拡散・転載希望のオンライン署名が回ってきましたので、下記へ転載します。
皆さま 福島原発告訴団、福島原発刑事訴訟支援団より、緊急署名のお願いです。
拡散にもご協力お願い致します。
9月19日、東電刑事裁判の東京地裁判決は、「全員無罪」という信じられない不当判決でした。
裁判長は、下記の様に説明しました。
「自然現象を相手にする以上、正確な予知、予測などできないことも、あきらか」
「自然現象について、あらゆる可能性に対し必要な措置を講ずることが義務付けられれば、原発の運転は不可能」
「法令上の規則等は絶対的な安全性の確保までを前提としていなかった。」
この誤った判決を確定させては、将来に大きな禍根を残します。
検事役を務めてくださった指定弁護士の皆さんに、控訴のお願いをしてください。
控訴期限は2週間だそうです。10月2日まで、短期決戦です。どうぞ、SNSでの拡散、MLでの拡散をお願いします。下記、緊急署名ページをご覧ください。
私たちは控訴期限の2週間(10月2日)ぎりぎりまで署名を集めます。
2019年9月19日、東京地方裁判所は、東京電力の元経営陣3名の福島原発事故における業務上過失致死傷の罪について「被告人らは、いずれも無罪とする」という判決を下しました。 この判決は、原発が過酷事故を起こさないための徹底的な安全確保は必要ないという、国の原子力政策と電力会社に忖度した誤ったメッセージであり、司法の堕落であるばかりか、次の過酷事故を招きかねない危険な判断です。
2016年2月29日の強制起訴から、検察官役として指定された5人の弁護士のみなさまは、この重大事故の責任を問うために大変なご苦労をされてきたということを、公判の傍聴を通じて感じており、心から感謝しております。裁判所が配布した判決要旨を読むにつけ、裁判所がこの原発事故の被害のあり方、被告人らの行いに対し、正当な評価をしたとは到底思えません。
私たちは、この判決では到底納得できず、あきらめることはできません。 どうか、指定弁護士のみなさまに、控訴をして頂いて、引き続き裁判を担当して頂きたくお願い申し上げます。 多大な仕事量とそのお働きに見合わない報酬しか、国からは支払われないと聞き及んでいるところを心苦しくはありますが、正当公平な裁判で未曾有の被害を引き起こした者たちの責任がきちんと問われるよう、再び検察官席にお立ち頂けますようお願い申し上げます。
「福島原発刑事訴訟支援団 ホームページ」
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