合格しました!
おかげさまで無事 某工業高校 電子機械科へ合格することができました。
もうひとりの息子Big Sもお姉ちゃんと同じ高校へなんなく合格
とりあえず一安心です。
さて、これから 出ていくお金と電車通学の心配が始まります。
来週は卒業式、入学説明会もある。 高校は別々になるの夫婦で手分けして頑張るしかありません。
ちなみに卒業式は綺麗な奥様が登場! 父兄代表の謝辞 BGMは・・・? 凝ってます。
p.s.本日は有給をとり グデの合格発表につきあいました。・・・心配なもんで。
行きは 緊張した面持ちで言葉少なでしたが 時折『落ちていたらどうしよう?』弱気な発言もでました。
『それは落ちた時に考えればいいことで、今は受かったら学校で何をしようかとか、部活はどうしようとか考えた方がいいじゃね?』と、励ます。
学校が見えてくると堰を切ったように学校の事や友達のこと、これからの事を雄弁に語り始めました。・・・もう緊張の極み。
そんな私も緊張してバスに乗るとき、回数券を取り忘れたりしました。
そして、発表までの15分間 たくさんの受験生が集まっている中で 最後の秒読み。
2017年3月10日 朝の午前9時00分 受験番号が貼り出された瞬間からあちこちで歓声が湧き上がりました。
私も人混みをかいくぐって確認。グデの受験番号は一番最後。 一瞬で見分けられる位置。
あった! あったよ!!心の中で叫びながら 遅れてきた息子の不安げな顔が喜びに変わる瞬間を見逃しませんでした。
俺はこの瞬間を息子と共有するためにために生きてたんだと改めて実感しました。息子と抱き合いながら喜びを分かち合い表面上はなんとか冷静さを保ちました。
高校受験 息子にとって ここが最初の分岐点
義務教育が終了し 4月からいよいよ高校生となります。
いままでいろんな事がありましたが、彼の強運もあって絶体絶命の危機も乗り越えてきました。
今だから話せますが、去年の前半は本当の危機でした。 安心してもらうために先に言いますが結果は問題なし”これは腫瘍ではない”と診断されました。
3月の終わりに某大学病院でDrから聞かされたMRI検査の結果(頭痛を訴え、念のたに受けた検査)腫瘍があると判明し
私は頭の中が真っ白になりました。Drがなに話をしているのですが 何にも頭に入らずただただ惚けている自分がいました。
待合室で待っているようにとの指示にも反応できないくらいでした。言っている意味が全く理解できなかった。
1ヶ月後に造影剤を使用してMRI検査を行うことになりました。それから結果がわかる2ヶ月程の期間は夫婦ともに地獄でした。
その期間はばれないように泣きながら仕事をしていました。家でも子供達のいないところでは涙が止まらなかった。
当時は 自分が強い人間だとは思ってはいませんでしたが こんなにも俺は弱い人間なのか? 息子に何もしてあげることが出来ないのか?の堂々巡りでまともな状態ではいられませんでした。
検査結果は息子も同伴する予定だったので
前段階での告知は私がしました。
二人で飯を食いに行きそこでは切り出せず再度、喫茶店へ行き 話をしました。
脳に腫瘍が見つかったこと(この時点では腫瘍と断言されていた)幸い手術が可能な場所であること。決して命に別状はないこと(父として絶対大丈夫としか言えません)
そして自宅への帰り道 助手席でずっと黙っていた息子が『お父さん、僕 死なないよね?』
『死ぬわけないだろうが。お父さんが絶対大丈夫だって言ってるんだ。絶対だ!安心しろ!』
私の強い口調で息子は安心したようです。
こんなやりとりの翌日、妻と息子の三人で大学病院へ行きました。
腫瘍にもたくさんの種類があり(3桁くらいあるらしい)、どんなものか特定した上で手術の日程を決める予定でしたが結果は ”腫瘍ではなく水”
あっけに取られる私たちにDrは『よって、問題はありません。もちろん手術もなし。ただし経過をみるため 1年後再度検査を受けていただきます』と、淡々とした口調で説明してくれました。
医師の診断が覆るなんてことは滅多にありません。前回MRIの映像にあった白い物体がまるで手品のようになくなっていました。
私たち夫婦は手術は学校の成績に影響しない夏休みくらいにならないか等あれもこれも確認するつもりで挑んだ結果 またも私は頭が真っ白になり・・・今度は悪いことではなかったかもしれない。
2ヶ月程ですが体感ではもっと長く感じる地獄を抜け出しました。
息子の後ろで虎視眈々と狙っている死に神と向き合っていた2ヶ月間、もうボロボロでしたがそれを支えてくれたのは”綺麗な奥様”でした。
彼女がいなければとっくの昔に精神破綻していたかもしれません。本当に感謝しています。
そして鈍感力のグデ。結果フライングになってしまった告知 ショックも受けずシロの判定があったあとに言った言葉『だって、お父さんが絶対大丈夫って言ったじゃない』涙が出ました。
又、何かおかしいと感じながらも何も訴えず静観してくれた二人の子供 Big AとBig S にも感謝。
当時 勉強とか高校とかもう考えなくていいからとにかく生きていてほしいと願ったグデが志望高校に合格(Big Sは余裕で合格)
こんなに特別な日はありません。
本当におめでとう!!最高だ!!!
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