西湘ケチおばRIN

こういうものが欲しい!を中心に
(読書はたいてい借り物で…)

ブラザー・ジョン…

2008-08-17 23:00:58 | 北京2008年4/18~4/22
陸上 北京五輪 - goo スポーツ:NumberWeb

北京オリンピックのマラソン中継で。
「旅行で行ったところを見られますね」
と。
4月の北京旅行の面々が、楽しみにしていた。



ワタシは、ふと。

このブログでアップしてない画像が、たくさんあることを思い出した。
(もちろん、人が写りこんでいないもの)



また。

旅行のメンバーが映っているのを、皆さんに焼いて、あげたり、もらったり、とっくに終わってはいるんだけど。

それも。
ほんとは、もっといっぱいある。

構えたスナップでなくて。
移動しながら、まわりの景色とか、皆さんの姿なんかを取り混ぜ、いろいろ撮った。

コメントをつけて、アルバムにまとめて、関係者に見せたら、結構楽しいかもと思いつつ、なまけてしまい、何ヶ月もたってしまった。



それだけでなく。

「いつもは全然意識していないこと」
が、静止した画像で見ると、ありありとわかって、ビックリし、映っている人たちに、焼いてあげられない。
せっかく、いい景色が入っているのに…。

と、いうことも、急に思い出したのだった。

いつもは意識していない、それ、とは。



おじさまたちの、頭頂部より、やや後ろあたり。
「地肌が丸く露出している」
ヒトが意外と大勢いる、てこと…。



みんな、これ、気にしてませんか? とは。
なかなか、聞きにくい。


追記。
あ、これこれ。
トンスラ、ていうんだ。
トンスラ DVD-BOX

VAP,INC(VAP)(D)

このアイテムの詳細を見る

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北京飯店の風呂

2008-07-30 06:50:20 | 北京2008年4/18~4/22

選手村、評判いかに=北島「食事は最高」〔五輪〕(時事通信) - Yahooニュース

バスタブのない、選手村の風呂…。



北京飯店のバスタブが、栓がゆるくて、お湯はたまらない、ためたお湯の排水に、また時間がかかったことを思い出した。

選手って、選手村から出られないんだっけ?
せめて、水着で入れるジャグジーでもあればなー。

だいたい、あとでホテルかナニかに転用する施設なんでしょう?
バスタブありの部屋も作ればよかったのに。



ハンドシャワー、あるかしら?
ないよねー。




ずっと後日の追記。
こういうバスタブの栓のかわりに、古いゴルフボールを持っていく人がいると、聞いた。
ああっ、それ知ってれば、持っていったのにっ…。



さらに後日の追記。
ゴルフやらないので、ボールがない。

(あ、テレホンカードでいいか…)
と思ったが…。

用心に持ってはいるものの、ずーっと使ってないし…。
若い人たちは存在も知らない…。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北京の土産・印鑑と、マンションの話

2008-07-03 07:54:40 | 北京2008年4/18~4/22
四川大地震ですっかり凹んでしまい、4月の旅行のハナシを、あまり書かなかった。

でも、そういうもんでもないよね。



画像は、現地ガイドさんが全員に各一個配った、
「北京観光局(たしか)からのプレゼント」
である印鑑セット。

プレゼントだから、タダである。
タダより高いものはない。

「正直、あまり品質がいいわけではない瑪瑙と翡翠」
と、ガイド本人が言っていた。
瑪瑙の赤と、翡翠の翠があった。
(別途、免税の翡翠屋さんにも連れていかれたなあ。いいものは高かった。あんなのを買ってみた~い)

無料の印鑑に、
「文字を彫ってもらう」のに、一本1000円。
おひとり五本まで受け付けるという。
ワタシがびっくりしたのは、この5本の枠いっぱいまで、お土産に買うおばさまが、結構いたことだ!



ワタシも、もらった一本だけは、1000円出して、彫ってもらった。
たいしたことない石だけ持ち帰っても、どうしようもない。

うちの名字なのだから、家族の誰かにあげる機会も、自分で使う機会もあるかもしれない。

字体は、見本の中から選べる。

さて。
できあがったものを見たら。

日本の印鑑は、フツー、文字の上側に、シルシがついているよね。
でも、北京でのできあがりは、五輪マークが手前になっていた。

苦情というわけでもないのだが、ガイドさんに、それを言ったところ。
ガイドさん、それを眺め、
「ナゼ、シルシが手前についている必要があるんですカ?
印鑑は、自分のために押すんでしょう?
押すとき、自分でなく他人に見えて、ナニになるんですカ?」
と言う。

屁理屈かもしれないのだが。
ワタシは、ちょっと納得してしまった。

印鑑の上側についているシルシ、押印の時、わりと見えなくて、まっすぐ押すのが、ちょっと難しいよね?

ガイドが言ったのが屁理屈だったとしても。
ワタシはワタシで、ちょっと考えた。
(で、帰国後、仕事で使うシャチハタのシルシを、ちょっと回して、自分側にしてみたりして…)



ボスAに言わせると。
「中国は印鑑を使わないんでしょう」
「えっ…でも、書家の先生とかも落款とか押してましたよ…」
「そういうのだけでしょう。印鑑文化は、日本だけの、相当特殊なものらしいよ」
ほ、ほんとに~?



ところで、別の話。
画像はないのだが。

建設ラッシュの北京。
マンションなども、すごく高いらしいんだけど。
夫婦共稼ぎも多いので、ふたりの稼ぎで買う。

そのさい、建物の内装は、されていない!のだそうだ。
電灯すら、ついてないとか。

そこで、内装一切を、別途、自分で発注する業者がフツーに存在する。
業者の大きな建物、でかいホームセンターみたいなのを、北京市内で見た。

あるイミ、
「いいな」
と思った。

日本でマンションを買うと、内装は、決まったものか、限られた選択肢から選ぶのがフツウだよね?
好みに合わせにくいだけでなく。
建設業者が、その段階で、どのくらい儲けているか、わかったものじゃない!



でも。
北京の実態は、本当はそうではなくて。

現地の物価の急上昇から、「内装まで物件につけてたら、アブナイ」から、別計算なのかもしれない。

中国バブル「一寸先は闇」の兆候(ファクタ) - goo ニュース
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北京のトイレ

2008-05-08 19:10:24 | 北京2008年4/18~4/22

北京へ行ったら。
トイレの話は、外せないだろう。
そのつもりで、画像も撮ってきたぞ。

前にも書いたが、「個室にドアのないトイレ」に遭遇したのは、一度だけ。
小さな体育館のような施設でのことなので、フツウ、日本の観光客が利用することはないと思う。
自分としても、たまたま、他のヒトがいなくて、現実には、困らなかった。

しかも、ドアはなくても、すべて水洗だ。
なんとなく、フシギな話である。
(この画像は、ドアがあるもの。
ないヤツを撮ってこなくて、ごめん???)

全体には。
洋式もあれば、スクワット式もある。
比率は、半々だったと思う。
(ドアがなかったところは、スクワットだった)

ホテル「北京飯店」は洋式だった。



ガイドさんが、コースをたどりながら、
「ここのあと、トイレは1時間後」
などと、ポイントごとに休憩したし。
トイレのきれいな場所を選んで、案内してくれたように思う。

また。
どうしても、コースとして土産物屋・免税店(翡翠、中国茶、漢方薬、民芸品、絹製品…)に寄り、そういう場所のトイレは、観光地よりキレイなわけで。
そういう印象も、あるかと思う。

水洗のボタンなどは、まちまち。
そのため、わかりにくく、多分それゆえに、前に使った人が流さなかったらしいのには、遭遇した。

観光地では、紙は、ない場合が多い。
気をぬかずに、携行しよう。

有料のトイレには、一度も出会わなかった。



重要なポイント1。
水洗だが、「紙は流してはいけない」場所が、ほとんどだ。

配水管が細いそうで、ヘタに流すと、つまってしまう。
画像に控えめに撮ったごとく、ゴミ箱状のものが備えられている。
紙だけは、そっちに捨てる。
(控えめに撮るために、ドアを片手で半開きにして、撮っているわけ…)

日本人は、わかっていても、つい、流す方に落としてしまう。
つまったらタイヘンだ。
しまった! と、ばかりに、拾ってゴミ箱に入れる人は…きっと少なくないと思う…。

習慣とはスゴイものだと、実感できる。



ふと。
紙を流さないと、水が少なくてすむような気がする。
もしかして、結果的にエコ?

ただし、このゴミ箱に、フタがない。
においがするし、衛生面で、どうなんでしょう?



ポイントの2。
スクワット式のほとんどに、何故か、なんていうんですか、「金かくし」がなかった。
そのため、私はずっと特別な意識もなく、「奥に向いて」使った。
日本では、その向きがフツウじゃないか?

ときどき金隠しのついた場所があり、ようやく「逆」なんだと知った。
外へ向くのだ。

考えてみると。
個室にドアがないのが本来だったんだから、誰があとから来るかわからない。
外を向いている方が合理的である…。



それにしても。
ドアがない状態を、帰ってからヒトに話しても、よくわかってもらえない。
大昔はもっとすごくて、仕切りもなかったというのだから、相当、欧米化しているわけだ。

グループの男性が、
「新聞を開いて、読みながら、しゃがめばいいんだよ」
と言っていたが。
女性が、毎回、新聞を広げるのも…。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120705-00000007-rcdc-cn

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北京飯店…ホテルの話

2008-05-07 21:19:00 | 北京2008年4/18~4/22
あまりよく映っていないけど。

宿だった「北京飯店」の、夜の外観を、バスの中から。
(A館じゃないけど)

土日だけかもしれないが、天安門などもライトアップされ(建物のラインに沿って、電球がともる)、北京市街の夜は、なかなかきれいである。



ホテル到着時に、現地ガイドさんが、
「私が各部屋をまわりますので、それまでに、お湯がでるかとか、部屋の状態をチェックしてください」
と言い、まわってくれた。



部屋も広いし。

お湯も出たし、ひととおりの設備、アメニティ、もちろんタオル、バスローブ等も揃っていた。

心配していたポットも、ティファールっぽい、すぐ沸くやつが置いてあった。
お茶、茶碗もあった。


掃除がちょっと。
全体はいいんだけど、部屋の隅なんかが、
「5つ星で、こんなもんなんだー」
と思わされたが、5館あるうちのグレードが下の方らしいし、こんなもんだろう。

唯一困ったのは。
バスタブの栓がゆるく、お湯をためるのも(漏れる)、排水するのも(そのわりに、排水力はない…)、めちゃめちゃ時間がかかったこと!
以後、シャワーですませた。
シャワーの出来も、いまいち。
5つ星でこれかー、と言いたくもなる。

外国のホテル、なんで、ハンドシャワー、ないんだろう?
(あったら、日本人宿泊客にアピールできると思う)

トイレは、一般的な水洗トイレ。紙も流せる。
他の部屋で、つまったところもあったらしいが。
ほかに、特にトラブルは聞かなかった。

キーは、いわゆるカードキーを、ひとりに一枚。
(大昔のことを考えると、カードキーになって、便利だよな。
昔、部屋に一本のキーだった時代、連れと別行動するときは、ちょっとアタマを使う必要があった)

いわゆる節電式。
中に入って、カードキーを差し込んで通電する、日本でも見かけるもの。



朝は、洋食主体のバイキング。
種類は豊富だった。

ただ…。

今回の北京旅行は、太極拳サークルの希望者のもので。
お願いした先生の講習2回が、あくまでも中心。
それに、オプションの観光を、日本の旅行会社の手配で組んでもらった。
天壇、自由市場、故宮博物院、頤和園、胡同、万里の長城、明十三陵、など。
夜、京劇も見に行き、足裏マッサージにも行った。
(これを書いてるうちは、ブログのネタに困りはすまい…)



我々の朝は常に早く、6時45分のバイキングオープンには、さっさと行って食べていた。
出発自体も早いけど、「バイキングが混むと時間がかかってしまう」という「旅の一般原則」を考慮し、なるべく早く入るようにしたためだ。

一度。
日曜の朝だったか。
ものすごく混んだ日があり。

ワタシたちは、すませたあとだったが、
「料理がなんにもなくなった」
と、目撃した人から聞いた。

そのあと入ってきた宿泊客もいたけれど、見た限り、追加の食料は出なかったらしい。
どうなったんだろう?

…どこの国でも、バイキングは早めに入りましょう…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

景山公園と中国茶の館のハナシ

2008-05-05 08:35:22 | 北京2008年4/18~4/22
故宮博物院の北側外から、景山公園をのぞむ。

ガイドの話では。
故宮の中は、もともと、警備上の理由で、樹木が1本もない。
(そういえば、なかった!)
そのかわりにあった庭園が、現在の景山公園である。

中に入った。
入場料がいるが、コースだったので、いくらかは知らない。
明朝最後の皇帝の縊死あととされる場所あり。

牡丹がいっぱい咲いている!
雨に濡れてしおれかけていたし、ほかにも花は咲いているが、なかなか見ない、たくさんの牡丹。
「日本でこれだったら、人だかりよ」
と、一同で言う。

そう。
我々のほか、ほとんど人がいない。
有料だから?

その奥に…。



中国茶を売る館(つまり、売店…)があり、お茶・茶器などを多数販売している。
一室に案内され、お姉さんの、お茶を入れるパフォーマンスを見る。

相当量の日本語をしゃべり、流暢だが、想像するに、このパフォーマンスとお茶販売に関するものに限るのかも。
これまた、毎日のようにやってるだろうに、疲れの気配もないっ。

数種のお茶を淹れながら、説明し、飲ませてくれて、販売。
「3個買ったら、1個おまけシマス」式である。

お湯の温度で絵がかわるカップなんかも売っている。

連れの人たちで、そうしたお茶やカップを土産として買う人、結構多し。
中国土産NGを家族から言い渡されていたワタシは、ナニも買わず。

(そういえば、20年以上前、台湾に行ったとき、小さな茶碗と急須とそれらをおさめる深皿みたいなのを、気に入って買い、苦労して持ち帰ったことがあるが、それきり使っていない。
みんなノリノリな中、興ざめなので、そんなハナシもせず)



ワタシは中国茶に詳しくないのだが、プーアル茶は、時間がたつほど値打ちがでる、というハナシをされたと思う。
ちっちゃく固めて、ひとつひとつ紙でくるまれ、箱にカワイクおさめられていて、一見お茶じゃないみたい。

100℃のお湯で淹れる。
「お湯が100℃であることを確認しなければなりませんネ」

小さな茶色い焼き物の人形(男の子・クレヨンしんちゃん風…)が登場。
お姉さんが、沸かしたお湯をかけると、あそこから、ぴゅーっと水が。
小便小僧だ!
どよめき。

(あ、あれ欲しい…!)
ムラムラと思ったものの、プーアル茶のおまけに、1箱にひとつくれる。
買うわけでもないので、すぐ、諦める。

すると。
連れの中に、プーアル茶を4箱買った方がいて(3箱買って、1箱おまけ)人形も4個もらったから、あげると言っている。
「いいんですか? お茶をお土産にするなら、人形もつけないと『100℃ノお湯デアルコトヲ確認』できないじゃありませんか」
「自分で飲む分だからいいの」
他にも人形が欲しい人がいて、皆でありがたくいただいた。



後日。
万里の長城の上の土産売りのところに、この人形を売っていた!
(デザイン違いもあった)

いくらなのか、不明。
だいたい、万里の長城だけでなく、いろんな観光名所の路上にいっぱい物売りがいて、絵はがきやナニかを手に、
「3コ1000円、3コ1000円!」(←暴利だよ~)
と言いながら、迫ってくる。

うっかり興味を示すと、ずっとついてくるというし、混雑した場所だと、商品に気をとられている間にスリにあうキケンもあるというので、極力チラ見しかしないため、いまいち、わかんない。


帰国後。
人形にお湯をかけてみた。
うまくいかない!
100℃のお湯ジャナイのかしら…?

あそこに小っちゃな穴があいているが、水をいれる場所はない。
本体にお湯をかけてるうちに浸透するんじゃないかと家族がいうので、しばらく水につけておいて、再度チャレンジしたが、いまだに成功していない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

故宮裏門

2008-05-03 20:47:18 | 北京2008年4/18~4/22

故宮の北門。
たぶん神武門。

なるほど、修復している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紫禁城にて…修復費集めてます…

2008-05-03 20:29:52 | 北京2008年4/18~4/22
紫禁城イコール故宮博物院である。

まだ、全部が修復されているわけでなく。
50年以上の計画で、少しずつ、修復していくそうである。

長いスパンなのは、観光を続けつつ、少しずつ修復するためだそうだ。



さて…。

雨のなか、目玉的なところを見たあと、現地ガイドが、
「こちらでお茶が出ます」
と。
案内された部屋に、一同で腰をおろし、本当にお茶が出てきた。
(以下、このパターン、北京で何回もあったような…)

まわりには、掛け軸のほか、絵や工芸品などが並んでいたと思う。
(販売してるんだろうな…)
と思われる様子だが。
すぐには始まらず、お茶休憩。

ふと見ると。
この画像のごとく、おじいさんがひとり、座って、新聞を読んでいる。
書の道具などもあったので、お軸と関係あるんだ、と思ったものの、こちらに心得がなく、よくわからない。
(で、ワタシは、なにげなく、この写真をとった)



やがて。
ひとりの、日本語を話せるお姉さんが(お茶を出したのも、この人だったかもしれない。「日中友好のお茶ですネ」とか、言ってたような…)、
「書の実演がありますので、こちらへどうぞ」

一同で、おじいさんを囲む。
お姉さんが、さらさらと口上を述べる。

こちらは、書の立派な先生で、○○先生です。
故宮博物院は、大がかりな修復をしていますが、オカネが足りません。
そのため、○○先生は、あくまでも寄付として、土日だけ、ここで実演をしてくださいます…。

おじいさんは、無言で、おもむろに新聞をたたみ、眼鏡をはずし、紙を広げ、筆をとり、壁にかかっている軸と同じ文字をさらさらと書き、ぱん、ぱん、と落款を押した。
(たぶん、日本語はわからないのだけど、まったく同じパターンを何回も繰り返しているのだろうし。
中国の歴史にもまれて、生きてこられたのであろう…。
ああ、悠久の中国…!)



「この文字は、コレコレという、おめでたい言葉です。
先生はあくまでも寄付として、無料で書いてくださっているので、それに対して、オカネは取れませんネ。
そのかわり、日本で表装すると、とても高いデス。何万とかかります。それを、こちらで表装したものを○万円で(忘れちゃったけど、2~3万だったと思う)…シルクです」
と、別にできあがっている軸を広げる。

芸術作品を安く売るのではなく、表装について、安くするよ、というイミらしい。
このたぐいのフシギな理屈には、その後も北京でお目にかかった。



お姉さんの説明は、もっともっと続くのだが。
(↑毎日やってるはずだけど。疲れの気配もない!)
おじいさんは、終始、顔色ひとつ変えず、一言も発さず、筆をおき、また腰をおろし、眼鏡をかけ、新聞を読み始める。

本当にすごい先生なのかもしれない。
ありがたみがわからず、誠に申し訳ない。

いや、本当にすごい先生かもと思ったからこそ。
それが、このように「実演」しちゃってることに、どう対応していいかわからず、ちょっと、なかなか経験できない、スゴイ空気と沈黙であった。
しゃべり続けているのは、お姉さんだけである。

我々は、誰も書を買わず。

その場を離れる、うまいきっかけもないまま、でも少しずつ、おじいさんにキモチばかりお辞儀をして、そろそろーっと、その場を離れ、他の工芸品などを眺める体で、出発を待ったのだった。

ワタシたちは出ていき、いれかわりに、次の団体が…。



あ、さて。
もっと前の段階で、そのお姉さんが、
「写真は撮らないでください」
と言った。

ワタシは、そのときには、もう撮ってしまっていた。

こんなとき、こういう画像を公表していいんだろうか?
などということを、小っちゃい字で書いて、ナニになるのか…。





ワタシの中国近代史の知識は「ラストエンペラー」と、「これ」ぐらい。
さらば、わが愛~覇王別姫

パイオニアLDC

このアイテムの詳細を見る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨の紫禁城

2008-05-03 06:40:44 | 北京2008年4/18~4/22
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨だった紫禁城

2008-05-02 19:30:24 | 北京2008年4/18~4/22
広い!
でかい!
「ラストエンペラー」に映ってたとこだー!

と。
一通り、喜べる。

石畳が、けっこう荒れている。
細いヒールだと、つらいかも。

中にあったボーダイな宝物は、蒋介石によって台湾に運ばれてしまっている、てことは、よく知られている。
そっちは、台北で見ましょう。



さて。
中国にて。
空気が悪いから、人工的に雨を降らせる、というハナシ。
そういえば聞いたことがあったが、北京にいるあいだ、誰もそれを思い出さなかった。

現地ガイドが、
「明日は雨の予報ですから…」
などと、情報をくれて、傘を持っていったりしたが。

あれは、もしや。
予報じゃなく、予定!?



紫禁城、つまり故宮博物院に入る際、あの天安門から入るわけで。
門の前にある、ちょっと有名な石の橋をわたる。

両側に、兵隊だか警察だか、雨合羽を着た若者たちが直立しており、かわるがわる、
「○△◎×!!」
と、なにやら、言っていた。
むろん、我々には中国語がわからない。

連れの人が、
「立ち止まらずに進め、て言ってるよ」
と冗談に言った。
現地ガイドさんが、通訳した。
「『足下が滑るから、気をつけて』と言ってます」
…。

ラストエンペラー

松竹ホームビデオ

このアイテムの詳細を見る
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そして土産…

2008-04-29 05:41:56 | 北京2008年4/18~4/22
結局。
北京からの帰途、東京駅で、職場等の土産用に、「東京ばな奈」のしっとりクーヘンを数箱購入。

5個入り。
…中身に対して、箱がでかい…。



そして。毎日もらった水が1本余ったため。

持ち帰り、ボスAへの土産に!
ワタシが徹底的に中国土産を買わなかったことは知れわたっている。
「ほら! ボスにだけ特別にお土産! 中国の水です!」
「…毒殺する気じゃないんだろうね」
「ナニをおっしゃいます。ワタシは、これを毎日一本飲んでました。無事です」

たしか、このミネラルウォーターは中国ブランドで、これで成功した社長さんは大金持ちになり、事業も拡大したんだけど、海外資本に売却したかなんかで、ビジネスニュースかNスペに取り上げられていた…(うろ覚え)と記憶していた。

だからこそ、ただでもらったこの一本を、ボスAの土産に持って行ったのである。

説明すると、ボスAは、しげしげとボトルを見て。
「そういえば、この名前、見たことあるような気がするね」

よし!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北京の水と、電池

2008-04-29 04:52:57 | 北京2008年4/18~4/22
4/18。
着いたらすぐ、ミネラルウォーターを買うつもりだった、我々。

しかし。
現地ガイドが、サービスで、毎日1本くれるという。

中国旅行3回目の方が、
「こういうサービスは初めてだ。珍しいと思う」
とのこと。



ホテル(北京飯店A館)の部屋にも、半分サイズくらいのミネラルウォーターが洗面所に置かれ、そちらはサービス。←飲んだ。

部屋の備え付けの湯沸かしポットのそばにも同じような水があり、そっちは有料だった。←飲まなかった。

そういえば、冷蔵庫をあけて見もしなかった!
もちろん中身は有料だ。

「食品超市」と看板にあったら、食品スーパー。
ワタシは行かなかったが、男性たちがビールなど仕入れに行き、かなり安かったそうだ。

食品の市価は安いらしい。



デジカメを借りていったワタシ。
単三電池2本で動くやつで、充電器をもつわずらわしさを思うと、意外とよかった。

ただ。
スペアの電池も一組もっていったが、予想外に減り、現地で買ってみた。

とある店に入ったところ、すごく高い!

別のカメラ店で、2本セットを買った。
忘れてしまったが、20~25元くらい?

日本で充分用意していきましょう…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北京で両替

2008-04-29 04:52:02 | 北京2008年4/18~4/22
4/18に、5000円と両替した、元。

事前に、日本の旅行社から連絡してもらい、現地のガイドに、全員分用意してもらったもの。
着いてすぐ、ミネラルウォーターを買ってから、ホテルに入ろうとしたからなのだが…。
北京の水と、電池 - 西湘ケチおばRIN

中国土産不要のワタシは、このあと、両替をしなかった。
円で支払いできる場面も多く、あとで円に戻すのは難しいとのハナシでもあり、控えめ。

宿は、北京飯店A館。
五つ星だけど、5棟あり、たぶん、一番グレードの低いところに泊まったのだろうが。
設備としては、さして不満はなかった。

使わなかったが、
「自動販売機みたいな両替機」が、そのホテルにあったそうだ。
円を入れると、元が出てくる。



最後にわずかに残った元紙幣を、甥1号の土産にした。
子供にウケるかと思ったのだが。

毛沢東を知らないらしく、しげしげと見て、
「このオジサン、不細工」
で、終了…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥の巣

2008-04-25 20:57:37 | 北京2008年4/18~4/22

かの有名な、オリンピックスタジアム。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北京の道

2008-04-25 20:48:06 | 北京2008年4/18~4/22
北京の道は、いつも渋滞。

土日のほうが、ややマシで、月曜の朝など大渋滞。



そこを、我々のバスが走っていくのだが…。

混んでいるから、時々、あえて、逆の方角へ、目的地の先まで走り、通りこしてから、適当な「交差点の真ん中」でUターン!
ひえええ…!



信号は、必ずしも守られるとは限らないので、横断時は注意。

で、でも、現地の人と車は、お互い、「自由に」近くを通ること、通ること。
「お互いに、慣れているんです」

あまり気にしていない様子。
こういうの、大陸的?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする