引用元記事:
http://www.eps1.comlink.ne.jp/~mayus/lifestyle2/milknutrition.html
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厚生労働省も「乳がん急増の原因は乳製品である」ことを知っている
厚生労働省が主管する「がん対策推進基本計画」に、「食生活の欧米化によって欧米型のがん(乳がん・前立腺がん)が増えた」 という主旨の表現が再三にわたって登場する。「食生活の欧米化」 とは何か。欧米人と日本人の食生活での最大の違いは 乳製品摂取量 の多寡で、“食生活の欧米化” とは、日本人がバタ臭いものを食べるようになったこと、をいう のである。
厚生労働省はすでに、乳製品と乳がん・前立腺がんの関係を十二分に承知している*。しかし、日本の社会・経済に与える影響があまりにも大きいから口を閉ざしているのである。現在の日本のように乳・乳製品が広まっている社会をミルクのない社会に戻すなどということは不可能であるし現実的でもない。
肺がんとの関連を知りながら、タバコを吸い続けるひともいる。同様に、乳がんや前立腺がんなどの危険性が高まることを承知したうえで、個人的に好きで、乳・乳製品を飲み・食いすることは一向に構わない。問題なのは、政府(文部科学省と厚生労働省)が「身体によいものだから飲みなさい・食べなさい」 と日本人に乳・乳製品を強要していることである。
*2008年4月、厚生労働省の研究班(国立がん研究センター)が「牛乳やヨーグルトなどの乳製品を多く摂取すると、前立腺がんになるリスクが上がる」という研究結果を報告した**。研究班は、95~98年に全国各地に住む45~74歳の男性約4万3000人に食習慣などを尋ね、04年まで前立腺がんの発生を追跡した。摂取量に応じて四つのグループに分け、前立腺がんとの関係を調べたところ、牛乳を最も多く飲んでいる人が前立腺がんと診断されるリスクは、最も少ない人に比べて1・53倍だったという。
牛乳と前立腺がんの関係はすでに知られているが(男は女にくらべて食品摂取量を正直に答える)、主務官庁の研究班が「乳製品と前立腺がん」の関係を公表したことは極めて重要である。驚き慌てた厚生労働省の発表差し止め要請が聞き入れられなかったのだろう。
**Kurahashi N, Inoue M, Iwasaki S, Sasazuki S, Tsugane S; Japan Public Health Center-Based Prospective Study Group. Dairy product, saturated fatty acid, and calcium intake and prostate cancer in a prospective cohort of Japanese men. Cancer Epidemiol Biomarkers Prev 17, 930-937. 2008.
「人間はみな母乳で大きくなった。あの純白の牛乳が身体に悪いなんて信じられない!」という人もたくさんいらっしゃるだろう。しかし、「牛乳は健康によい」 という観念は、文部省と厚生省による長年の洗脳工作によって日本国民の脳に植えつけられた思い込みに過ぎない。
乳がんは “乳害” である。日本では農林水産省、厚生労働省、文部科学省が結託して、牛乳を飲まないと 「丈夫な子どもが生まれない」 「背が伸びない」 「骨粗鬆症になって寝たきりになる」 と脅して、ホルモン入り牛乳の飲用を国民に強要してきた。
乳がんは “官製国策乳害” である。乳がん患者あるいは乳がんで死亡した人の遺族は、将来、単なる金銭的補償だけではなく、業務上重過失傷害・致死罪で3省の刑事責任を問うことになるかもしれない。
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われわれは体も脳も “牛乳浸け” にされてきたと言える。
政府側の一部の良心的な研究者が真実を “暴露” するようなかたちで公表しても、以下のように民間の団体や回し者がやっきになって否定しているという皮肉な構図がある。
わたしは驚いた。「乳がん発症リスクを高める」 との回答が13% もあるではないか!大方の医師は学会の意向や空気を感じて 「リスクにはならない」 か、せいぜい 「どちらとも言えない」 と回答しているのだが、1割以上のまともな医師が 「牛乳・乳製品の摂取は乳がん発症リスクを高める」 とちゃんと回答しているのだ。ニュースバリューとしては、どう考えたってこちらの方が重要なはずだ。しかし、タイトルは 「過半数の医師が“リスクにならない”と回答」 となっている。ここにも “寝た子を起こすな” の情報操作が見て取れる。
こうして、一旦は不安を感じて目を覚ました一般大衆はまた “哺乳ビン” をあてがわれて 「心配ないからね」 と再び寝かしつけられるのだ。
“陰謀論ぎらい”のひとは、だいたいまともに反論することができないので、誹謗・中傷的なレッテル貼りに終わる。それでウサを晴らして終わりというわけで、自分の不勉強を省みることがない。
“陰謀論ぎらい” は“50年待ちピープル”である。真実が目の前にあっても、自分の頭で真偽が判断できないので、受け容れられないのである。50年経って、それが常識になってからやっと受け容れる人々である。そして昔からずっと知っていたような顔をする人々である。
別記事 “陰謀論ぎらい”
http://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/34c1b19032d9a31719a2b6ab28725cc3
……
数倍になるなら分かりますが、1.5倍のリスクなんですね。
たとえ牛乳を飲まなくても、乳ガンは防げないし、どんなに飲んでも、リスクが2倍にはならない。という事が分かりました。
わたし自身は「牛乳を飲まなければ乳ガンにならない」などとはどこにも言っていない。わたしの主張は「乳製品は乳ガンをはじめとするいくつかのガンのリスクを高める」というものである。この投稿者は論理的思考に極めて不慣れなようだ。
“1.5倍のリスク” を軽く考えているようだが、これはリスクが50%増えるということだ。まともな人間ならばリスクが100%増でなくても50%増であれば、回避することを考慮するだろう。この投稿者は科学的思考が不得手なようだ。
http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/317.html
http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/317.html
“がん研” は厚生労働省の顔を潰すことができないので結論を回避しているわけです。さすがにオトナですね。
最後で結論は回避していても、そこに至る途中で、「乳製品をよく摂取するグループで前立腺がんになりやすい」と大きな見出しで明言していますね、グラフまで示して。
さらに、牛乳に含まれる 「カルシウムや飽和脂肪酸は前立腺がんのリスクをやや上げる」と、これまた、グラフ付きで論証しています。
つまり、“厚生労働省も「前立腺がん急増の原因は乳製品である」ことを知っている” ことをさらに裏付ける“がん研”のサイトであるということです。 情報ありがとうございました。