血液検査の結果は良好。
白血球もかなり多くて優秀との事。
副作用の鼻の粘膜出血と流涙増加を訴えると
典型的な副作用だから仕方ないねと。
そして、涙が増えている訳ではなく、
涙道の通りが悪くなり吸収されないらしい。
抗がん剤は、細胞の増殖を抑えるものが多く、
涙道の細胞の増殖が抑えられるために、
涙道閉塞を起こすことがある。
中でもS-1という胃がんや大腸がん、乳がんなどの癌に幅広く使われている抗がん剤は涙道閉塞を起こす事が多い。
涙点や涙小管といった、涙道の中でも細い管の部分が閉塞することが多く、一度閉塞すると、開放することが難しい場合が多いのが特徴。
抗がん剤は、毛細血管を刺激する。
鼻の毛細血管が切れることで鼻血(鼻出血)が起ここる。鼻の粘膜は柔らかく毛細血管が豊富。鼻の入り口付近には毛細血管が集中しているため、傷つきやすく出血しやすい。