ザウルスの法則

真実は、受け容れられる者にはすがすがしい。
しかし、受け容れられない者には不快である。
ザウルスの法則

シューマン周波数 と メラトニン

2014-05-01 07:39:07 | 思索の種

シューマン周波数 と メラトニン

 

メラトニンとは?

ウィキペディアによれば、  「メラトニン(英: melatonin)は、動物、植物、微生物で見られる天然の化合物である。動物ではホルモンの一つで脳の松果腺から分泌される。メラトニンの血中濃度は1日のサイクルで変化しており、いくつかの生物学的機能に概日リズム(サーカディアンリズム)を持たせている。ヒトでは、メラトニンの血中濃度は昼に低く夜に高く、睡眠と関連している。

強力な抗酸化物質としての役割や、核DNAおよびミトコンドリアDNAを保護する役割も持つ。」(以上、ウィキペディア)

 

枕元のスマホ

じっさいメラトニンのサプリメントが睡眠薬代わりに利用されたりする。さて、この脳内で分泌されるメラトニンは人間が明るい場所にいると分泌されず、暗い場所であると分泌される。寝室の照明をつけたまま寝ると、よく眠れない大きな理由はメラトニンの分泌が阻害されるからである。

ところが、照明を消しても枕元にスマホを置いて眠ると、実は同じようにメラトニンの分泌が阻害されていることが最近の研究で分かった。もちろん睡眠も阻害されている。この理由は、人間の脳は、可視光線という電磁波の帯域と携帯電話やスマホの電磁波の帯域を区別できないことによると考えられている。つまり、脳はスマホの発する電磁波を日光と同じに解釈して、まだ昼間だからメラトニンは分泌する必要はないと判断してしまうのである。

 

メラトニン欠乏症の深刻な影響

実はメラトニンの慢性的欠乏症は単に睡眠不足を引き起こすだけではない。メラトニンは免疫系の働きに関わる重要なホルモンでもある。メラトニンの慢性的欠乏は、免疫系の慢性的弱体化を意味する。つまり身体という“砦”の門が開けっ放しになってしまうのである。

また、メラトニンは強力な抗酸化物質である。メラトニンの慢性的欠乏症は体内における抗酸化物質の恒常的不足を引き起こす。これらの意味することは、ガンをはじめとする様々な病気や健康障害に対して無防備になることを意味する。つまり、“砦”を敵の侵入から守る兵士の数が減ってしまうのである。

じっさい、メラトニンの分泌の低い人ほどガンなどの大きな疾病になりやすいことがわかっている。

 

脳波の波長は地球の固有振動周波数にしたがう

それでは、このメラトニンとシューマン周波数 はどういう関係にあるのか。

メラトニンは人間の身体の昼夜のリズムをつかさどる重要なホルモンであって、そのリズムには確かに可視光線の帯域の電磁波の有無が関与している。しかし、それ以前の人間の体内時計じたいをつかさどっているのがシューマン周波数 7.83Hz であることが明らかになってきている。脳波じたいがシューマン周波数 7.83Hzに同調しているのである。人間の脳波は地球じたいの固有の周波数によってリズムを与えられているのである。しかし、数十億年響き続けてきている地球本来の極超長波の電磁波であるシューマン周波数は、現代の人工的な混濁した膨大な量の電磁波によって覆われ、埋もれてしまい、生命活動の根源的リズムを大幅に乱されている。そして、個別には脳による昼夜の区別を阻害し、メラトニンの欠乏を引き起こしているのである。つまり、人工的で有害な電磁波は複数の領域で複数のレベルで人体に害を及ぼしている可能性がある。

しかし、シューマン周波数 7.83 Hz は「生命の体内時計を正常化させる働きがある」という指摘は専門家の間でもすでに数多くある。そして、シューマン周波数発生装置がNASAの宇宙船やスペースシャトルに搭載されているのはまさにその目的のためである。初期の宇宙船はシューマン周波数発生装置がなかったために宇宙飛行士たちはいわゆる“宇宙酔い”に苦しんでいた。

シューマン周波数 の生物学的影響、生化学的影響、医学的意味についての研究論文が最近増えてきている。なかなか一般の目には触れないが、日本の研究者による英文の論文も発表されている。不勉強な科学者たちが今まで「そんな低周波が人間に影響を与えるわけがない」と言っていたのとは裏腹に、不思議なことに低周波ほど、波長が長いほど生物学的、生化学的、分子生物学的には影響力が強まることが明らかになってきている。弱いほど強い、小さいほど大きい、感知できないのに影響が大きいという科学の地平が拓かれてきている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 食べることについて | トップ | NASA と シューマン周波数 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

思索の種」カテゴリの最新記事