「ミスターマリノス」

＜きょうのヒーロー＞
日韓Ｗ杯、横浜マリノスで活躍し、今季から日本フットボールリーグ・松本山雅でプレーしていた松田直樹選手が４日午後１時６分、心筋梗塞のため長野県松本市の病院で亡くなった。３４歳。群馬県桐生市相生町出身…わが町とは市は違うけど道路１本向こうの隣町の人。群馬県いいえ今では日本サッカー界を代表するヒーローの逝去。今朝の上毛新聞にはトップ面、社会面、スポーツ面と３ヶ所に大きく偲ぶ記事が掲載されている。地元の桐生タイムスにもきっと…。ご家族の気持ちを思うと言葉が見つからない。ただ悲しみのあまり身体を壊すことないよう祈るばかり。桐生に帰り、これからは家族水入らずの時間を過ごせるね。

　　　　　

第２のサッカー人生が始まってこれからというのに…とっても悲しい。Ｕ－１６日本代表が発足した当時から、中田英寿選手とともに歩んでそこからＡ代表に残ったのは松田選手と２人だけ。また、Ｗ杯の日韓戦で当時の地元・桐生市内はサッカー色に染まり、お祭り騒ぎ。その頃わが家のにいに１号は桐生に通学する高校生で大騒ぎ、盛り上がって楽しませてもらったね。にいに1号はバスケットマンだけど今でもサッカー好きだね。

わが家のケン健も33歳で心筋梗塞で倒れ、病院に運ばれてから同じように心肺停止状態となって…。幼いにいに達には、何が起きたかは理解できなかったね。たまたま東京の大学病院から来ていた循環器の医師がいてくれたおかげで、三途の川向こうへは行かずに蘇ることができた…この日はケン健のふたつめの誕生日として、毎年お赤飯炊いてる…そうもう20年も前の話。そんな奇跡の人もいるのに…。松田選手はまだまだサッカーがしたくて、したくてたまらない人なのに…悔しいね、残念です。

横浜マリノス最後の日、涙ではなくサーポターに「俺…マジでサッカーが好きなんスっもっとサッカーやりたい」と言ってた笑顔が男前だった。安らかにと思うけど…きっと現役をまだまだ続け、天国でもヘアバンド付けてボール追っかけ走り続けるんだろうなぁ…合掌。

<きょうは献花>
松田選手への献花…代わりに写真をアップします。チューリップとマーガレット。