湘南空手道連盟OB会

37 好きな技と得意技

第5回オープントーナメント全日本空手道選手権大会

終わってから翌々週

道場に行くと山崎先輩が丸坊主にされていた。

大会の内容はあちこちで書かれているからここでは書かないが

やはり自分に厳しい方なのだと思った。


拳立ては160回まで出来るようになっていたものの

相変わらず回し蹴りは遅く大きすぎて満足に蹴れず

山崎先輩の回し蹴りになど遠く及ばなかった。
(比べること自体無理)

 その日 めずらしく山崎先輩が後ろ足で前蹴りを使われていた。

これまたカッコいい。

 というか俺は前蹴りキチンと蹴った方がいいのではないか?。
 
 回し蹴りにこだわる必要はないのでは?。

 と考えた。 


のちに

 「自分の好きな技と自分の得意技は違う」

 大山茂師範が著書の中で言われているが

この時に少し気がついた次第。
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