確かにヌンチャクは稽古したし実際に使ったこともある。
一歩間違えば殺せる威力はある。
しかし
今 目に前で展開されているのは
そんなママゴトレベルではない。
ドアから誰か出て行った。
音がしないのだが違和感を感じた
横を見たら福島がいない。
『逃げやがった』
「いつまで持ってるんですか。置いてくれないと僕正当防衛ですよ」
今度は一度顔を切ってから
身体を回転して反対側の頬を切った。
後に思い出したが
いつの間にか左手に持ち変えていた。
連続技 それも芸術的だ。
さすがに目に血が入って栗山さんが しゃごんだ。
正直ホッとした。これでやめてくれるだろう。
ところがまた顔を切るのである。
「いやだなあ。早く包丁捨ててくださいよお。僕が犯罪者だと思われますよお」
気色悪い。本当に、本当にいやな奴だ。
さすがに俺がキレた。
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