二軒のビデオ屋を使っているのですが,
探したらありました『ロンググットバイ』。
で、借りてきたのが『砂の器』何なんでしょう?この気変わり。(昔からです。ハイ)
中居正広のドラマ 砂の器 DVD-BOX が始まったので(いつのことやら)、
先に本を読んでしまおうと思いドラマは観ていません。
本もすぐ買ったのですが、お家の中で行方不明。
というか買ってきたままで会社にもっていくのを忘れていた。
先日、キングの数冊とスターウォーズ エピソード4,5,6と一緒に会社の本箱へ。
今回めでたく読ませていただきました。
松本清張先生ごめんなさい。
原作と映画はライ病(ハンセン病)がからんでいますが、
中居バージョンでは当然(今時)無理な設定なので変更されているみたいですね。
近いうちに観てみたいものです。
さて、映画ですがこちらもズ~ッっと見たいと思っていたのですが、なかなかタイミングが。
登場人物は、丹波哲郎、森田健作、加藤剛、島田洋子、緒方拳等など。
1974年の公開ですから皆さん若い。
ストーリーは、
音楽家 和賀英良役は加藤 剛(ドラマでは中居)
蒲田の国鉄(なつかしい)操車場で男性(緒方拳)の他殺死体が発見された。
この事件を二人の刑事(丹波哲郎、森田健作)が担当するが、
手がかりはトリスバーでの被害者の東北弁と
犯人の『“かめだ”は変わりありませんか?』の会話のみ。
“かめだ”を探して東北、秋田県の亀田へと飛ぶが・・・。
そういえば、『踊る大走査線2』で”カメダ”のパロディやってましたね。
『東北弁で”蒲田”と言ってください!』だったかな?
小説と違い映画は親子の『宿命』がテーマ。
交響曲も『宿命』。
小説ではあまり描写の無かった親子の放浪の旅に焦点を当てています。
発病した父が故郷を捨て、9歳(だったかな?)息子を連れてお遍路姿で全国各地をまわる流浪の旅。
(四季折々の二人の映像が美しい)
お互いに気遣いながらの旅も病の進行とともに無理やり引き裂かれることになります。
音楽家として名声を得て、大物政治家の一人娘と婚約し、
権力さえも手に入れようとしている和賀英良に突如、
二十年前に断ち切られたはずの親子の絆が突きつけられます。
映画、小説どちらも別物として楽しめます。
余談ですが、ラストのオーケストラシーンは浦和の埼玉会館です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます