100円本の気持ち。

Parenting is over.
What should I do from now on?

『フォレスト・ガンプ』

2009年05月16日 | 100円本

 

今さらですが、『フォレスト・ガンプ』観ました

 

ここんとこ図書館の貸し出しビデオを活用しています

 

数は少ないですが、昔のなつかしい映画を借りてきて夜中にみています

 

上尾に住んでいた時は、マニアックというレンタル屋があって毎週活用していたんですが

 

こちらに越してきてからは田舎なもんで、TUTAYA一軒しか選択肢がありません

 

本屋と併用なんですが本も品ぞろえが中途半端(私的には失格)

 

レンタルベースもえらい狭くて一人立ち止まったら通行止め状態

 

ゆっくり選べないお店って借りる気にならん

 

地元で聞いたら新作がよそで見つからない時はここへ来るそうです

 

理由を聞くと、レンタル料が高いので残っている可能性が高いんだと

 

んなわけでこちらへ越してきて一年以上経ちますが、全然観てません

 

で、懐かしい映画『フォレスト・ガンプ』観ました

原作は昔読みましたが、感動作品ではありません

 

どちらかというとほら吹きっぽい感じで語っていきます(2もあったけど読んでない)

 

このまんまじゃ映像にできんなと思っていましたがうまく感動作品へと作られていました

 

少し変わっている人系の映画の作り方でしょうね

 

原作が本音で映画が建前と思ってください

 

ただこの手の人たちが純粋かどうかは別として

 

ストレートな表現、行動に嘘はないんだろうなとは思います

 

内容全然話してませんが、薄いので書きません

 

でも、おもしろかったですよ(説得力ありませんが)

 

トム・ハンクスは好きな俳優ですが今日テレビでやる

 

『ダビンチ・コード』は?でした

以前書いたブログはこちらに

 

『プライベート・ライアン』はマルです

 

しょっぱなの上陸シーンは圧倒的なものがありました

 

戦闘シーンをリアルに再現することで

 

戦争はカッコいいものではないんだよ

 

こんなにグロテスクなものなんだというメッセージがうけとれました

 

スピルバーグ監督でしたっけ

 

ユダヤ系でまだ自国ではリアルな戦闘をやっているのは皮肉ですが

 

話戻って、『レインマン』

こちらも感動作品です 

 

トム・ハンクスが自閉症を演じる兄ダスティ・ホフマンを

 

金づるから本当の兄弟愛に目覚めていくという内容です

 

トム・クルーズが兄を利用する部分をリアルに演じていました

 

二作品にて思い出したのが

 

『アルジャーノンに花束を』

以前ドラマでゆーすけサンタマリアが演じていましたが前出のダスティ・ホフマンと

比べるのは酷としても観ていられず一話目で脱落しました

 

ジャンルはSFになるんですが、かなり読み応えがありました

 

いったいどっちが幸せなんだろう・・・・と考えさせられます

 

自己表現できる人間とできない人間、ものを考える事をできる人間とできない人間(フィクションですからね!)

突然変異または突出した異才に対しても人はどういう対応をしてしまうのか?

 

紙一重の部分がリアルです 

 

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4 コメント

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いらっしゃい (100円本)
2009-06-12 09:20:43
刺激ありますか?

身近にあるっていわれると、日常なのか職業なのか気になってしまいます。

脳みそに関しては結構文献読んだりしましたよ。

妻がうつにかかてしまったのでそれこそむさぼるように

おもしろいもんで、医学書や文献より小説なんかの方がスーっと理解できちゃったりするんですよね。

いったい誰のために書いてんだか?

ただ、突き詰めていくとそこから哲学やら宗教観というものにいきついてしまいますね。

脳のその先・・・私が達したのはそんなところですかね

あ、私は無宗教です

お墓に入って戒名を勝手につけられるまではどこの宗門にも属していませんが、神様の存在は信じていますよ

旧約聖書に出てくるような、何もしない割には、ノアの箱舟の時みたいに”うまく作れなかったから全部壊しちゃえ”みたいな(笑)

で、

”でも、私の言うことを聞いた人だけ救ってあげるよ”

これがオチかな

人間のエゴそのものですね(人が書いた本だからあたりまえか)


みているだけ ダメ出しはします  だったら会社に限らずそこらへんにいくらでもころがってていますからね

いかに導くという行為がむずかしいか


でも”導く”という行為自体が高みからものをいってるんですがね(やっぱり神様か)



P.S.

宗教観でいえば日本は多神教

八百万の神さまがたがいますから

一神教と違い

他の考えも認め合う又は

ゆるくいえば『それもあるよね』みたいな

寛容さがあると思います

自己の確立、成熟度などアイデンティティーでは劣るかもしれませんが、

他の考え方は一切認めないというような国で日々戦闘が繰り返されているのを見ると

やっぱり神様はたくさんいた方がいいなと思います。

今度は脳みそから宗教観へ行ってしまいました
返信する
確かに (100円本さん)
2009-06-09 11:20:29
確かにそうなんですよね~。
まだまだ脳には解明されていないことが多いですが、
感情も確かに脳の働きの一つで、
だから、脳の疾患にかかってしまった人は
感情コントロールがつかなくなったり…。

想像すると恐ろしくなってしまうことって
たくさんありますよね~。

私も身近にある事柄なのに
100円本さんのコメント読むまで
思い出しもしなかったりして…。
それまたある意味恐ろしい。

100円本さんのコメントは刺激的で面白いです。
また、コメントしてみたくなっちゃいました(笑)
返信する
いらっしゃいませ (100円本)
2009-05-17 00:47:38
『私の言う『驚くべき仮説』とは、あなた---つまりあなたの喜怒哀楽や記憶や希望、自己意識など---が無数の神経細胞の集まりと、それに関する分子のはたらき以上の何ものでもないという仮説である』

フランシス・クリック

これ『パラサイト・イブ』の瀬名秀明が書いた

『ブレイン・バレー』の冒頭の一節なんですが、

人間の感情がたんなるシナプス間の電気信号にすぎないとしても、複雑怪奇きわまりなことは間違いなく

機械的というより神秘的なものであると思います。

PCのメモリーであればスイッチが入らない限り

作動はしませんが、人間の場合は・・・?

一度芽生えてしまった自我が、脳の機能が低下したからといって消去されてしまうのだろうか・・・?

真っ暗やみの中で、何の表現もできずに自我を保っているとしたら無間地獄ですね。

ぞっとします



昔、生体移植でヤコブ病に感染した女性(すでに人形のようになっていた)のニュースを見た時、看病しているご主人がインタビューで日々急激に記憶をなくしていく妻の最後の言葉が『あなた、たすけて』という悲痛な叫びだったのですが、

この女性の意識はきっと今もはっきりしていてそれを外の世界へ伝える手段が断たれたんじゃないかという

確信めいた考えが浮かびぞっとしたことがあります。

脳みその話になっちゃいました
返信する
大泣きしました (marin_hime)
2009-05-16 13:07:15
私も『アルジャーノンに花束を』を高校生の時に読みました。
多感な時期だったのでものすごく考えさせられたことを思い出します。
知能が上がれば上がっただけ「悩み」が生まれてきて、
本当にどっちが幸せなのか…と思いますよね。

読み終えた時はこの実験の残酷さと
でも自分の身に起きたことなどもう一切を忘れてしまった本人と…、
そんなことにひどく傷つきましたね、読み終わった時は。
そしてその実験の失敗を本人が…気づいてしまい、
自分でその残酷な結果を予想するところが読んでいて辛かった。

人間を考える上でこの作品は名作だと思います。
返信する

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