湘南空手道連盟OB会

190 神奈川支部強豪たち

親父に引っ越し反対した。

聞き入れられるわけもない。

それに引っ越した方が大学は近い。

大倉山にいたら車にのらないままだったろうが

多摩に行けば車メインで生活できる。

 ふと思った

「いっそ九州に引っ越さない?」

「実は考えているがまだ先の話だ」

なんだそりゃ?。

実は祖父は長崎藩家老の出である。

長崎から港区西麻布に来て

いろいろあって三宿に落ち延びてきたのだ。

 親父がイマイチ躊躇しているのは80坪が3000万でしか売れない事だ。

あの時売らないでバブルまで待っていたら

ピークなら郷ひろみではないが2億4千万円になっている。

 話が脱線した。

とりあえず引っ越してから道場も考えようと思った。

  
 「立ちションしたか?。したら始めるぞ」

組手の前は必ず立ちションする。

 これは賛成、理にかなっている。

 「トイレじゃダメ、立ちションじゃないとな」

 この理由もわかる。

大山館長も「世界ケンカ旅行」の中で重要性を説いている。

 神奈川支部は本当に実戦志向だ。

高橋先輩の左ミドルが喰いこんだ。

「ぐえっ」

倒れず堪えるが

反撃のキックはヘラヘラキック

「なんだ?その蹴りは?!」

追い打ちがかかる。


 「パンチは重いけど動きも重いよ」

 ベンチプレスに頼りすぎだな。

 この人と闘うにはもっとサンドバッグ蹴らないとダメだ。

それに走らないと。

やっぱり強い。

第1回オープントーナメント神奈川大会で

3決で小笠原先輩にとどめを刺したのがこの人だ。

もっと成績残せただろうにと思う。
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