100円本の気持ち。

Parenting is over.
What should I do from now on?

『チャンス』ピ-ターセラーズ

2005年11月06日 | 100円本

 チャンス これも懐かしい映画です。

名画に入ってしまうのかな?

庭師として屋敷の中だけで生活してきたチャンスが、

主人が亡くなった為に屋敷を追われてしまう。

初めて見る外界で素朴で何も知らないチャンス

途方にくれるて町をさまよっていると、

偶然大富豪の夫人と出会う。

病床の夫は、大統領の有力な後援者で財界、政界の大立者だった。

 

チャンスピーター・セラーズ(ピンクパンサー等)、

大富豪にメルヴィン・ダグラス

妻役シャーリー・マクレーン(宇宙人と友達になってしまいましたね)

役者は揃っています。

 

コメディなんですが純粋な主人公チャンスに魅せられてしまう。

とにかく”ああ勘違い”(欽ドンではありません。古い!)

チャンスが普通の人々の中に入っていけばこんなことは起こらなかったのでしょうが、

やはりハイソサエティというのは全く違う人種なのでしょうね。

実際屋敷を差し押さえきたパンピーの弁護士にはバレバレでした。

”この人ちょっとおかしい・・・のでは?”と。

 

チャンスは庭のことしかわからない。ずっとお屋敷の中で暮らしてきたから。

だから聞かれたことは(たとえ話でなく)庭の話で受け答えします。

これがどうしたもんか、上流階級には

抽象的な深い意味のあるお話に聞こえてしまうみたい。

大統領に、

『厳しい冬がじっと我慢してしっかり根をはり、

やがて春には芽を出し、夏には花を咲かすでしょう』

と庭の話をすると・・・。、

”アメリカ(の経済)は、今は冬の時期であり、我慢のとき。

ここで安易な景気対策で一瞬の景気回復を計るより

中、長期的な視野で政策を推し進めないといけない。

現状は厳しいがこれは自然の流れである。

『冬』の次は必ず『春』がきて『夏』がくる。”

的なニュアンスで受け取ってしまう。皆さん深読みし過ぎだって。

富豪の奥さんが最初に勘違いした時からどんどん深みにはまっていくのですが。

富豪妻『お名前は?』

チャンス『チャンス。』『ガーディナー(庭師)です。』

富豪妻『チャンス・ガードナーさん。』違うって!

ただ、その勘違いのおかげで、

死期の近い富豪も(死ぬことの恐怖から)救われることになる。

後に残される妻の行く末も心配することなく・・・。そして安らかな死を迎える。

親友でもある主治医は独自に調べてチャンスの正体をつかむが、

結局富豪には言い出せなかった。

それほど彼の心は満たされていたようだ。

彼のまわりの人がみんな幸せな気分で満たされる

映画を観た人も。

チャンスはいったい誰なんでしょう?

ただの素朴で純粋な庭師なのか?

エンディングでは抽象的な場面があります。

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2 コメント

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最近 (cocteau-s)
2005-11-07 09:27:01
私がDVDを見るのは、コクトが寝た後、

家事をしながら(洗濯物たたんだり)見るので、集中してみるのが難しいのですが、最近、チョコチョコとDVDを見始めてます。

見るチャンスに恵まれずに返却してしまうことが多いので、もっぱら、1週間レンタルです。

参考にさせてもらいますね。
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深夜です。 (100円本)
2005-11-07 21:11:05
深夜ですかね、やっぱり。

翌日つらいのでなるべく休日前の深夜に見ています。

外が明るくなってきてから寝てもしっかりに起こされます。つらい・・・。

レンタル屋は2軒。火水の半額day一週間レンタルのみ。新作は借りません。



が新作借りるんだ

返しに行くの俺だって。
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