100円本の気持ち。

Parenting is over.
What should I do from now on?

『主な登場人物』清水 義範

2005年09月23日 | 100円本

久々に清水 義範さんの本を読みました。

『パスティーシュ作家』といわれ、「文体模倣」「模写」「パロディ」

的なものを書いています。『バラバラの名前』→ショーンコネリー主演の『バラの名前』、『蕎麦ときしめん』→関東から見た名古屋人論等など。

※最近の著書は読んでいないのでわかりません。ごめんなさい。

最初の出会いは職場の女の子に『この本すごくおもしろいよ!』と

口コミ永遠のジャック&ベティを教えてもらい、

ついでにハードカバーを借りて読みました。

結構流行にうといので、情報はメディア(テレビ、ラジオ、雑誌等)よりも口コミが多かったですね。

『リング』もやっぱり職場で女の子が『すごく怖い本があるの』

『何々?なんて本?』ってところから買って読んだし。

(丁度『らせん』がハードカバーで出た頃で、『リング』は文庫本になっていたので買いました。

基本的にビジネス本以外はハードカバーは買わないのだけど我慢しきれずに『らせん』買ってよんでしまった。)

横道にそれましたが、本当におもしろかったです。笑った、笑った。(そういうおもしろさです)

題名の『永遠のジャック&ベティ』日本の英語教育のパロディで、

もちろん私の時は『ジャック&ベティ』が出てくる英語の教科書はではありません。

そんなに古くない。

でも、やっぱり、”This is a pen”みたいな、誰が見たってわかるだろーが。

というようなツッコミはありましたよね。

それに訳しの文体も非日常的でしたね。

A:こんにちは。元気ですか?

B:はい。私は元気です。あなたは元気ですか?

A:はい、私も元気です。あなたは花が好きですか?(とうとつすぎない?)

B:はい。好きです。(ありえネー)

こんな乾いた会話が授業中延々と続いていませんでしたか?

(今の中学、高校の英語教育どうなのでしょうか?)

まずは読んでみてください。

あと、『インパクトの瞬間ヘッドが曲がる』もおもしろいです。

私は一回読むとゴミ箱へ捨ててしまうのですがこの本は、

都合4冊買いました。ハイ。

で、その後 国語入試問題必勝法 蕎麦ときしめん バラバラの名前 ターゲット と読んできて

今回は主な登場人物

海外作家の作品によくついている”主な登場人物”の一覧。

この一覧表から作者がストーリーを推理してしまおうという、大胆な作品。

読み終えると原作が読みたくなってしまう。でも絶対違うストーリーだと思う。(あたりまえか)

『実用文書承ります』もおもしろいです。結構いるんです。報告書とかかけない人。

形式覚えてしまえばかんたんなんだけどね。

有給届に『○月○日は家族でディズニーランドに行くのでお休みします』

とか書いている人いましたもんね。マジで。

『問題は何ですか』もおすすめ。

雑誌とかの”身の上相談”がテーマです。

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2 コメント

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読んでみたい! (cocteau-s)
2005-09-24 22:26:48
「今週は連休が多いので、久々本読みマス宣言」をしておいて、コクトの調子がわるくなり、バタバタと過ぎてしまいました。

しかし、この本、面白そう。

英語の教科書の部分、共感と笑いです。

早速、捜します。
返信する
やっぱりね。 (100円本)
2005-09-24 22:43:19
今回は『主な登場人物』の紹介を書こうかと思ったのですが、『ジャック&ベティ』になってしまいました。やっぱりこれが一番おもしろいかも。さらっと軽く読めるので忙しくても大丈夫です。『国語入試問題必勝法』も一緒におすすめです。文教堂クラスの本屋ならだいたいあると思いますよ。
返信する

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