100円本の気持ち。

Parenting is over.
What should I do from now on?

『超・誘拐入門』清水義範

2005年10月07日 | 100円本

超・誘拐入門

今回も清水義範の本。 

飲み屋で酔った若者(鍋島鉄平)と意気投合した定年間近の雨宮吾郎

そのまま自宅に連れて行き飲み明かす。

その時、鉄平の『おっさんもドカーンと大きいことやらないとダメだよ・・・』

という言葉に触発されある事する決意をする。

(鉄平はよっぱらって言ったことも雨宮も覚えていないのだが)

それは誘拐だった。鉄平と親友の網代潤一も片棒を担ぐことに。

誘拐するのはなんと雨宮の勤める会社の社長の息子!? 

この作者ですから、当然シリアスな犯罪小説ではありません。

誰も死なないしユーモアのある物語です。

後味もなんか気分ほのぼのした気分にさせられます。

さて、誘拐犯罪(子供をさらって)なのにどうハッピーエンドにもっていくのでしょう?

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