谷村新司さん 借金1億5千万円 ヤングジャパン時代のお話
・ヤマ師細川氏
・ジェームスブラウン招致事件
・イタリアからストリップ嬢を呼ぶ、サイパンでのクルーズ船とコレラ騒動
・・・(笑)。
そんなもんだから、アリスも”売れる”事を意識するようになり、
この歌が生まれ、見事ブレイクしました。
アリス「冬の稲妻」(1977、Live 推定:2001年頃?)
作詞:谷村新司
作曲:堀内孝雄
オリジナル編曲:石川鷹彦
歌詞:Uta - Net
https://www.uta-net.com/song/3982/
アリス/狂った果実 (1980・アリスⅧ)
作詞:谷村新司
作曲:堀内孝雄
編曲:石川鷹彦
歌詞:Uta - Net
https://www.uta-net.com/song/1713/
また、これらが収録されたアルバム『アリスⅥ』(1978)くらいから
谷村さんの歌詞に壮絶な覚悟やおとなの諦念・無常観、”燃え尽き”、
そして”死の匂い”がするようになりました。
そんな曲をセレクトします。
つむじ風(1978・アリスⅥ)
作詞・作曲:谷村新司
編曲:篠原信彦
歌詞:Uta - Net
https://www.uta-net.com/song/96144/
アグレッシブさ&燃え尽き志向が強調された『Ⅵ』『Ⅶ』『謀反~アリスⅨ』に対して、
「狂った果実」収録の『Ⅷ』はおとなの諦念さが強かったように思いました。
ここから「それぞれの秋」もシングルカットされましたが、
正直内容が重くシングル曲には向かなかったと思います。
それならば、こちらのほうが好きでした。
珍しく谷村さん作詞・キンちゃん作曲というコンビネーションでした。
自分白書 (My Statement)(1980・アリスⅧ)
作詞:谷村新司
作曲:矢沢透
編曲:吉川忠英
ストリングス編曲:服部克久
歌詞:Uta - Net
https://www.uta-net.com/song/96144/
名盤『アリスⅤ』にはライブの定番曲「帰らざる日々」がありましたが、
『Ⅵ』にはさらにヘヴィなこんな曲もあります。
もう完全に”死”を象徴しており、同時期リリースした谷村さんのソロアルバム『黒い鷲』(1977)と同じ
重厚な雰囲気に寒気さえ感じました。
(フィーネ fine:イタリア語、楽曲などの終わり、最後)
フィーネ (1978・アリスⅥ)
作詞・作曲:谷村新司
編曲:青木望
歌詞:Uta - Net
https://www.uta-net.com/song/96140/
さて、この時期の中で、自分が好きな一曲にこれがあります。
武田鉄矢さん主演のドラマで絶対に切り離せない「3年B組金八先生」シリーズでも
衝撃的かつ普遍的な物語で「15歳の母」がありました。
そう、中学3年にして妊娠してしまった女子の話ですが、
その劇中歌として流れていました。
この歌の物語と「15歳の母」の直接の関連性は、たぶんないだろう。
でも、色々と考え込んでしまう歌である事は間違いない。
何故こんな事をしてしまったのか。
彼女はどう生きたいのか。
”わからない” ”忘れたい”――それでいいわけがないだろうし。
もし自分が好きな子だったなら、そんな彼女が自分の家族だったなら――
助けを求めたら手を差し伸べられる位、少しでもそばに居てあげたい。
(2024年5月追記)
テレビドラマ「3年B組金八先生」など優れた物語で功績を残された脚本家・小山内美江子さんが
5月2日、老衰のため94歳でお亡くなりになりました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
秋止符(1979・アリスⅦ)
作詞:谷村新司
作曲:堀内孝雄
編曲:石川鷹彦
歌詞:Uta - Net
https://www.uta-net.com/song/2498/
ブレイク以降は谷村さんもベーヤンも大活躍の一方、
自身のラジオ番組やコンサートでは身体の故障による”お休み”も所々で見受けられました。
そんな中で、あの名曲かつ最大のヒット曲が誕生しました。
レコーディングで「You're king of kings !」と言ったのは、実はキンちゃんでした。
プロボクサー・カシアス内藤氏を題材にしたと言います。
個人的にも青春の一曲であり、
大学の音楽サークルの宴会で「何か芸をやれ」と言われてこれを歌った思い出があります。
この曲はやっぱり”ライブバージョン”で聴きたいなあ。
チャンピオン(1978) (2009 TOUR FINAL at BUDOKAN)
作詞・作曲:谷村新司
オリジナル編曲:石川鷹彦
歌詞:Uta - Net
https://www.uta-net.com/song/3066/
そして、1981年の『謀反~アリスⅨ』をもって無期限休止宣言をしたアリス。
再結成(2001年)以降メンバー間で当時「よく死ななかったな」と言うほど切迫感が強くなり
必然だったのかと思います。
ただ、アリスを失ったあとの面々の苦悩は大変だったようです。
谷村さんへの対抗心でソロシンガーの道を歩み出したもののヒットに恵まれず、
暗中模索した末に小椋佳氏との出会いを経て演歌歌謡曲路線に定着したベーヤン。
帯状疱疹にかかったのを機に歌手活動を白紙化したのち
中国の音楽学校で教鞭をとった谷村さん。
「エヴァンゲリオン」で有名な鷺巣詩郎氏とのユニット「BLEND」はアルバム1枚だけで終了、
ギターショップとくし焼き屋の経営者に転身したキンちゃん。
(音楽の引き出しが豊かなだけに、後輩のプロデュースとか進んでも良かったのではと思ってます)
アルバム『アリスⅩ』発表にとどめてコンサート活動に至らなかった1987年を経て、
ファンの前に帰ってきたのは2001年1月の神戸。
NHK-BS2(当時)で放送された「復活コンサート」のビデオテープを観ていて
みんな楽しんでやっている姿が嬉しかった。
DVDも発売されています。
ただ画面比率がアナログ時代の「4:3」状態なので、リマスタリング再発が必要です。
2009年11月の武道館ライブはCDのみリリースされて、
残念ながら映像はBSフジでの放送しかありませんでしたが、
今ビデオテープを観ててもまだまだみんな元気でした。
再放送して欲しいなあ。
2階席で感極まって泣いてる徳光和夫さんを見つけました(笑)。
アリス BURAI~散りゆく花(2009・日本武道館)
作詞:谷村新司
作曲:堀内孝雄(BURAI)、谷村新司(散りゆく花)
歌詞: Uta - Net
https://www.uta-net.com/song/3997/ (BURAI)
https://www.uta-net.com/song/96076/ (散りゆく花)
だから、再結成はみんながそれぞれの肩書を下ろして
ほんとうにアリスを楽しんでいたんだと改めて思いました。
さすがに昨年2022年での映像では谷村さんも足の衰えは隠せなかったようですが、
今年からの活動再開を誰もが楽しみにしていたんだと思います。
・・・悔しいなぁ・・・
2023年11月18日付訪問者数:220名様
2024年 5月12日付訪問者数:199名様
2024年 5月13日付訪問者数:249名様
お付き合いいただき、ありがとうございました。
・ヤマ師細川氏
・ジェームスブラウン招致事件
・イタリアからストリップ嬢を呼ぶ、サイパンでのクルーズ船とコレラ騒動
・・・(笑)。
そんなもんだから、アリスも”売れる”事を意識するようになり、
この歌が生まれ、見事ブレイクしました。
アリス「冬の稲妻」(1977、Live 推定:2001年頃?)
作詞:谷村新司
作曲:堀内孝雄
オリジナル編曲:石川鷹彦
歌詞:Uta - Net
https://www.uta-net.com/song/3982/
アリス/狂った果実 (1980・アリスⅧ)
作詞:谷村新司
作曲:堀内孝雄
編曲:石川鷹彦
歌詞:Uta - Net
https://www.uta-net.com/song/1713/
また、これらが収録されたアルバム『アリスⅥ』(1978)くらいから
谷村さんの歌詞に壮絶な覚悟やおとなの諦念・無常観、”燃え尽き”、
そして”死の匂い”がするようになりました。
そんな曲をセレクトします。
つむじ風(1978・アリスⅥ)
作詞・作曲:谷村新司
編曲:篠原信彦
歌詞:Uta - Net
https://www.uta-net.com/song/96144/
アグレッシブさ&燃え尽き志向が強調された『Ⅵ』『Ⅶ』『謀反~アリスⅨ』に対して、
「狂った果実」収録の『Ⅷ』はおとなの諦念さが強かったように思いました。
ここから「それぞれの秋」もシングルカットされましたが、
正直内容が重くシングル曲には向かなかったと思います。
それならば、こちらのほうが好きでした。
珍しく谷村さん作詞・キンちゃん作曲というコンビネーションでした。
自分白書 (My Statement)(1980・アリスⅧ)
作詞:谷村新司
作曲:矢沢透
編曲:吉川忠英
ストリングス編曲:服部克久
歌詞:Uta - Net
https://www.uta-net.com/song/96144/
名盤『アリスⅤ』にはライブの定番曲「帰らざる日々」がありましたが、
『Ⅵ』にはさらにヘヴィなこんな曲もあります。
もう完全に”死”を象徴しており、同時期リリースした谷村さんのソロアルバム『黒い鷲』(1977)と同じ
重厚な雰囲気に寒気さえ感じました。
(フィーネ fine:イタリア語、楽曲などの終わり、最後)
フィーネ (1978・アリスⅥ)
作詞・作曲:谷村新司
編曲:青木望
歌詞:Uta - Net
https://www.uta-net.com/song/96140/
さて、この時期の中で、自分が好きな一曲にこれがあります。
武田鉄矢さん主演のドラマで絶対に切り離せない「3年B組金八先生」シリーズでも
衝撃的かつ普遍的な物語で「15歳の母」がありました。
そう、中学3年にして妊娠してしまった女子の話ですが、
その劇中歌として流れていました。
この歌の物語と「15歳の母」の直接の関連性は、たぶんないだろう。
でも、色々と考え込んでしまう歌である事は間違いない。
何故こんな事をしてしまったのか。
彼女はどう生きたいのか。
”わからない” ”忘れたい”――それでいいわけがないだろうし。
もし自分が好きな子だったなら、そんな彼女が自分の家族だったなら――
助けを求めたら手を差し伸べられる位、少しでもそばに居てあげたい。
(2024年5月追記)
テレビドラマ「3年B組金八先生」など優れた物語で功績を残された脚本家・小山内美江子さんが
5月2日、老衰のため94歳でお亡くなりになりました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
秋止符(1979・アリスⅦ)
作詞:谷村新司
作曲:堀内孝雄
編曲:石川鷹彦
歌詞:Uta - Net
https://www.uta-net.com/song/2498/
ブレイク以降は谷村さんもベーヤンも大活躍の一方、
自身のラジオ番組やコンサートでは身体の故障による”お休み”も所々で見受けられました。
そんな中で、あの名曲かつ最大のヒット曲が誕生しました。
レコーディングで「You're king of kings !」と言ったのは、実はキンちゃんでした。
プロボクサー・カシアス内藤氏を題材にしたと言います。
個人的にも青春の一曲であり、
大学の音楽サークルの宴会で「何か芸をやれ」と言われてこれを歌った思い出があります。
この曲はやっぱり”ライブバージョン”で聴きたいなあ。
チャンピオン(1978) (2009 TOUR FINAL at BUDOKAN)
作詞・作曲:谷村新司
オリジナル編曲:石川鷹彦
歌詞:Uta - Net
https://www.uta-net.com/song/3066/
そして、1981年の『謀反~アリスⅨ』をもって無期限休止宣言をしたアリス。
再結成(2001年)以降メンバー間で当時「よく死ななかったな」と言うほど切迫感が強くなり
必然だったのかと思います。
ただ、アリスを失ったあとの面々の苦悩は大変だったようです。
谷村さんへの対抗心でソロシンガーの道を歩み出したもののヒットに恵まれず、
暗中模索した末に小椋佳氏との出会いを経て演歌歌謡曲路線に定着したベーヤン。
帯状疱疹にかかったのを機に歌手活動を白紙化したのち
中国の音楽学校で教鞭をとった谷村さん。
「エヴァンゲリオン」で有名な鷺巣詩郎氏とのユニット「BLEND」はアルバム1枚だけで終了、
ギターショップとくし焼き屋の経営者に転身したキンちゃん。
(音楽の引き出しが豊かなだけに、後輩のプロデュースとか進んでも良かったのではと思ってます)
アルバム『アリスⅩ』発表にとどめてコンサート活動に至らなかった1987年を経て、
ファンの前に帰ってきたのは2001年1月の神戸。
NHK-BS2(当時)で放送された「復活コンサート」のビデオテープを観ていて
みんな楽しんでやっている姿が嬉しかった。
DVDも発売されています。
ただ画面比率がアナログ時代の「4:3」状態なので、リマスタリング再発が必要です。
2009年11月の武道館ライブはCDのみリリースされて、
残念ながら映像はBSフジでの放送しかありませんでしたが、
今ビデオテープを観ててもまだまだみんな元気でした。
再放送して欲しいなあ。
2階席で感極まって泣いてる徳光和夫さんを見つけました(笑)。
アリス BURAI~散りゆく花(2009・日本武道館)
作詞:谷村新司
作曲:堀内孝雄(BURAI)、谷村新司(散りゆく花)
歌詞: Uta - Net
https://www.uta-net.com/song/3997/ (BURAI)
https://www.uta-net.com/song/96076/ (散りゆく花)
だから、再結成はみんながそれぞれの肩書を下ろして
ほんとうにアリスを楽しんでいたんだと改めて思いました。
さすがに昨年2022年での映像では谷村さんも足の衰えは隠せなかったようですが、
今年からの活動再開を誰もが楽しみにしていたんだと思います。
・・・悔しいなぁ・・・
2023年11月18日付訪問者数:220名様
2024年 5月12日付訪問者数:199名様
2024年 5月13日付訪問者数:249名様
お付き合いいただき、ありがとうございました。