プチ早期退職者の資産運用+αブログ

想定外の円安で今年もドル預金の一部を円転した(2023年10月)

 想像以上に円安が進んできたので、8月下旬からドル定期預金の一部を解約して円に替えた


 円安への保険として外貨預金等をしてきたが、昨年はドルが急騰したので外貨預金の一部を何度か円転した。一番高かった為替レートは143.05円で替えた時だった。その後、さらに円安が進んだので外貨預金替わりのFXでも一部決済した。その時の為替レートは145円だった。その後も円安は進んだが、それ以上の円転はしなかった。

 昨年10月にドル円は年単位の時間軸での大天井を付けたと思っていた。ほとんどの専門家もそうで、今年の為替見通しは円高ドル安で揃っていた。そして今年1月には一時127.2円まで円高が進んだ。私は、円高がさらに進めば長期保有分のドルを買い戻すことを想定していた。

 ところが、2月以降は円安ドル高に転じた。どこかで頭打ちになるだろうと思っていたが、米国の利上げが続く一方で日本はマイナス金利を維持してきたため想像以上に円安は進み、為替介入が取り沙汰されるまでになった

 そのため、私は2017年8月のドル定期預金(109.2円と108.4円の為替レートで$5,000ずつ)の自動継続を停止し、一部は円に戻しておくことにした。その結果は次の通りである。



 昨年、ドル預金替わりのFXで円転した時の為替レートが145円だったので、今回は146円から円転を開始した(0.05円はClub Sのステージに応じた優遇分)。そして、10月3日の149.8円の円転が売指値していた最後の分だった。仲値が149.95円の時に成立する売指値になっていて、為替介入懸念も強いので150円手前で円転するようにしていた。

 実際、10月3日の23時台に入ってドル円が150円を少し超えた所で、為替介入があったのか一時147円台前半まで急落した。為替介入したのかについては、当局は「コメントしない」とのことなので不明である。



 なお、自動継続を停止した$5,000ずつのドル定期預金に関しては、円安への保険分として$3,000ずつは改めて定期預金にした。差額の$4,000の内、$3,000(と利息分)は既に円転したが、あと$1,000残っている。その分は様子を見るために3カ月定期にしてあり、満期時(11月下旬)に改めて判断することにしている。


【2023.12.8追記】

 3ヵ月定期にしていた$1,000は満期後しばらく様子を見ていたが、急激な円高になったので年利5.11%で1年定期にしておいた
 詳細は以下のポストの通り。




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