話題沸騰中(私のなかで)のレッドフルーツソープ。
発色について、山羊さんにおたずねしてみました。
T:山羊さん、石鹸では”真っ赤”をつくるのは難しいのでしょうか。
赤に限らず、ビビッドな色あいを出すことも難しいですか?
Y:真っ赤な石鹸ですか?
ふふふふっ それは誰もが願う願望ですよね。
たぶん不可能ではないと思います。
石鹸素地は白に近い色ですから、
赤い色を入れるとどうしてもピンクになってしまいます。
だけど大量(尋常じゃないほど)の着色料を投入すれば
出来ると思います。でもメーカーさんでは作りません。
その石鹸を手に取れば、手に赤い色が着くし、 泡も真っ赤になることでしょう。
洗濯に使えば布は赤に染まってしまうし・・・・きっと人体にも有害です。
自分で作る石鹸ですと、業務用の赤○号等の着色料を大量に入手するのが難しいです。
食紅を大量に使う事も可能ですが、石鹸はアルカリ性ですのでその影響により、時間の経過で変色や色抜けしてきます。
まあ・・・ここまで真っ赤になった石鹸は石鹸としての役目は果たせないので、もはや石鹸ではありませんよね。
T: なるほど~~ そうなると、このレッドフルーツは石けんの機能性を維持しつつ、最大限の濃い赤にした、成功例といえるのですね。
ふむふむ。
さらに山羊さんはこうもおっしゃっています。
Y:石鹸として使えない石鹸にするくらいなら、別に石鹸にとらわれなくても良いのでは?
フルーツカービングがソープカービングに発展したように(日持ちするという理由で)石鹸にとらわれずに、キャンドルのようにナイフが入る物なんでもカービングして新しい分野で○○○カービングを作っても良いのではないでしょうか。
山羊さんはご自身で常温でも彫ることのできるキャンドルを開発されています。
きっと今後もカービング用○○を発表してくれることでしょう。…って人任せですみません
私が身の回りにあるもので、彫れそうだと思うのは、メラミンスポンジくらいです。
オアシスも彫れそうですね。オアシスならいろんな色があるし。
でも、オアシスやスポンジは彫りたくないかも。
Y:でもでも ソープカービングってさ、手の平に乗ってしまう小さな石鹸の限られた世界でどれだけの可能性を引き出せるかってところが魅力なんですよね。
全く同感です、山羊さん。
だからソープカービングって楽しいんですよね。
添付画像はレッドフルーツソープをハート型に切りだしてバラを彫りました。
私も頼んでみました。
まだ開けてないんですが…
情熱のハートですね。
もうレッドフルーツソープはお試しになったでしょうか?
ぜひ作品をmixiでお披露目ください