商大高の久保井が港北高校の文化祭に来ていたのだが
俺は見間違えて中学の同期の鈴木順二だと思っていたのだ。
久保井も順二も根は真面目なのだが
どうもトッポイ感じが似ている。
などと言ったらますます怒られるだろう。
「まあいいけど」
久保井にとってもどうでも良い事だったようだ。
しかしまた変なことを引っ張てしまう。
どこの連中だか知らないが囲まれた。
東横線横浜駅ビル改札口前だ。
「お前じゅんじのダチ公か?」
普通のツッパリだが
どうみても友好的ではない。計3人だ。
取り巻きも強そうじゃないが
「どこの順二?」
「さっき話してただろう。横高のじゅんじだよ」
「ああ、友達だよ」
「ちょっと話あんだけど呼んでくんない?」
「それほど親しいわけじゃないし」
「おう?」
胸倉掴んできた。
「かんべんしてくれ」
瞬間的に押し返した。
「やんのかおら」
あ~
なつかしいパターンだ。
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