ゆたんぽ犬 夏の恐怖2 後編

この話は、7年前コロおじいちゃん(ゆたんぽ犬)がブログで書いた(？)ものです。
そのまま載せます(^O^)

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その時

突然「ピカッ！　ピシャー」

周りの景色、車の音、もちろん僕の鼻歌？！も

かき消すような雷の大音響と光

そして

蜘蛛の子を散らしたように周りにいた人達は

近くの建物に入って行った
(田舎ですから建物といっても小さいです)(笑)

続いてバケツをひっくり返した様な大粒の雨が

ご主人の傘をさす手がおくらせた

みるみる僕とご主人はずぶ濡れ、

僕たちの行く手をさえぎる様に頭上に鳴り響く

雷の音　音　音

そして光　大粒の雨も。

ご主人やっとで傘を開き　濡れた僕のひもをひっぱり傘の中へ。

アスファルトの道路は堰を切ったように流れる雨水で

僕の足はずぶ濡れ。

身体中の毛はびしょ濡れで

身体中にまとわりついている

雷の音　光は

天上で暴れ狂っている

僕は怖さと　雨に濡れたので　

ブルブルふるえていた

僕のひもを持つ手からご主人の緊張も伝わってきた

とにかく僕たちは散歩もそこそこに

雷に急き立てられるように

我が家に飛んで帰りました

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僕はそれ以降

数ヶ月間　雨の日の散歩は

その時の事が思い出されて

怖くてなかなか家からでるのに足が動かなかった

でもいつもご主人の励ましで？散歩に出ることが出来ました。

毎日休まずパトロールは続いているけど

雷は嫌いです。