今朝は肌寒くて雨が降っている。ひと雨ごとに秋は深まるというので秋本番になるのかと楽しみではありますが、味覚の方は、猛暑の影響と害虫のダブルパンチであまり期待はできないらしい。
「赤本」と言っても大学入試の問題集ではなく、その昔、実家に赤い表紙で通称「赤本」と呼ばれている家庭に於ける民間療法のようなことが書かれている厚さ5センチくらいの本があった。母は折々に読んで梅エキスや、はぶ草茶…などを作ったり何が薬になるとか言っていた。私も夏中、はぶ草茶を毎日薬缶に一杯作り冷やした。今、熱い飲み物が美味しくなりましたが。
このところ涼しくなって、つい先達ての暑さがうそのようになった。今年はどうして出ないのかと思っていた茗荷が狭い庭で、一度に二十数個採れた。その身をほんのり染め、とてもきれいなグラデーション。待ってたのよ。
『月々に月見る月は多けれど、月見る月はこの月の月』。
昨夜、雲からなかなか顔を出してくれない月をずっと待って撮りました。少し欠けてきたようです。明日はお天気が良くないような感じ。今日になってみると矢張りそのようでした。
M市に住んでいた時、近所の方から小さな挿し木をもらったものを時には植え替えたりして、もう三十年余にもなる。マツリカです。とてもいい香りで今年はたくさん咲いている。
昨日は敬老の日。何か目標を持って自分を表現したい。生きているんだから健康でいたい。楽器、茶の湯、ゴルフ、絵画、ものづくり、色々な専門の研究、そして農業なども。自分らしく生きたいと意欲を持って日々精進していらっしゃる高齢者をテレビで放映していた。素晴らしい。
2年半前になりますが、手術のため大学病院に入院していた時、以前からとても好きな「金子みすず」の詩集を繰り返し読んだ。みなさんがよくご存じの『みんな違ってみんないい…』は色々な場面で口に出ます。産直で不揃いの野菜を見て…