![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/6e/c463de027fcbde33c1fbfb083f01e3ce.jpg?1733033115)
1500兆円の赤字を インフレ率が58%で計算すると
1年間で1000兆円にすることができます
1年間で500兆円の赤字を消してしまうというのはかなりの 無理があります
そこで これを5年間と置き換えますと
1年間に10%のインフレ率を起こすことになります
しかしそれにも 無理があるとなると
10年かけてやるとすれば 5%のインフレ率を認めなければいけません
このレベルのインフレ率があれば増税などする必要は全くありません
この考え方を強調する人に対して
批判する人が目立ちます
貸借対照表を理由に
日本は 実際は 6 兆円の赤字に過ぎないなどの嘘を言っている人が多いのには驚き
この嘘を簡単に説明させていただきましょう
仮に この私は10億円のお金を借りて10億円のマンションを持っていたとします
しかしその一方でお金を借りずに10億円のマンションを持っている人がいたとしましょう
この違いはあなたはどう考えますか
10億円のマンションを10億円を借りて持っている人は大変なリスクです
マンションの値段が 9億円に下がったらどうなります
しかし お金を借りないで持ってる人は
マンションの値段が下がっただけで止まります
しかし 問題がなければ
10億円を借りて10億円のマンションを持ってる人が
マンションの値段が上がって 11億円になれば
貸借対照表の上では1億円の黒字ということになり 大丈夫だという理屈は成り立つでしょうか
多くの人は否定するはずです
財政の問題もそれと同じです
同じものを持っていても
借金をしているのかしていないかによって
外国の見る目が違ってくるんですね
国際社会の中では外国が日本を見ていることを忘れてはいけません
借金なしで日本と同じような経済力を持っている国が日本を認めると思いますか
財政破綻の圧力が外国からかかっていることを自覚するべきです
その議論を不要のように思っている人は島国根性 なんですね 外国の目というものを全く考えていないということなんです