2014年初打ちで昔の鉄の金槌を再度火造りした、と日記に書いたところだが、件のブツを灰箱から取り出してびっくり。
激しく火ぶくれしたような酸化膜。そしてその間から見える肉色の地肌。
金槌はどうも銅製もしくは銅合金製だったようだ。コークスの焔が青く出たのもそうだったか、とも思える。
詳しくは後日激しく火ぶくれしたような酸化被膜を落としてみないことにはわからないが。
銅製または銅合金だったとしたら、今後の鍛冶作業に影響が出るかもしれない。
というのは、銅が鉄に混ざるとあまりよろしくないということを聞いているからだ。
詳しく言えば、銅が鉄に混ざると球状黒鉛化が進むとか。
要するに鉄、鋼の品質が低下するということらしい。
そういえば、ちょくちょく出入りしていた刀剣博物館でも、銅の混入はすこぶる嫌われていたな。
新年早々やっちまった感が強い。せめて磁石で確かめりゃよかった。
でも、よく焼き溶かすこともなくできたよな。強い火力のコークスで。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます