たろおの小屋

昼間は「聖職者」を演じる永遠の若造「たろお」のつぶやき。
仕事のこと,家族のこと,そして脳出血や失語症のこと・・・。

「あなたが捨てれば?」と子供を殴った!?

2024-04-29 09:34:40 | つぶやき
熊本市の公園で、
「あなたが捨てれば?」
と75歳の男性が女の子を殴ってしまったらしい。

公園で落ちていたごみ。
男性「拾え」
女児「私のゴミじゃない」
男性「それでも拾え」
女児「自分で拾えば?」
そして男性が女児の顔を殴ったらしい。

「拾え」までは(言い方は別にして)男性の指導は正しい。
「私のゴミじゃない」「あなたが拾えば?」という女児の主張も正しい。
ここで、男性が間違えたのは「叩いた」ことである。
一方的な「正義の押し付け」では指導は届かない。

では、男性はどうすればよかったのか?
「皆で使う公園だから、きれいに保ちたい。」
と道徳的価値を伝えた上で、
①「腰が痛くて拾えないから、捨ててほしい。」と促す。
②一緒にゴミ拾いをするように促す。
③男性自身がゴミ拾いの姿を見せる。
④その他(地域でゴミ拾いを行う 等)
私は控え目だから③または②だろう。

さて、実際に「殴ってしまった」ことの防げなかったのか?
見ず知らずの人だったら「不審者」として警察に情報提要もできた。
男性は「ゴミおじさん」として、地域で知られた住人だったことが難しい。
市役所では「市民=有権者」である。
学校では「校外」「管理時間外」である。

学校としての正解は、
「近所の人でも、触られない距離を置いて話をする」
という防犯指導と
「教育委員会(生涯学習課)や警察への情報提供と連携」
なのだろう。
そして
「事実確認とカウンセリング」
も欠かせない。

「近所の人が実は犯人だった…」
という事件から子供を守るために、
学校の管理職や安全教育担当職員のアンテナと手腕が求められている。
そして究極は
「自分の命は自分で守る」
という指導と
「地域ぐるみで子供を守る地域協働」
なのだろう。

おじじいさん、
反省できたのだろうか?

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/photos/900002212.html(テレ朝new)


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