先日、担任の先生から電話がかかってきました。
息子が、友達と二人で同級生の男の子の消しゴムを失くしたとの事。
で、消しゴムを失くしたこの母親から連絡が入り、二人を叱ったと。
教室で悪ふざけをしてその子の筆箱でキャッチボールをしたらしい
当然、筆箱の中身はぶちまけられて消しゴムがなくなったらしい
たわいもない悪ふざけだが、もちろんその子の身になってみればとんでもないこと
かなりきつく叱り、相手の家へ電話して母親に謝り、子供同士でも話をさせました
学校でも、直接謝ったとのことで、一件落着
と、ここまでは子供を持つ親ならよくあること
ただ引っ掛かることが一つ
無性にはらがたったんですが、
先生と話しているときに出てきた言葉
『いやがらせ』 『悪質』
はぁ?
小学校二年生のガキが悪質な嫌がらせをしただ?
ようわからん
何度も繰り返すんでムカムカきましたが、とりあえずそれなりの応対はしました
息子が悪いことをしたのは素直に認めます
人の持ち物を粗末に扱い、結果相手にいやな気持ちにさせ実害として
その子の所有物を紛失させたわけですから
これ、大人から見た事実
で、解釈は?
小学校入って、まだ一年とちょっと義務教育もはじまったばかり
まだ良いことも悪いことの区別もわからない
だからこそ大人が分別を教え、諭していくのではないでしょうか
それがしつけ
家庭では親が
親の目の届かない学校では先生が
わざわざ電話をしてくれたことはありがたいことです
面倒を父兄に連絡するのは勇気もいるでしょう
でも、気力を絞って連絡をしてきたわりには
言葉を選んで話したわりには???
『悪質な嫌がらせ』の定義は?
分別付かないガキが他の子の筆箱でキャッチボールをした
その行為が楽しかったわけでその子が嫌な気持ちになるのを楽しんでいたわけではない
そういうことをされたらどんな気持ちになる?
嫌でしょう?
これはいいことだと思う?悪いことだと思う?
強い口調でかまわないけどこれが教える(しつけでも諭すでもいいけどさ)
ってことじゃないのかね?
先生曰く、
『筆箱でキャッチボールをしたと聞いて悪質な嫌がらせと判断しました』
だと。
はぁ
私の場合、『悪ふざけ』というのですが、主観の違いでしょうか
相手が嫌だということを認識して行う行為が『いやがらせ』
目的が『いやがらせ』であったなら『悪質』と判断しますが
もちろん大人には当てはまりません
この人は、相手が嫌な気持ちになる行為は、『いやがらせ』
相手の所有物を粗末に扱った時点で『悪質』と認識してしまうようです
これ、上げ足とっているのではなくて何度か話をして人となりを把握した上で
の判断
虐待保育園でえらい目にあって学習しましたんで、
次の保育園も含めて必ず息子と接する先生方とは会話を通して
人柄は把握するようにしてきました
結論
だめじゃん
なんとか一年乗り切ろう
やっぱあてにできん
去年の担任の先生はよかったんだけどなぁ
スライドしなかったんで嫌な予感はしてたんですが
子供は先生選べないからね
学童だけでいいかも(笑)
学校はおまけだな
学童で、一度叱られているのを見たんですが
喧嘩した二人が叱られている
両成敗じゃあないんですね
そう、平等じゃないんです
喧嘩は自然発生しないんで、必ず仕掛けた方と仕掛けられた方がいる
当然、仕掛けた方がたくさん怒られる
それを見て心の中で『やるじゃん』って思いました
人間優劣がある
かけっこの速い子、遅い子、縄跳びが出来るできない、勉強、身長、性別たくさんの違い
それをひっくるめて個性っていうんじゃないんでしょうかね?
なんでも平等、みんな一緒、でも個性を伸ばそう?矛盾してませんか
そりゃーニートやフリーター、ネットカフェ族もでてくるわな
学校出たらどこにも平等なんてないんだから
テレビで見たけどどっかの小学校で運動会で足の速い子もゴール前でまってて
みんなで一緒にゴールするみたいな
実社会は遅れたらおいてかれる 誰も待ってくれやしないって
そういえば、クラス対抗リレーとかも今はどこでも選抜じゃなくて
全員で走るらしい
平等なんてどこにもないよ
人それぞれどこかが優れていてどこかが劣っているんだって
きれい事じゃないんだって
ある子の24色のクレヨン
全部同じ長さに減っていたら・・・・どんな絵になるんだろう?
想像したくない
学童の先生の爪の垢でも飲んだら?
腹立ったんでだらだら書きなぐりでした
P.S.
虐待保育園で思い出した
ここには目の見えない女の子も来ていたんですが、
数人の男の子がお昼ごはんの時に
その子のおかずを食べたりしていたずらしたらしい
息子をお迎えに行った時に聞いたんですが
この先生の言葉
『あんな子だったなんで、もうショックで。信じられませんでした』
と、泣きながら私に訴えました。
あんな子たちは、当時みんな3~4歳でした
同じレベルだな(笑)
私も超悪質学童だったことになってしまうな~。
だって、けっこう女子だけど男子相手にやんちゃしてたから。
そんなことでいちいち親に連絡を入れるってことにも「え?」って思いました。
だって、私が小さい時なら先生が
「自分がそんなことされてどう思うんだ??」って叱ってましたもん。
両方の親が出てくるような問題になんかならなかった。
今はいじめだ、自殺だと面倒な世の中ですよね。
先生のこうした対応やすぐに学校に訴える親が
本当の悪質な事柄に眼を伏せたり、
気付かなかったりしているんじゃないでしょうか??
教育って…悪いことをしちゃっても「許し」を与えられるべきだと思うんですけど、
そういう余裕というか、隙間がないですよね、今。
たとえば何度も学校で先生から叱られ、
それでも改善しなくて「ご家庭でもご注意してください」って話になって
それをしてもまだ改善しなかったら
「ちょっと悪質と判断せざるを得ません」的な話になっても仕方ないけど、
そういう様子見たりする期間もないまま…。
最近、私、思うことがあるんです。
これは学校とかだけでなく、世の中そうなのかなって思うのが、
言える人には強気に出て言いたいことを多少オーバーであろうが言っておいて、
本当に言わなきゃならない困った強気ちゃんには誰も言えないで見て見ぬふり。
こんなことが増えている気がします。
自分の職場も…冷静に考えたらこういう感じなのかなって最近感じてます。
それが子供の世界にも波及しているのかな?と。
この世界では些細なことが大問題になっちゃうみたいですよ。
最初から入学式でカルチャーショック受けまして、
全ての生徒がさんづけ、名簿も混成
どの子が男でどの子が女かわかりゃ~しない。
だって、呼びかけ合うのは名字で●●さんですから
名簿をみたって、特にいまどきの子の名前は読めない字が多いので(笑)
肉体的な・・・もっと根本的に言えば生物学上も明らかな違いがあるんですけどそれでさえも
こんなちっちゃい頃から変なわけわからん平等感を植え付けるのかな?と。
ゾ~っとしましたョ
学童では、名前で呼びつけですから。
こちらの方が自然だとおもいます。
昔は、当たり前だったんですがね。
先生が、子供達同士が、さんづけで呼び合うのをみていると
反吐がでそうです。
男女だけでなく大人と子供も平等らしい
そんなことがいっぱいあります。
私の年代からしたら、あり得ないことばかり
いつから、こんなになったのか知りませんが
世間を見ているとこんな義務教育を受けたらこうなるなと納得できるようなニュースが多いです
30代くらいまで?もっと上?
もう、親になってますもんね
些細なことに過剰に反応する、親、先生が多すぎます
学校はで怪我してきたり、喧嘩して帰ってきたりするもの
それを全部ひっくるめて教育かと思っているんですが
国語、算数だけが学校で教える事なんですかね?
実社会でこの程度のことで報告してたら処理能力なしのレッテルはられますよ
もしもの時に、
こういうことがありましたという保険をかけるために
連絡してきたとしか思えないですもん。
対応しましたという事実完成!
会話から、『息子のために』『自分のために』かけてきたか位はわかりますからね。
あっ、もう一つあった
『消しゴムを失くした子のために』もありますね
これだったら単なるチクリでまったく問題解決の能力ないことになるけど・・・ありえる
日常生活で肉体的、精神的に無傷で過ごすなんてあり得ない話です。
いろんな事がある
楽しいこと、うれしいこと、悲しいこと、嫌なこと
今回は学校で対処できるレベルじゃなかったんでしょうかね~?
いまどきの先生が『いやがらせ』という言葉を子供の前でも使っているのかな?と思うと・・・
『言霊』って怖いです
言葉に対する強烈な印象って絶対残りますから、
『嫌がらせ』という言葉が持つ強烈なイメージが
子供達にどんな作用を起こすか
教訓にはならないでしょうね
一般論として・・・
インプットされたのはダークサイドの方かな
罪悪感、虚脱感みたいなもので、
本人はこれからやらないかもしれない
でも周りでその行為を見た時に、嫌な気持ちになる
関わらない、見て見ぬふり(ないものとして普段通り)という行動を取る可能性が高いのではと思います
相手の気持ちを考え思いやる教えと罪悪感を植え付ける教え(教えといえるのかな)、
前者なら前向きな行動がとれるような気がしますが、
後者は、罪悪感がフラッシュバックして関わらないという行動をとってしまうかも
そして、関わらなかったことへの罪悪感
負のスパイラルかも
一人の親、大人として自戒しつつ行動したいと思います
最後の子供の世界に波及という部分ですが
現社会で作り出された子供が大人になっただけで
さらに社会に送り出されているのかなと思っています
まさにこの人種が増え続けているではないでしょうか
個とか父性とかの話になっちゃうんですが、
もっと長くなっちゃうんでブログで書く機会があったら・・・。