事実関係が知りたいというのが目的だが。
「あれ私のダチじゃない。小松の知り合いだよ」
『やっぱりあっちから攻めるべきだったか』
「村田も警察じゃないんだからもっと穏やかに話そうよ」
『そうだな。及川に任せた方がよさそうだ』
さとみと一緒にいた
Iという子まで誘ってるんだから大したもんだ。
そのうち笑い声まで出てきた。
はたから見れば男女4人で仲良く話してるくらいに思えたのではないか。
「小松に言っとくよ。連絡は?」
「あっ俺に電話して。さとみちゃん番号教えて」
見事だ。
「じゃ村田、会計頼むね」
「ああ」 『4人分かよ(^_^;)』
さとみが機嫌よくなっている
「あんときは悪かったね」
微笑まれてしまった。
可愛いじゃないか。美人だし(爆)。
「こちらこそやりすぎた。ごめん」
実は真面目な子なのかもしれない。
しかし鼻を伸ばしてる場合じゃなかった。
とんでもない強敵が現れるのだ。
とにかく連絡を待つことにした。
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