たろおの小屋

昼間は「聖職者」を演じる永遠の若造「たろお」のつぶやき。
仕事のこと,家族のこと,そして脳出血や失語症のこと・・・。

再起動編【採血は得意になったけど苦手になった】

2024-04-27 21:22:12 | 脳出血・失語症
 脳出血の治療の後、体調管理の点ではプラス面が多いのだが、マイナス面が2つ。
 1つ目は「寒がりになった」こと。これは血圧を下げているのだから仕方がない。
 厚着を心がければ良いし、ヒートテックも暖かい。
 夏の暑さも快適に感じる。

 困っているのは2つ目、「注射針が刺さりにくい」ことである。
 定期的に検査する機会が増えるので、入院してから後、採血の機会が増えた。
 その際に看護師さんに言われるのが
「血管が見つけにくい…」
「血管が細いですね」
といった言葉である。

 看護師さんたちに恨みは全くない。
 血管が見えにくくなった私の腕が悪い。
 そのような状態の中で、看護師さんたちは様々な工夫や努力をしてくれた。
「腕を叩いてみる」
「冷やす」
「温める」
「こする」
「細い針に変える」
「手をダランと下げた状態で、看護師さんがしゃがんで針を刺す」
「肘の裏側の血管が見やすい場所に刺す」……
「注射のプロ」である看護師さんは、基本的な技術とは別に、独自の技を身に着ける。

 私が大学生だった頃、病院の夜間当直のアルバイトをしていて、新米看護師さんたちに、
「採血する練習をさせて!」
と言われて練習台をさせられたことを思い出す。
 当時は
「医療関係者も練習をしてプロになる。
 私も教員のプロを目指さねば…」
と、アルバイトを塾講師や家庭教師に転職したことを思い出した。
 そんな「注射のプロ」たちを悩ませている私の血管は、かなり迷惑な「強敵」なのだろう。
 本当に申し訳ない! そして有難うございます。



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