Sweet pea

何気ない日々・・・だけど毎日が発見
そんな日々の出来事をゆるゆると

年末考

2018-12-29 | 日記
小さな子供の頃はともかく
中学3年生くらいから毎年お正月は
両親や仲間と共にスキー場で迎えた

なので私の記憶や引き出しには
重箱に詰めたおせち料理というものはない

娘時代にそういうものに憧れて
数年大晦日からお正月にかけて
ko-chanママさんの実家で過ごした

叔母は美味しいものが好きで、料理が上手
何を手伝うということもなく
レコード大賞(昔は大晦日にやっていた)など
見ていると
次々に出来上がる料理が重箱につまっていく

その宝石箱のような中身を見るのが楽しみだった

私の母も、料理はマメに作る人だったけれど
温かいものは温かく・・・
という感じで、その都度温かいものが
大皿盛りで出てきた
 
誕生日やクリスマスは必ずしたけれど
日本古来の年中行事を
さほど大切にする家ではなかったから
結婚して、色々な決まりごとのある婚家に
馴染むのには時間がかかった

それでもお正月のお客様、義母の思い
色々なことを踏襲して早40年

義母が施設に入り、私の母が年末になくなり
無人のお正月を迎えた昨年
楽ではあったが一抹の寂しさもあった

忙しくてもやはりお正月は人が集まる方がいい
だんだん料理はマンネリ化し、手抜きにもなる
でも集まれることが楽しい

なぜか我が家の男子はお煮しめやそういうものは
食べたがらない

なので大晦日に用意するのはお雑煮に入れる
材料の下ごしらえと
その時に使う三種盛りの準備のみ
そしてたいのこの炊いたん(笑)

ここ数年気持ち的に楽な年末を過ごしている
元日から開くスーパー
行くのを面倒がらなければ
年末に買い込んで腐らせることもない

冷蔵庫ができる前の時代には
想像もできなかったであろう生活が送れる

忙しいはずの年末にこんなことを書いてるなんて
結婚した頃にはありえないこと(笑)

コメント (10)
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