写真は2020年、旭川出張時、仕事を終えた後に三浦綾子記念館周辺を散策した一画(あの川の堤防階段が「氷点」のポイント!!)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/0b/1fea39ccc225b0c71e6e2046f174f03d.jpg)
作品中、ここを陽子を始め登場人物が何人も歩いている。ドラマ最終回で、啓造が夏枝に「なんで、陽子に話してしまったんだ!!」と、ぶん殴るとかビンタとか
しないところが、敢えて深い。また陽子が夏枝から告げられた時、瞬き一つせず固まってる(演技が秀逸。陽子役:内藤洋子)。
当時の放送は北海道では視聴率が40%を超え、その時間帯は外に誰も歩いていなかったとか...。「氷点」は確かに名作だが、
私には漱石の「行人」の影響も感じ取れる。このあたりは、今なお文学少女のNEOちゃんと冷酒飲みながら語り合いたいものだ。
音楽が山本直純というのも素晴らしい。「男はつらいよ」とは違う世界。