ヘタ(軸)を持ってヘソの方から皮をむくといい
ビワは、店頭で見ているのに食さぬまま気づけばシーズンを終えていることがある。知人は実よりも葉や種に重きを置いて色んな療法に重宝すると言って庭に木を植えている。葉はビワ茶、直接患部に貼る生薬、ビワの葉風呂に、種も焼酎に漬け込み、ローションや湿布、火傷、花粉症、アレルギーなどにも効能があるので捨てないでと言うので、それならばビワの恩恵を頂こうと種を漬けている。古いものは液が茶色に変わっている。出番はあるのかな?
「イチハツ」ですねと言うと「ジャーマンアイリス」です。など、アヤメ科の花はよく似ている。本来のどちらも優れていて優劣のつけがたいという意味の『何れ菖蒲か杜若』ではなく、『何れが』アヤメか?である。花や葉の違いなど調べたが「アヤメ」「イチハツ」「カキツバタ」「ショウブ」「キショウブ」「ハナショウブ」「シャガ」「ジャーマンアイリス」「ダッチアイリス」…など、どれもよく似ている。描いた花はわが庭の「イチハツ」です…?
「イチハツ(一発)」はあやめ科の花の中で一番最初に咲くので名付けられた(実際は「シャガ」の開花が半月早い)
一昔前は、梅雨どきが田植え時期だったようですが、最近は大型連休に田植えをする農家が多い。品種によっては早く植えて8月下旬には稲刈りできるものもあるそうで、親御さんは準備して連休に帰郷する息子さん達を待って田植えをするという。いま、その田んぼは親孝行の証し、等間隔で植えられたばかりの早苗が水面から背伸びして首を出し心細げに並んでいる。
店頭の一等席に並んでいたハウス栽培のイチゴは終わりに近づき夏の果物に席を譲ったようです。わが家の小さなイチゴはやっとほんのり色づきはじめたところです。暦は二十四節気の小満で秋に蒔いた麦などの穂がつく頃で陽気盛んにして万物長じ草木が茂って天地に満ち始める…とあるが、最近は麦畑は見られない。麦の穂はお花屋さんで生け花用に売られているのを見るくらいになった。「麦秋」という言葉もいつの間にか遠くなった。
自然にある自生植物も花盛りだ。礼文島で観光客が、ここにしかないという珍しい花の写真を撮っていると、一歩でも囲いから入ってはだめ、触れてもだめとそれは厳しい何人もの監視で絶滅危惧種を守っていた。盗採による被害も後を絶たないらしい。自然のその場所にある姿がいちばん似合っている。山道でも雑木林でも厳しい環境のそこで見つけると「こんな所で!」と素晴らしい生命力に驚くことがある。
産直で葉付きのとてもきれいな新玉ねぎが出ていた。暖かい地方とは育つのに随分差があるのですね。3月初旬には九州地方のものが出ていたので買った。近頃はハウスでの栽培もあるので一年中何が今、旬なのかとわからなくなっているような気がする。
椿がほぼ咲き終わると、どの木も一斉に新芽がぐんぐん伸びて、まさに新緑の季節です。園芸も流行があるのか、わが家だけでしょうか?何年か前、さつき、さつきと本当にたくさんの種類を挿し芽をして、増やし育て知人と交換などして楽しみました。次には椿、山野草へと移ったような感じです。
米ワシントンへ桜を贈った返礼として贈られてきたのが花水木だと記憶しています。庭木や街路樹として淡桃や白が配色よく栽植されている。花びらのように見えるのは苞葉で、中心の塊が花で目立たない直径5ミリ位の4片のものが次々開花する。レザークラフトをしていた時、カービングの参考に図案集や作品を見た中で、多く使われているのは花水木だと確信し先生に言うと、うまく図案化されているので気づく人は少ないと言われ嬉しかった。
童謡「せいくらべ」では、きのう一昨年しるしをつけた柱の所へ立ってみたら、どういうことだ、しるしは羽織の紐の位置(おへその少し上)だ、ずいぶん伸びたものだなぁ~とあるが、男の子が着物に羽織姿は最近はないので理解し難いらしい。「こどもの日」になって、和服も、歌(せいくらべ)も、粽(ちまき)も、菖蒲湯(しょうぶゆ)も、「端午の節句」が、だんだん遠ざかるようです。
お花は開くと笑っています。私も笑顔になります。
♪ おはなが わらった
おはなが わらった
おはなが わらった
おはなが わらった
みんな わらった
いちどに わらった ♪