1990年ぐらいまでの日本が
作っていた商品が
学力と それほど強力に関係してる
可能性は小さかったと思います
しかし 2000年代に入りますと
学力と経済力との間に
高い相関性が出てくると言えると思います
売られている商品を見てください
スマートフォン
電卓
パソコンといった商品からさらには
健康や栄養に関わるようなドリンク
飲めば脂肪を減らすのに役立つとか
こういった知性的な判断を必要とする商品は
ある程度の学力の持ち主でないと
その商品に反応しません
学力と購買行動との間に高い相関性が発生しますと
商品の販売力にも関わってきます
すでに紹介させていただいておりますが
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Y=ax+b
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この数学は
中学1年生で習うものですが
この国で この数学を理解できる人は20%しかいません
この数学が理解できない人が
パソコンも含めて
Facebook のようなものに反応するとはとても考えられないと思います
実は写真に出ている Python というプログラムですが
プログラムの中では世界一優しいと言われています
アメリカでは小学生の70%がマスターしていて
宿題なども Python でやることが許可されてるそうです
上に出ている パイソンのプログラムですが
アメリカ人に見せれば70%が理解できることになります
日本人の場合
20%ぐらいの人しか理解できません
中学1年生の数学をマスターできていない人が 写真のようなプログラムに反応するとは到底考えられないからです
この問題は 供給サイドにも影響します
このレベルのプログラムを作れる人がいないということは
供給力
生産力にも影響します
日本の都立高校の数学の平均点は概ね40点ぐらいだろうと推測します
このくらいの点数では甘んじてる人の共通点は
1次関数の問題が解けられることが原因であると考えられます
1次関数の問題が解ける人はこの国では20%ぐらいしかおらず
この学力で今後日本の経済力は上がっていく可能性は
非常に低いということが言えます
アメリカ人に 比較して
実は日本人の学力が低いことが
ここから 想定されると思います
しかし 多くの場合 日本人は勤勉 だとか
世界水準で 識字力は高いのだと言って
学力の低下が問題にされていませんでした
日本の経済力は
アメリカに輸出が多かった
アメリカ人が対象に 考えなければならないもので
アメリカ人と相対的に 比較した時
次の点で日本人が 劣勢であることが分かります
①Python のようなプログラムに反応する能力
②インフレ率などを想定して
購買力に役立てていく 能力
③他人とコミュニケーションを取り
立場にとらわれず 社交性を築いていく 能力
日本は
識字力が高いと言っても
読んでいるものが今日の日常的なもので
経済記事などには反応していないように思います
日本の識字力は
その応用のほとんどが日常的な話題に限られており
数字の問題や経済の話題に反応していないのです
政治的無関心という言葉がありますが
それは平均的な日本人の学力が低いことが原因の中にあると思います
日本人の識字力の高さはほとんど 形式的なテストで判定されたもので
正しい学力を反映していないように思います
Python というプログラムへの反応が
それを証拠 付けてるように思うのです
この状況 放置しますと
さらに アメリカとの間に
経済力の格差が生まれるのではないかと思います