私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

魅惑の人 第13,14話

2024-02-28 20:50:56 | 魅惑の人 韓国ドラマ

自分をスパイに仕立てたのがイ・インと信じ、モンウの隣でずっとチャンスを待っていたチュ・ダラ。機は熟したとイ・インを付け狙うも、心揺れるモンウはチュ・ダラが振り上げた刀の前に立ちはだかり、身をもってイ・インを守るのだ。自分が狙われている事を分かっていても彼女の呼び出しに応じたイ・イン。お互いの思いは通じていても、命を落としてしまっては悲劇でしかない。このあたりが、始終会う事が出来ず、話がストレートに出来ない事ですれ違いが起こる時代劇らしいもどかしさ・・・

更にこの事件をきっかけに、とうとうトン尚宮はモンウが女性であることを知り、嫉妬の炎のスイッチがなんだか変な風に入ったような彼女。(秘密を手に入れる為にはヤクザまがいの脅しでもなんでもやる尚宮。「なめたらいかんぜよ」位の啖呵も出てきそうだ)

ただ、この事件をきっかけに3年前の出来事の答え合わせをすることが出来た二人。
兄を殺す犯人を割り出す為に王座に固執したイ・インの思い、更には世子を守るためにモンウが計画した嫁入りの際の身代わり計画を黙って見過ごした事。イ・インの全ての行動が、自身の存在を利用して権力を手に入れようとしている伯父との対決の構図の中にあった事をモンウがやっと悟るのだ。(棋譜を読む力に長けていても、復讐心から先を読む力が曇ってしまった事を嘆く彼女)

囲碁に例えたら(指した事もないので空想で例えるしかないが・・)終盤を目の前にして突然目の前を遮る壁が消えてしまったような状況か。こうなったら、相手のミスを誘うように積極的に打って出る場面なのだろう。

捉えられたチュ・ダラの審問と併せて、兄を毒殺した犯人も炙り出したいイ・インだが、誰も傷つく事なく無事に済むとは思えない。

直接関係ない者がこの権力闘争を利用して生き長らえたり、自ら手を下さずにこっそり漁夫の利を得ているような者が、逃げ押せようと色々画策するような状況なのだ。



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