ザウルスの法則

真実は、受け容れられる者にはすがすがしい。
しかし、受け容れられない者には不快である。
ザウルスの法則

NASA と シューマン周波数

2014-05-10 01:01:35 | 思索の種

NASA と シューマン周波数

NASAの見落とし

NASAがシューマン周波数の研究を始めたきっかけは、月面着陸を果たしたアポロ11号の帰還者たちの症状である。帰って来た宇宙飛行士たちのその症状は“宇宙酔い”とも呼ばれたが、みなふらついて、吐き気、不快感を訴えたのである。NASAの科学者たちは慌てた。

 

地球で進化してきた人間が、その本来の環境を離れて外宇宙に出て行った場合不足するような地球の生命にとっての4つのエレメントはすべて宇宙船に積んでいったはずであった。水、空気、太陽光線、食べ物の4つである。NASAの科学者たちが見落としていたものがあった。地球固有の振動周波数をもつ極超長波、シューマン周波数 7.83Hzである。水、空気、太陽光線、食べ物はすべて目に見える。知覚でき、口の中に入れることもできる。しかし、シューマン周波数 7.83Hzは目にも見えなければ、感じ取ることもできない地球物理学的現象なのである。そんなものが人間に必須な条件だとは思いもよらなかったのである。

 

“宇宙酔い”の解決

NASAはけっきょく宇宙飛行士たちの“宇宙酔い”は、外宇宙におけるシューマン周波数 7.83 Hz の欠如が原因であることを突き止める。そして、以降アメリカの宇宙船にはシューマン周波数発生装置が搭載されるようになり、宇宙飛行士たちは“宇宙酔い”から解放された。シューマン周波数発生装置はスペースシャトルにも当然搭載されている。ちなみにソ連、ロシア、中国の宇宙船にも搭載されていることはもはや常識になっている。

しかし、NASAはこのことをはっきり言明していない。当然だろう。自分たちの落ち度をわざわざ公開する必要がどこにあろうか。ところが、「NASA自身が言明していない」 から 「宇宙船へのシューマン周波数搭載は事実ではない」、と鬼の首でも取ったように論ずるナイーブな人間もいる。いい年をした大人の中にも、NASA が科学の進歩のためにすべての情報を無償で全世界に公開しているように思い込んでいる人間はけっこういるものだ。そもそもすべてを言明しなければならない義務などNASAには全然ないのだ。NASAが公開していない情報、画像、映像は山のようにあり、公開されているのはほんの一部であることは、まともな研究者には常識である。NASAほどアメリカの国益のために貢献している組織はないのだ。実はNASAの研究に携わったり協力したりした複数の関係者たちが“宇宙船へのシューマン周波数搭載”をこぞって証言している。次に挙げるそれぞれの文献で確かめられる。●Gursche, Siegfried and Rona Zoltan Encyclopedia of Natural Healing 1997, ●Ladnyiczky Gabor and Nieberl, Jozsef Biological resonance and the state of th organism in Potentiating Health and th Crisis of the Immune System 1997, ●W. Ludwig, Informative Medizin 1999, Gerber, Richard Vibrational Medicine 3rd Edition 2001

重力

もうお気づきの方もいようが、重力も重要なエレメントである。これは目にも見え、感じることもできるエレメントである。ちなみにこれを最初に目撃したのはニュートンであった。未来の長期滞在型の宇宙ステーションは、人工的に重力を発生させるためにドーナツ型の形状にして回転させることになっているが、現時点ではまだ実現していない。重力発生装置は非常に大掛かりになるために予算的に省かれてしまうのであるが、重力の欠如による症状は多く報告されている。骨が脆くなる、筋肉が衰える、顔がむくむ、赤血球が減少する等々、深刻な影響がある。

 

“ヘビメタバンド”の殴りこみ

さて、さいわいほとんど地球を離れることがない我々のような多くの人間にとっては、重力というエレメントは簡単に失われることはないので、さほど問題にしなくていいかもしれない。しかし、シューマン周波数の場合、どうやら人間は自分では気づかないうちにその重要なエレメントを20世紀に入ってから自らさんざんぶち壊しきたように思われる。どういうことかと言うと、電気の利用、電波の利用、電磁波の利用の領域や機会が爆発的に増大し、おびただしい量の電磁波が錯綜し混濁している中に我々は生活するようになってしまったのである。シューマン周波数という自然のシンフォニーが、飛び入りの“ヘビメタバンド”の大集団の殴りこみを受けて、その大音量にかき消されているといった図なのである。

 

   

地球の電磁波環境は何十億年も上図のようなスペクトルであったのが、ここ100年あまりで人工的な電磁場、電波、電磁波によって下図のようなスペクトルになっている。この混濁はさらに加速して、地球本来のシューマン周波数 7.83Hz も地球本来の天然の電磁波も“ヘビメタバンド”の大音量に埋没し始めている。専門家の計算によると、今日地球上で人間によって放出されている電磁波の総量は地球本来が発している天然の電磁波の1億倍から2億倍と言われている。われわれ、特に日本人は日々そういった環境で何も知らずに毎日 “便利で快適な生活” を送っているのだ。

 

 

シューマン周波数は超感覚的環境

 

ほんの100年あまりの間にこんな状態になるなどとは、地球も地球の生命もこの何十億年間予想だにしなかったであろう。こうした20世紀以降の人類という“ヘビメタバンド”によるほとんど爆発的な電磁的混濁状態(英語では、electro-magnetic pollution, electrosmog という)はまったく目にも見えず、感じられもしない。しかし、人間をはじめとする地球の生命にとっては、大気汚染や化学汚染や放射能汚染などよりもはるかに深刻である。感じ取れないために歯止めが無く、それだけにかえって危険で深刻かもしれない。こうした危険は人間の五感では感知することはできないのである。知性によってしか察知、判断できないものである。そして、人類の99%以上は、“ホモサピエンス”には属していても、必ずしも“サピエンス=賢い” とは限らないのである。困ったものである。気づかないだけではない。自分の健康、生存に不可欠な環境を自分でも気づかないうちに悪化させているのである。強迫的自損行為である。あなたはだいじょうぶだろうか。

 

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