ネットワーク・コミュニケーションの場としてのウェブサイト制作にあたって、以下のことに注意し、考えながら進めること。
・何のための、誰のためのウェブサイトか、そのサイトの運営を通して何を実現したいのか、そのためにどういう表現が適切なのか、というコンセプトデザイン・プラニングワークに常に立ち戻ること
・テーマと情報をどのように整理し、デザインするか―情報デザイン
・構成・流れを考える編集デザイン
・テキストと画像のグラフィック・タイポグラフィデザイン
・(動き、映像、音のデザイン)
・ユーザーの操作とそれに対する適切な反応を考えるインタラクティビティのデザイン
・使い勝手(ユーザビリティ)のデザイン
・見る人をストレスなく導く(ナビゲーション)デザイン
・有意義な他の情報へつなげるオープンで開かれたデザイン
・見る人との相互交流をはかるためのデザイン
・多くの人が継続的に見に来てくれるためのデザイン
・情報の更新や新規に加えられていく構造になっているか、を考える
表面的な「見てくれ」のかっこよさなどということではなく、以上のように、ウェブサイトのデザインするということには、とても総合的なデザインの力と緻密な思考力を必要とされます。