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音楽大好き男の徒然なる日記

運転士1人でドライバー65人分,トラック運転手不足で「鉄道貨物」復権へ(福岡TNCニュース/産経ニュース)

2024-01-02 | 鉄道
運転士1人でドライバー65人分 トラック運転手不足で「鉄道貨物」復権へ 
2024年問題で注目 / (福岡TNCニュース・2023/12/19 OA)

トラックドライバーの時間外労働が制限され、
運べない荷物が出てくることが懸念されている「2024年問題」。

期限の4月が迫る中、
一気に大量のモノを運べる鉄道への期待が高まっています。
キーワードは「競争から協調へ」。
人々の暮らしに欠かせない貨物輸送をめぐる現状を取材しました。




もう一つ映像があります。

【探訪】鉄道貨物に追い風 北海道の生乳 大阪へ(2023. 12. 24. 産経ニュース)

夕刻、一面の雪景色となった釧路貨物駅(北海道釧路市)で、
1つのタンクが貨物列車に積み込まれた。
中身は16.5tの生乳だ。
 
日没後の午後4時半、
コンテナを満載した列車は、ディーゼルエンジンをうならせて駅を出発した。
編成の後方に積まれた生乳タンクは、翌朝に北海道と本州を結ぶ青函トンネルを抜けて、
2日後の早朝、約1,740km離れた大阪府吹田市の吹田貨物ターミナル駅に到着する。

大消費地に向けて、北海道の生乳が鉄道で西日本まで運ばれているのだ。
 
物流業界では、2024年4月にトラックドライバーの残業規制が強化されることによって、
労働力が低下し輸送能力が不足する「2024年問題」に直面している。
来年には14%、2030年には34%も輸送力が不足すると試算されている。
 
政府は2023年10月、この問題を受けて、物流の効率化や省人化を推進するほか、
鉄道貨物の輸送量を今後10年程度で3,600万tへと倍増する
「物流革新緊急パッケージ」を発表した。
 
1本の貨物列車は最大650tの荷物を輸送できる。
単純計算で10tトラック65台分、ドライバーが65人必要なところを1人で運べるのだ。
また、鉄道貨物輸送の二酸化炭素(CO2)の排出量はトラックの13分の1程度とされる。

今年、運行開始から150年を迎えた鉄道貨物輸送には、
現在、強力な追い風が吹いている。
一方で、実際の輸送量は期待通りには伸びていないのが現状だ。
激甚化する自然災害で鉄道の運休が長期化していることなどが要因という。
 
JR貨物は「災害時に別の路線を経由して輸送する迂回輸送能力を強化する」ほか、
働き手不足を解消するために将来的には貨物列車の自動運転を目指したいとしている。

※ホクレン農業協同組合連合会では、生乳の輸送に船舶やトラックのほか、鉄道も活用している。

(写真報道局 桐原正道)

#貨物列車
#青函トンネル
#釧路貨物駅
#吹田貨物ターミナル
#3090レ
#EH800
#DF200
#EF510


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なんて頼もしい光景だろうか。

旅客では不採算だと言って切り捨てられがちの地方鉄道だが、
それはあくまでも首都圏・関西圏・名古屋圏在住者やマイカー持ちの
「廃線」とは無縁の地域の奴らの ”高みの見物の屁理屈” なのであって、
運転免許がなく、路線バスも減便・廃線などであてにならない地域の人々や交通弱者にとっては
欠かせない「インフラ」なのだ。

ましてや物流、特に宅急便などで需要が急激に増えている貨物列車においては
鉄道が不可欠な存在なのだ。


バブル期以降道路建設ばかりに費やした自治体・国土交通省の政策を根本から転換し、
在来線の高規格化工事や保線要員の「安定雇用(国家公務員レベルでの)」、
そしてJR・第三セクターすべて地方鉄道(特に拠点都市間路線)の維持運営(乗員待遇改善と設備改善など)、
そして路線バスの維持運営が必要ではないのか。


2024年1月3日付訪問者数:187名様
お付き合いいただき、ありがとうございました。

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