高橋のブログ

不定期に..

マーラー交響曲第1番(ピアノ独奏版)

2019-12-22 19:59:40 | 日記





もう結構前に購入したものの、未開封のまま数年経過。近々、先日予約したブルックナー交響曲全集(ピアノ4手版)が送られてくるので、その前にと鑑賞(ただし、マーラーはこの1番しかピアノ全曲版のCDは無いようだ)。

演奏者は岡城千歳。高校、大学と桐朋で学び、その後はジュリアードへ進み、今もニューヨークで活動中の方。

このピアノ版は、ワルターが連弾版として作成した版を独奏用に変えたもののようだ。ワルター版はホームコンサート用に書かれたようなところがあり、
岡城は、オリジナルスコアも参照し、いろいろと加筆修正したようだ。

しかしまぁ、マーラーの交響曲を高い次元で1人でピアノで弾けるとは本当に羨ましい限りだ。

解説にはインタビュー記事もあり「オケ作品をピアノで演奏する利点は?」「シュナーベルは編曲への嫌悪を公然と表明していたけど、あなたは?」とか、
随分な質問を次々と浴びせられているが、岡城はそれに丁寧に答えている(詳しくはお求めを)。

録音もとても良い。リサイタルで同曲を演奏する時は、4mvのHnの例の場面からは立ち上がって弾いてほしいものだ(^^;。
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