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利子率の第三者譲渡

利子率の第三者譲渡という考え方を疑う人のために

次の説明を用意させてください

IS-LM
このモデルの中で
投資関数と貯蓄関数が
合併 関数 になっているのは
明らかです
銀行の利子率が
関数を代表する形になっています

(1)
Y=a*x+b
投資関数と貯蓄関数同士ならこの形の
関数で間に合います

しかし利子率 これと交点を持つ
所得関数は
投資関数でも貯蓄関数でもありませんから
関数の形の次元をあげなければいけません
(2)Y=a*x*x+b*x+c
この関数と利子率が
交わる点をもつとしますと
高い利子率と低い 利子率
二つの点を確認することができます

しかし一方関数の形から見て
所得 関数 に虚数が出てばまずいです

虚数を排除するために

銀行の利子率 に条件付けをする必要があります

(3)
モデルが現実に適合するために
銀行の利子率が所得関数に譲渡されなければいけません

所得関数は投資関数 貯蓄関数の外側ですから
所得関数の 受取人 には第三者である必要があります

もし同じ投資家が利子率を
受け取ることができると
二重利得
これから構成されてしまいます

しかし一般的に銀行に 利子率 の第三者譲渡
これを強制することができるでしょうか

技術的にこれを常時要求することは不可能です

IS-LM
このモデルは
銀行の利子率 が第三者に譲渡されることが前提条件です

金融緩和がうまくいかない理由は明らかで
日銀に逆らってる今の日本の銀行の姿は
モデルの限界を示しています






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