろそかだったり、
 途中でその場に止まったままの時間が長かったりする演技は評価され
 にくいのです。

 そしてジャンプも、その場で跳び上がることよりスピードをつけて踏み切り
 着氷することのほうが難しい。ですからスケーティングスキルを持った選手が
 「スピードにのった踏切から→軸を保って飛距離を出し→乱れのない着氷→滑りが
  止まらずそのままスピードが落ちずに流れていく」という理想形でジャンプを
 成功させると、要素加点であるGOEも上がり、大きな得点源となります。
 ジャンプが終わった後の着氷でストンとその場で滑りが止まってしまってから
 また漕ぎ出すのとでは、GOEが全く違っています。
 というようにスケーティングスキルはジャンプのGOEとも連動する大事な
 ポイントにも思えます。

 質の高いスケーティングというものは、演技時間内の滑りに途切れる個所がなく、
 ひと続きの滑りとして心地よく見ることができるもので、スタートから
 加速するときには無駄な漕ぎがなくすーっとトップスピードにのっていく。
 そしてエッジを使ったきれいな弧の軌跡が残り、曲調によるメリハリも
 しっかりついている。

 たとえばカナダのパトリック・チャン選手やイタリアのカロリーナ・コストナー選手
 のスケーティングは、見ているだけでストレスが消えて気持ちよくなるような
 滑らかさです。
 韓国のキム・ヨナ選手のスケーティングは、そこに持ち前の筋力が加わった力強さが
 特徴的ですし、アメリカのジェレミー・アボット選手のスケーティングは、エッジから
 音楽のリズムが聞こえてくるような繊細さが美しい。
 まだ粗さはありますが、中国のハン・ヤン選手のスケーティングは、とても
 スケールが大きくて雄大――と、ジャンプにそれぞれの選手の個性が出るように、
 スケーティングにもさまざまな個性があります。

 日本選手はどちらかというと、ジャンプの練習に重きを置きがちでしたが、
 この4年間でずいぶんスケーティング技術向上を意識して努力してきていると
 思います。
 ジャンプ修正のために、佐藤信夫コーチの元でスケーティングを最初から
 習得し直した浅田真央選手。海外のアイスダンスのコーチの元で夏合宿に参加して、
 滑りをブラッシュアップしたこともある高橋大輔選手。
 元々の高速スケーティングに、さらに緩急と流れをつけ、音楽表現を高めている
 鈴木明子選手。
 この2シーズン、めきめきとスケーティングに力強さとメリハリが出てきた
 村上佳菜子選手。町田樹選手と羽生結弦選手も、ともに北米に拠点を置いて
 指導を受けてきたので、スケーティングの重要性は十分理解して準備して
 きたはずです。

 今大会はぜひとも、ジャンプだけでなく、各選手のスケーティングにも
 注目してみてください!
 テレビ画面ですとカメラも選手を追って動いているため、スケーティングの
 速さはいちばん識別しづらいのですが、選手が滑る時、選手ではなく後ろの
 フェンスが流れる速度を見てみてください。
 そうすると選手ごとの速度感の差がつかめると思います。

 ○テクニックと個性と感情をいかに盛り込むか、それが高PCSへの道
 スケーティングの質をはじめ、要素と要素の間にみっちり細かいテクニックを
 入れたり、音楽解釈を最大限にアピールしたりする部分は、やはり経験を
 積んだ先輩たちが上手です。

 テレビではあまりわからないかもしれませんが、若い選手を生で見ると、
 どうしても滑りに力がなかったり、速度が遅かったり、リンク全体を使って
 滑ることができず、物足りなさを感じることがあるのですよね。
 要素をこなすだけでやっとという選手もいますし。

 年齢的にジャンプ動作の身軽さではかなわなくても、味のあるスケーティングや
 曲&プログラムの成熟した解釈で差をつけるなど、先輩選手たちの演技は、
 ひと味違うなと思うことが多いです。そういう意味で高い評価を受けているのが
 高橋大輔選手でしょう。

 もちろんジャンプ技術やステップ力は以前から世界レベルに達していましたが、
 とくにバンクーバー五輪以降の彼の、PCS面で採点される部分での成熟ぶりは、
 フィギュアスケート男子史上の最高レベルに達しているのではないでしょうか。
 演技が始まり彼が腕をふりあげた瞬間に会場が持って行かれてしまう、
 あの圧倒的な「空間支配力」は、高橋選手ならではの魅力。
 それが、他の選手にも大きな影響を与えてきたと思います。
 要素を完璧にこなすだけでなく、人の心を掴むアピールができないと高橋選手には
 勝てない! そう感じた国内・海外の有力選手たちが、以前より振付にこだわり、
 上半身や腕の使い方にまで気を配って、自分らしいプログラムを作る
 ことに力を入れるようになってきたように感じるのです。

 高橋選手に憧れてスケートを志した町田樹選手もその1人。
 同じように芸術性や演技力を大事に、自分にしかできない作品作りを
 めざしてきた選手です。
 それとともにPCSを伸ばしてきましたが、今季は4回転ジャンプが安定して
 入るようになったためTESも伸びて、一気に上位に躍進したのです。

 一方で、シニアの試合に参戦してきて間もないのに、PCS評価を伸ばして
 きた成長著しい若手選手がいます。
 特に注目はアメリカのジェイソン・ブラウン選手(19歳)と
 ロシアのユリア・リプニツカヤ選手(15歳)。それぞれ、フリー演技として滑る、
 「リバーダンス(Reel Around the Sun )」(ブラウン選手)、
 「シンドラーのリスト」(リプニツカヤ選手)が名作の誉れ高く、
 情感たっぷりに音を表現し演じる能力があります。

 それに比べて旧採点法時代に活躍し、今なお現役を続けているベテラン選手
 たちに関しては、以前はこうした評価項目がなかったため、PCSを平均して
 伸ばすことにちょっと苦労しているようです。
 でも彼らとて最後の五輪と決めたソチ五輪にかける思いは強く、プログラムに
 趣向をこらしてくると思います。

 限りなくTESを伸ばそうとする最大限のチャレンジ。
 プログラムに対する理解度を上げて、自分なりの演技で成長をアピールし
 PCSを上げていこうとする試み。ソチ五輪は、2つの方向からの各選手の努力の
 結果が晴れの舞台でぶつかり合うこととなり、男女ともに素晴らしく
 レベルの高い大会になりそうです!

 ○ 海外有力選手の動向と見どころ~男子~
 みなさん、日本選手の活躍はすでに詳しいと思いますので、ライバルとなって
 きそうな海外の選手について最後に少し。

 男子の場合、パトリック・チャン選手は、すでに話してきたように高い技術と
 世界最高といわれるスケーティングを兼ね備え、TESとPCS両方で隙なく得点を
 積み重ねてくる最も手強い相手。先日のソチ五輪・団体戦でのショート演技では
 ジャンプが少し不安定でしたが、これを個人戦までにどう調整してくるでしょうか。
 スペインのハビエル・フェルナンデス選手は4回転が大得意。
 2種類の4回転を持っていて、ショートから4回転サルコウを入れ、フリーでは
 2種類の4回転を合計3本配置してTESを稼いできます。ジャンプがすべて決まれば
 PCSも伸びる傾向にあるため、怖い存在です。

 アメリカのジェレミー・アボット選手は、長年4回転ジャンプの着氷に苦しんで
 きました。けれども1月の全米選手権ではショートでもフリーでも見事に4回転を
 決めて、全米王者に返り咲き。
 彼は、先に触れたスケーティングの技術はもちろん、要素のつなぎ部分に凝る
 ことでも知られ、トランジションやパフォーマンスの部分で高PCS評価を
 得るタイプなので、TESが揃った時は上位が十分狙えるのです。

 高いTESを出すことができる選手たちといえば、チェコのミハル・ブレジナ選手と
 カナダのケヴィン・レイノルズ選手がいます。
 ブレジナ選手はショートから4回転を跳んできますし、トリプルアクセルも
 きれいです。レイノルズ選手は今季は靴のトラブルで本領を発揮できていないのが
 残念ですが、ショートとフリーそれぞれに4回転を2種類入れることができる実力派です。
 ソチ五輪では団体戦のフリーに登場して4回転を3本決めてきましたね。
 同じように今季、怪我や病気で思ったような戦績を残せていませんが、
 カザフスタンのデニス・テン選手も、フランスのフロラン・アモディオ選手も、
 チェコのトマシュ・ベルネル選手も、ジャンプが安定すれば上位に残る実力の
 ある選手たちです。

 若手で上り調子のアメリカのジェイソン・ブラウン選手や中国のハン・ヤン選手が
 どこまで先輩たちと戦えるかという見どころもあります。
 ブラウン選手は4回転は持っていませんがトリプルアクセルを美しく入れることで
 GOEでTESをまとめ、PCSで勝負するタイプ。
 ヤン選手はトランジションなどはまだ成熟していないものの、4回転+3回転、3回転
 ルッツのコンビネーションなど難度の高いジャンプをお手本のように跳ぶことが
 できる点が魅力の選手です。

 また、すっかりベテランとなったフランスのブライアン・ジュベール選手が
 フリーでは今までの力強いプログラムとは少し違う、しっとり系の
 「アランフェス協奏曲」を用意。
 ロシアの1枠を勝ち取ったエフゲニー・プルシェンコ選手のフリーは彼の過去の
 名演技を集めた「ザ・ベスト・オブ・プルシェンコ」。
 すでにソチ五輪の団体戦で披露されましたね! 
 このあたりも見逃せないポイントでしょう。

 ○ 海外有力選手の動向と見どころ~女子~
 女子の場合は、ショートもフリーも3回転ジャンプのコンビネーションで
 TESの大量得点を狙うのが常識となってきました。
 とりわけ3回転ルッツ+3回転トウループという、基礎点が10.10点ある
 コンビネーションを軽々と入れてくる10代の選手たちは、成功すれば高得点を
 得てくるので油断できません。

 この3回転ルッツ+3回転トウループを、ショートでもフリーでもあっさり決めて
 くるのが、ロシアのリプニツカヤ選手と、アメリカのグレイシー・ゴールド選手。
 ゴールド選手はキレのいい若々しい滑りをする18歳の選手で、当初からジャンプに
 定評がありましたが、昨秋からは名コーチ、フランク・キャロル氏の元で練習に
 励んできました。
 一方、PCSのところでも触れたリプニツカヤ選手は、15歳ながら大人びた憂いの
 ある演技ができ、体操で培った軟体を生かした独創的なスピンを持っているため、
 スピンのレベルやGOE加点で非常に高いTESを出してもらえるのが強み。
 昨年まではスケーティングにまだジュニアっぽい弱さがあったのですが、
 1月の欧州選手権では、情感をこめた美しい滑りを見せ、すでに作品を
 まとめるまでに急成長。ミスなく要素をまとめれば、ソチ五輪は地元なだけに
 会場の盛り上がりも予想され、最もメダルに近い選手の1人に浮上してきました。

 ロシアとアメリカにはもう1人ずつ10代の注目選手がいます。
 アデリナ・ソトニコワ選手とポリーナ・エドモンズ選手で、この2人も安定して
 3回転連続ジャンプを入れる力を持っています。
 ソトニコワ選手は脚力とバネがあり、ルッツ+トウループ以外の難しい
 3回転コンビネーションも跳ぶことができます。
 アメリカのポリーナ・エドモンズ選手は15歳。今季ジュニアの試合に出ていた
 選手なのですが、全米選手権で2位に入り代表入り。
 何と初めてのシニアの大会が五輪という大抜擢でしたが、ショート、フリーともに
 3回転ルッツのコンビネーションを決める力があるので、運と実力を兼ね備えた
 シンデレラガールといえましょう。

 一方、その傾向をふまえ、アメリカのアシュリー・ワグナー選手やイタリアの
 カロリーナ・コストナー選手など、お姉さん世代のスケーターたちも、
 3回転+3回転をプログラムに入れてきています。
 ワグナー選手は、アスリートらしいきびきびした潔い滑りが魅力。
 コストナー選手は傑出したスケーティングで高速スピードからそのまま跳ぶ
 ジャンプの飛距離が秀逸。
 彼女はPCS面での評価も常に高く、ジャンプだけでは語れないフィギュアスケートの
 魅力を伝えてくれる選手のひとりです。
 そして、今季は大きな大会に参加していないながら、抜群のジャンプ
 コントロール技術とスケーティング力を持ったキム・ヨナ選手もいよいよ
 登場してきます。

 (◆日本女子に関しては、鈴木明子選手もバンクーバー五輪後に鍛錬を
 続け、26歳の時にマスターした連続3回転トウループを入れてきています。
 もちろん村上佳菜子選手も3回転連続ジャンプをきれいに跳びます。
 そして浅田真央選手ですが、出発前に、フリーを今季前半のジャンプ構成に
 戻して五輪にのぞむ可能性を示唆しましたね。
 つまり前半にトリプルアクセルを跳んだ後、トリプルアクセルをもう1本ではなく、
 3回転連続ジャンプ(フリップ+ループ)を入れるという構成。
 この構成で行きますと、彼女はこのあと単独ジャンプのルッツ、トウループ、
 フリップを入れていますから、1人の選手が1つのプログラム内で
 3回転ジャンプを全種類跳ぶことになります。
 もちろん現状、トリプルアクセルは浅田選手しか跳ぶことができませんから、
 これに挑戦できるのは彼女だけ。達成すれば素晴らしい記録になるのです。)

 「史上最強」と世界が認める日本選手たちが挑むソチ五輪の個人戦は、
 男女ともショートから息が抜けない展開になることは必至。
 試合日程は、男子は現地13日(ショート)、14日(フリー)、
 女子は19日(ショート)、20日(フリー)です。

 試合は現地19時からのため、時差が5時間ある日本での観賞タイムは24時から。
 世界ランクの高い日本選手の登場は夜更けを越えて明け方に近い時間帯に
 なると思います。

 私の中では今大会は、これで現役引退を表明している選手たちの壮大な送別会
 という位置づけ。
 ここまできたら、あとは、選手たちが何のトラブルも怪我もなく、試合当日を
 迎えること。
 そして全員が晴れ晴れと精一杯の演技をしてくれることを祈るのみです。
 合い言葉は「祈・全員神演技!」
 <筆者紹介> 渡辺佳子(わたなべ・けいこ) 美容ジャーナリスト。
 くわしくはこちらをクリックしてください。

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 さて、ここで同じく採点法として野口さんが語っています。
 フィギュア採点の最難関を徹底解説!
 ソチ演技で見る「演技構成点」とは。

 採点競技であるフィギュアスケートは、必ずと言ってもいいほど試合後に
 「点が高すぎる、低すぎる」「不正採点だ」などという意見が、どこから
 ともなくわいて出る。

 「芸術」と「スポーツ」の共存する競技である以上、ある程度意見が
 分かれるのは仕方がないだろう。そもそも「芸術」を客観的に採点
 しようとすること自体が難しいのだ。

 それでも、国際スケート連盟は芸術面を評価するため
 「演技構成点(プログラムコンポーネンツスコア/PCS)」の採点基準を
 明確に定め、専門家であるジャッジは試合ごとの会議や毎年の
 セミナーで勉強も重ね、共通認識をもって採点している。

 そこで今回は、この難解な演技構成点(PCS)について、ソチ五輪のスコアを
 見比べながら解説していきたい。
 PCSは全部で5項目。「スケーティング技術」「つなぎのフットワークと動作」
 「演技と実行」「振り付け/構成」「音楽の解釈」がある。

 まずよく聞かれる誤解は「芸術面なのに、スケート技術やフットワークなど、
 技術的なことを評価するのはなぜ?」というもの。しかしフィギュアスケートは、
 あくまでも「滑ってなんぼ」の競技だ。
 「滑りの技術を通して表現する」ことが大前提になる。
 足元の技術が多彩であるほど、より芸術性の高い表現が出来るのだ。
 (ここから先は、本文を見てください。)

 Number より」
 
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 競馬界にも「ユヅル」5月道営デビューへ
 ユヅくんフィーバーが競走馬界にも飛び火した!? 
 ソチ五輪のフィギュアスケート男子シングルで日本人初の金メダルに輝いた
 羽生結弦(19=ANA)にちなみ「ユヅルノオンガエシ」と名付けられた
 サラブレッド2歳牝馬が、ホッカイドウ競馬でデビューを待っている。
 現在、門別競馬場でトレーニングを積んでおり、4月23日に開幕する
 14年度開催でのデビュー、活躍を目指す。

 ホッカイドウ競馬にも「ユヅル」がブームを巻き起こすかもしれない。
 2月のソチ五輪フィギュアスケート男子シングルで金メダルの羽生にちなんで
 命名された2歳牝馬ユヅルノオンガエシ。
 今春デビューへ、門別競馬場で坂路、トラックなどで調教を続けている。
 銀盤できらめいた本家に続けとばかりに、同じドーナツ型のレースコースで
 将来のスターを目指す。

 管理する田中淳司師(42)は、報償金の使い道に東日本大震災の被災者への
 寄付を挙げ、故郷東北を思いやった羽生に感銘を受けた。
 「本当に感動しましたし、知人と相談して父のオレハマッテルゼと連想して
 名付けました。半姉は気持ちの面で能力を出し切れないケースがありましたが、
 羽生選手のようにプレッシャーに打ち勝って、のびのびと走ってくれれば」
 と期待を寄せる。
 (せめて、中央へ出向してください)
 日刊スポーツ より

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 ・純粋な応援を呼びかける中国ファンも!
 (中国では、浅田真央選手は以前から凄い人気ですが・・)
 羽生選手を、見守るために作られてルールがあるらしい。

 「試合の最後の一秒まで見守ること」
 「ライバル選手の悪口を言わない」
 「ほかの選手との比較もダメ。まったり理性的に応援しよう」
 「妙なあだ名をつけないこと。彼のことは“羽生くん”、“結弦くん”、
 “Yuzu”と呼びましょう」
 「BL的な内容は厳禁、カップリングも禁止」
 と、純粋な応援を呼びかける声が出ている。彼らに「静かに見守りたい」と
 思わせるほど、羽生選手の魅力は彼らの心につきささっているのだ。
 まさにスポーツが国境を越えた瞬間である。

 ・羽生選手に対する中国ネットユーザーの声

  現在、ロシアで行われているソチ冬季オリンピック。
 日本時間2014年2月14日に行われたフィギュアスケート男子ショート
 プログラムで、日本の羽生結弦選手が101.45点をマーク、暫定1位となった。
 ショートプログラムでの100点超えは史上初のことだ。

 「誰なの、あの可愛い子は!?」

 「あああああああああ、カッコよすぎ~!!!」

 「羽生君の演技は何と言ったらいいかわからない……まるで絵のよう。
  愛してる! 新しいスケートの王子様だわ!」

 「神だ、美しいとしか言いようがない」

 「女子の柔軟さと男子の力強さを同時に持っているなんて! 
  さすが世界最高得点だよ」

 「魂を持ってかれちゃう!」

 「音楽もジャンプも動きもプログラムも、もう私の心の扉を閉じることは
  できないッ!」

 「神レベルの演技。外国選手にこんなに感動したのは初めて」

 「女子は真央ちゃんに男子は結弦くん。日本チームは目の保養になるねぇ」
 (一部、抜粋しました)こちらをクリックしてください。

 確かに美しいですよね。普通に見ても・・! 

 

 手、足、すべてのバランスが整っているし・・!笑顔も可愛い。

 

 そして、手の表情・・アホ毛さえも美しい。

 

 こんな苦しくそうな顔でも絵になるなんて・・!

  

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 羽生結弦は男女両ホルモンが多い?
 世の中にはフェミニンな顔つきの男性もいるもの。ソチ五輪で金メダルを
 獲得した羽生結弦選手もその一人だろう。ところでこういった男性は、
 やはり女性ホルモンの割合が人より多いのだろうか。
 そもそも一般的に男女の「性ホルモン」の割合はどうなっているのだろう? 
 帝京大学医学部附属病院の井手久満先生に伺った。

 省略

 「あれほど自己表現に富み、ストイックに勝利を求めるところを見ると、
  やはり多いのではないでしょうか。ただ一方で、顔が縦長の男性は
  男性ホルモンの影響が少ないともいわれます。実際のホルモン量は
  別として、形だけで例を挙げるなら堺雅人さんのようなハンサムな
  顔ですね。
  羽生選手もそういった形に近いので、女性ホルモンの影響も同様に
  多いのかもしれません」

 羽生選手は2つのホルモンがともに多いから、フェミニンかつ勝負に
 どん欲なのかも(あくまで推測の話ですが…)。
 (ここまできたか!羽生選手は色々テーマ与えてくれますね)
 ソース元はこちらです。
 
 人差し指に比べて薬指の長い人は男性ホルモンが多いという研究もあるそう。
 ぜひ一度、羽生選手の手を見てみたいところです。笑
 (クリックすると拡大になります)

 

 ちなみに、羽生選手は・・・?

 
 (人差し指より、薬指の方が長いですね)

 おまけ

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 羽生選手の応援クリックをよろしくお願いします。
 あなたの想いが羽生選手に伝わりますように~
 ワンクリックパワーを一回お願いします。笑↓

  

 
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