2015年末 家族で恒例のラウンドワンへ行き子どもたちが悲鳴をあげる朝方までたっぷりと遊んだ。
行くたびに”うちのぐでたま”のソフトテニスの上達ぶりをみていたのだが、さすがに本気を出されると打ち返すこともできない。
”本気で打て!!”と言い続けてきたがここにきて”本気で打つな!ラリーにならない”と弱気な声をあげるにいたり
悔しいのだがすごくうれしかったりして複雑な感情ではあった。
いつも”ぐで”と真剣に向き合ってきた結果ではあるが太刀打ちできない自分にがっかりしたりする。
3、4年前に当時中一の娘と小学校の鉄棒で競い合っていたときに大けがをしてから急激に体力が落ちたようだ。
一か月の松葉づえを余儀なくされ、その後も体力を回復しようと焦り”ぐで”を連れてジョギングに行くがたったの800mほどで肉離れをおこし
綺麗な奥様に車で迎えにきてもらった。
自分の体力が衰えるのに反比例して子どもたちはどんどん成長していく。
話をもどすが、”ぐで”は去年、3年生引退後の秋の大会で初めて公式戦に出場した。
2セット先取した後に3セットとられて逆転負け。よほど悔しかったとみえグダグダと愚痴をいっていた。
中学生はダブルスしかないので個人の力だけではなく二人の気持ちが合わないとうまくいかない。
話を聞いていると確かにパートナーの怠慢らしい。
しかしそこは『二人で試合をするのだから相手のせいにしないでうまく気持ちを合わせていくしかないだ。それも勉強だ』と諭す。
不満はたらたらだったようだが、ソフトテニス、部活も含めて大好きなようでくさらず頑張っていたようだ。
高校へ行ったOBが練習に参加した時も 一番上達したのはお前だとほめられたらしい。
入部した時はまともにラケット振れなかったもんな。
部員の中でも実力が認められてきたらしく同級生から『お前さぁ、○○よりうまいんだからさ もうちっと学校生活頑張れよ』といわれたらしい。
これは暗に”学校生活でポカやるから一番下で組まされてるんだよ。なんとかしろよ”との事らしい。
想像するに 何でうまいのに下で組まされているのか?と先生に尋ねた子がいるのではないかと思われる。
その回答が前述の話ではないかと。
2年に進級したころからいろいろなことがあったが、なんとかサポートして今年の進級でスタートダッシュでがんばっている。
今のところ減速はしていないと思う。本人も”今年の僕は違うんだ”という気持ちで頑張っているようだ。
足りないところは援護する。
ただお父さんに出来るのは後方支援であって最前線で戦うのはお前なんだと言い聞かせている。
自分の人生なんだから自分しか戦えないんだ。
お前がくじけたり、落ち込んだり、くよくよしたり、がっかりしたり・・・とにかくそういうことがあっても
いつもお父さんは後ろで応援の旗を振っているんだ。
君が生まれてからず~っとお父さんは応援団長なんだ。
これからもいろんなことがあると思うがきっと乗り越えられる!
お父さんはブルンブルンと旗を振り続けているよ。
P.S.
先日、懇談会があり終了後、顧問の先生に『パートナーどうにかならない?』とよっぽど言おうかと思ったが我慢した。
そして昨日、最後の大会で別の子と組むように指示されたとの事。
本人は『やった~!!!』と大喜びで帰ってきた。
私は言わなくて良かったと内心 冷や汗。
自分で勝ち取ってきたよ。
3年生最後の総体ガンバレ~。
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