背後のご自宅の２階から・・・・
まめさんが呼びかけてきた。
あぁー・・・・そうねぇ
うん、まぁ、遅くなると言えば、遅くなるねぇ
そうねぇ。 まぁ、明日って感じで・・・・・
うんうん。 明日の夜には帰るんじゃない？
ぎゃぁぁぁぁっ
あたしに怒るなよ あたしに
しょうがねぇだろ
忘年会時期なんだから
今回はね、明朝も早いし、街に泊まって来るんだってさ
あぁ、ホテル代がもったいない
あぁ、それなら大丈夫
愛の充電は、ママンのおひざでするといいよ？
・・・・・・・・・・
ま、そんなワケで、今夜の夕飯は、
サッポロ一番味噌らーめん
やっぱり、「正麺」より、こっちのハデな味の方が好みでね
残ってたキャベツ刻んで、冷凍庫に残ってたギョウザの“具”と炒めてのっけ、
もりもり食っておきまスた
ところで、まめちん
なんでそっちへ行ってるんだよ
こっちに来てくれなきゃ、寂しいでしょぉ
ひどいしと
だけど、そういや今夜は、カゴの方に入ってるんだね
そっか。 うんうん。
箱じゃなくて、カゴに入ってるのか
ぬぉぁっ
入らないんだったら、捨ててもいいだろぉ
・・・・・・・・・・
そんな、ふたりの夜の始まりなのである
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魯肉飯 八角の香り良く、旨いです
ま、そんなワケで、昨夜の話の続きなのだが・・・・・
カットしたザッハトルテに、泡立てた生クリームを添える。
どぉ？ いいにおいしてる？
そりゃよかった
昔は生クリームが大好きだったまめじろうさん。
だけど最近は、においを確かめるだけで
まったく舐めようとはしなくなりましてね。
以前はパスタやシチューでクリームを使うたびに
ほんのちょっとだけ、小皿に入れてあげたりしていたのだが・・・・・
オヤジ：「今、舐めなかった
」
えぇ 鼻を舐めただけだろ？
まめちん
オヤジ：「舐めたっ」
ままままっ まめちんっ？！
あまりの勢いにしばしボーゼンとするも、
慌ててクリームのお皿を取り上げる。
見ると・・・・・
オヤジ：「きちゃなぁ～っ」
まめちん、クリーム、舐めたんだ
オヤジ：「きちゃないよ きちゃなすぎっ」
・・・・・・・・・・
とりあえず、捕まえる
まめさんや
なんで舐めたりなんかしたんだい？
もぉ最近は、ちっとも舐めなくなってたじゃないか
こっちが聞いてるんだよ
はぁ？
・・・・・・・・・・・
とにかく、このクリームだらけのおクチを拭いてやらないと
だいたい、あんなにクリーム舐めたら太るぞ？
・・・・・・・・・・
ほんっとに、「食」の好みが
二転三転するヤツなのである
ま、そんなワケで、
まめさんが舐めちゃったクリームではありますが・・・
相変わらずアプリコットの酸味、芳醇なチョコの風味、
どっしりしたスポンジが、最高においしゅうございました
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えぇ、もぉ、使いやすさじゃ、最高のモップでございます
そんな昨夜の泡のアテ・・・・・
なんだと思います？
大事に大事に箱から取り出すのは・・・・
『リリエンベルグ』の
ザッハトルテぇ～っ
いや、ほんっと久しぶりだわ 何年ぶりかしら
取り寄せたのよ
なんだか久しぶりに無性に食べたくなりましてね
ホントはナポレオンパイがもっと好きなのだが
それは当然“お取り寄せ”不可なんでね
急いで始めるのは・・・・
ふふんふ～ん
すると・・・・・・
オヤジ：「まめちん？」
オヤジ：「おかぁさん、後ろにまめちん来てるからね？
」
黙って背後に来るなって、あれほど言ってるだろ？
オヤジ：「まめちん、背後に座るのは危ないよ？」
オヤジ：「それならせめて、ひと声かけてからにしないと」
遅いんだよ
そのまま まめじろうさんは、わたしの背後で・・・・・
視線が痛い
オヤジ：「もしかして、欲しいんじゃない？」
えぇ～ 食べなくなって久しいよ？
まめちん？ これはクリームを泡立てるの
うんうん、そうそう。 ケーキに添えるんだよ
・・・・・・・・・・・
ま、そんなワケで、クリームを添えたザッハトルテ
じゃ、その後のお話は、お昼の更新で
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ココの生クリームが大好きです
