鍛冶道具で最大の重量を誇り、鉄材を叩くうえでは重要不可欠な金敷(金床)。
当方のモノはたかだか30kgで軽い部類だが、その天面(金敷または金床の平らな面)はあまり手入れをしていなかったのでボッコンボッコンになっているうえサビサビになっていた。
そのため、鎌研ぎ用の荒砥石(金剛砥石)でもって天面を擦り磨いてみた。
打ち外してつけたハンマーの痕やらタガネの切り傷とかモロ。また、購入した当時に表面に塗られていた塗装を剥がす時にしくじったと思われるへこみとか、製造時の巣穴とかいっぱいでてきた。
これらの傷をすべてなくすとなれば、どのくらい時間がかかるかわからない。
さしあたっては使いながら研磨していくしかないようだ。