雫の森

わたしの作ったステンドグラスたちをご紹介します。

『LOVE WINTER TOKYO 2009』のお知らせ。

2009年01月02日 | 個展作品

来月の二月、『LOVE WINTER TOKYO 2009』というアートイベントに参加させてもらうことになりました!
http://www.love-winter-tokyo.com/exhi.html

会場:ミレージャギャラリー :東京都中央区銀座2-10-5 オオイビル4F
http://www.mireyagallery.com/

日時: 2009年2月11日(水)〜16日(月) ※土日在席予定


こちらの展覧会は基本的に絵が中心なのですが、私は立体部門でステンドグラス作品を出展いたします。
同じような時期に銀座のあちこちのギャラリーを使って同時開催という面白いイベントになっているのと、それぞれのギャラリーでテーマが決まっており、こちらのミレージャギャラリーで私が出させていただくのは「おしゃべりなアートたち」というテーマになっております。
オープンの時間など詳細が分かり次第また連絡しますね。

 ぜひぜひ会場にお立ち寄り下さい!

ディスプレイ2

2008年12月22日 | 個展作品

個展準備の手伝いに来てくれた友人に頼んでおいた絵を見たとき、
自分で細かく色や世界を伝えておいたとはいえ、こんなにも私の好みや色合いを理解してくれて、
その上予想を裏切ってくれたその素敵さに気持ちの良い爽快感がありました。
そうしてそこに配置した対なる緑と紫のランプスタンドとまたぴったりで、我ながらびっくりしたものでした。


ランプの柔らかい光と色彩の淡いグラデーションが陰影を重ね、
幻想的な世界の中で蝶や金魚がひらひらと漂っています。
影のように見える部分は本物の影ではないのです。


ディスプレイ1

2008年12月21日 | 個展作品

「お一ついかがですか?」








「こちらもどうぞ」








箸おきとして作ってみたものの、思うように出来上がらなくて商品としては出さなかったのですが、
せっかく作ったのだからということで、ディスプレイとして飾ってみました。
これらはその一例です。








この個展の準備を手伝ってくれた友人が、お花や焼き物を用意してくれたので、
それら和風に合わせた飾りつけをしてみました。
右側の青いガラスも、実は失敗作(笑)でも色合いが綺麗だったので
海の連想から貝殻やシーガラスなどを並べてみました。







こちらも同じく本来は別のものになるピースでしたが、急遽お花のモチーフに変更。
一つ空いてしまった壁面を飾ってくれました。







天使プレート

2008年12月20日 | 個展作品

写真や絵を額に入れて飾るように、ステンドのガラスも入れて飾れたらいい、と思って制作したうちの一つです。
淡いサーモンピンクの上に黄色のガラスをのせ、色ガラスのかけらをちらし、
天使たちが楽しそうに踊ってる様をあしらってみました。
壁面にディスプレイしたので、後ろからちいさな電球を点しています。


模写:ミュシャ 「秋」

2008年12月19日 | 個展作品

続きましてこちらは「秋」バージョン。同じく手持ちのポストカードから起こしました。



ミュシャファンの方ならご存知かと思うのですが、この季節シリーズは当然春も冬もあります。
在学当時、その中から気に入った夏と秋、どっちを作ろうかなぁ~と絵を前にして悩んでいたところ、
同じクラスの方から「なんなら両方作って並べてみたら?」
ある意味すごい提案にそのままのっかってしまいました。大変さもよくわからずに(笑)


予想通りうまくいかずとても大変でしたし、
今思うとそれぞれになぜここはこんなことをしたんだろう?という疑問もたくさんありますが、
今まで作った作品の中ですごく気に入っているものです。


模写:ミュシャ 「夏」

2008年12月18日 | 個展作品

これは以前通っていた学校で自由課題として制作した、ミュシャの模写です。
ポストカードからステンドグラスに起こすため、絵付け技法(ガラスに専用の顔料で線描きや色を乗せて窯で焼成すること)を行いました。


特に難しかったのが、目と唇、指の描写。
先生からは「もっとよくお手本の絵を見なさい」といわれたものでした。


このパネルを支えている左右の鉄の台も、今回のために発注しました。
(分りづらくてすみません)
曲線が面白いデザインです。


白ドームランプ

2008年12月17日 | 個展作品

葉だから緑、では単純かなということで、白バージョンも合わせて制作。


同じ色同じ型番のガラスだけで作っていても色合いが単調すぎる・・・と気づいて、
同系色でも不透明・透明ガラス、ほんの少しだけ色味が違うガラスなど、
あれこれと混ぜて合わせてみました(結果はご覧の通り)。
色のリズムも大事、とこの時ハッキリ実感しました。





こちらもまた違った雰囲気となりました。





緑ドームランプ

2008年12月16日 | 個展作品

家の近所に、緑のトンネルが続く並木道があります。
その木漏れ日をいつも眺めながら、こんな雰囲気をもつランプを作りたい・・・。
そんな思いからこのランプが出来上がりました。


初めから吊り下げ型を考えていましたので、ならば球体だったら面白いかな
電気コードはビニールでは味気ないから布コードにしよう
本体との接続部分のパーツも真鍮製のネジ止めでアンティークな感じのがいい・・・
そう思って色々と探しているうちに、良きものたちが見つかってこのような形となりました。





フュージングで作った鳥たちが見え隠れしています。


緑ランプスタンド

2008年12月14日 | 個展作品

シェードはすっきりとしたデザインと色合いで、スタンド台も余計な装飾がなく、全体的にすっとしたランプを作りたい。
そう思ってこちらのランプを制作しました。

二つ対となるよう作りたかったので、緑色と紫色の色違いバージョンで。
まずは緑から。




ガラスを探していたときに型板ガラスなるものの存在をしり、
そのテクスチャーの面白さと雰囲気にすっかり惹かれて購入。
(四角い柄の入っているガラスの方です)
シェードのデザインはシンプルだけど凝ってる部分もほしい!と思っていたので、
素敵なガラスと出会えて良かったです。



和壁掛け4

2008年12月13日 | 個展作品

この引き手はまるで刀の鍔のような・・・・ということで、和なテイストにしてみました。




今回この引き手金具たちを色々と物色しながら、本当に昔の日本人は細かなところや小さな世界に神経を注ぎ、
季節や格や美を表していたんだなぁ・・・としみじみしました。
昔のものはみんな良くて、今のものはだめばかり、とはまったく思いませんが、
せっかく日本人として生まれ、まあ今のところはこの国に住んでいることだし(笑)
長いようで短い人生の中で、自分の生まれた国の中で息づいていたものたちをもっと味わっていきたいなと思いました。


和壁掛け3

2008年12月12日 | 個展作品

ちょっと分かりづらいと思うのですが、枠のデザインが松な感じだったので、
その力強い感じと雰囲気をそのままに、中のガラスはシンプルにしてみました。
サーモンピンクのガラスに、黄色のガラスを乗せて蝶と花を入れて。


和壁掛け2

2008年12月11日 | 個展作品

縁のデザインが華奢な感じだったのでワンポイント的な雰囲気がいいかな、と思って
このような色合いで作ってみました。


和壁掛け1

2008年12月10日 | 個展作品

たまにはこんな和テイストの壁飾りはいかがでしょう?
周りの額縁に見えるものは、実は襖の引き手金具をパーツとして利用しています。




この引き手は、ある知人の方より教えていただいたアンティークショップにて発見したものです。

古民家を解体する際にこういったものが大量に出るんだよ、と店主の方が教えてくださったとおり、
箱や棚にたくさんの引き手が積まれていました。
形や大きさや色、素材が様々で、このまますぐまた再利用できるくらい状態の良いもの、
部分々が欠損等してしまっているが、細工の素敵なもの、桜や松など細かい彫刻が施されているもの・・・。
そういったものを手にとって眺めているうち、底が抜けて枠だけになっているのを見ていたら、これってなんだか小さな額縁みたい!
そう思ったらいろんなアイディアが生まれてきて、今回このような物へと生まれ変わった次第です。


箸おきたち(長方形4)。

2008年12月09日 | 個展作品

箸が転がらないよう、何かポイントとなるデザインで・・・と思って作ってみたもの。
左側は白いガラスに小さな四角い深い緑のガラス。
右側も同じガラスにこちらは紫のガラスを乗せて。