湘南空手道連盟OB会

66 横浜珈琲店②

放火だと決めつけているが勝手に想像しているだけで

事実関係が知りたいというのが目的だが。


「あれ私のダチじゃない。小松の知り合いだよ」


『やっぱりあっちから攻めるべきだったか』


「村田も警察じゃないんだからもっと穏やかに話そうよ」


『そうだな。及川に任せた方がよさそうだ』


さとみと一緒にいた
Iという子まで誘ってるんだから大したもんだ。

そのうち笑い声まで出てきた。


はたから見れば男女4人で仲良く話してるくらいに思えたのではないか。


「小松に言っとくよ。連絡は?」

「あっ俺に電話して。さとみちゃん番号教えて」


見事だ。


「じゃ村田、会計頼むね」

「ああ」 『4人分かよ(^_^;)』


さとみが機嫌よくなっている


「あんときは悪かったね」


 微笑まれてしまった。


可愛いじゃないか。美人だし(爆)。


「こちらこそやりすぎた。ごめん」


実は真面目な子なのかもしれない。


しかし鼻を伸ばしてる場合じゃなかった。

とんでもない強敵が現れるのだ。


とにかく連絡を待つことにした。


横浜珈琲店(現在)
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